今日、幡ヶ谷まで行って来ました。
アントロポゾフィー医学の医師会が主催する癌に対する
ヤドリギ療法のアプローチの講座で、本を販売するために。
冷たい診療、個別の配慮のない医師の多い中で、こんな風に
治療に向かい合う先生達が一堂に会して熱心に講義を聞く
様子を見るのはなんだか嬉しいものです。
途中まで講座も聞いて、気分良く帰ってきた駅から
自転車に乗ってこぎ出した時の事です。
ひとりの小さなおばあさんが私の前に立って両手を大きく広げ
「ちょっと止まって頂戴!!」
と、捨て身のお願いです。
ちょっと、ちょっとお。本当に轢かれちゃったらどうするのよ。
慌てて自転車を降りようとすると、おばあさんはもうどんどん
話しかけています。
私はもしかして痴呆?と心配になって、中腰で話しかけました。
(だって、小さすぎて話が聞こえないんです。)
「どうされましたか?道に迷いました?」
「新小岩に行きたいんだよ。」
「新小岩ですか?随分遠いですよ?バス停をお探しですか?」
「途中の船堀でいいんだよぉ。」
「ああ、それならこことまっすぐ行って・・・」
と道を教えたらそのおばあさん、急にニコニコし始めました。
「友達とそこでカラオケしてきたんだよ。今日は空いてたよぉ。」
というんです。
「そうですか。連休だからでしょうか。よかったですねぇ。」
私はなんだかホッとした。そんな楽しい事があったんですね。
「気をつけてお帰りくださいね。それから自転車を手で止めたら
危ないですから、これからは止めてくださいよ。事故にでもあったら
大変ですから。」
そういうとおばあさんは
「ありがとね、ありがとね。なんて優しいんだろう。」
といって、両手で私の手をぎゅっと握って上下に振りました。
その手はふんわり柔らかくて、そしてとってもホカホカしいました。
きっとカラオケで歌いまくって体温が上っていたのでしょう。
おばあさんは手を振ると元気に道を進んでいきました。
私はそのまま自転車に乗って家路に着きましたが、なんだか
おばあさんの優しい手のぬくもりが心の中まで入ってきて
そっと温めてくれたような感じがしてきて、表現できないような
暖かい思いに満たされてきました。
「おばあさん、私を選んでくれてありがとう。」
笑顔のおばあさんがあまりにも楽しそうで幸せそうで、
私までが元気になっていくようです。勝手に涙が浮かびました。
そうしたら、次の信号で向こう側からニコニコした娘が
友達を歩いてくるのが見えました。
娘は今大の親友と話しているので、ほころんだ顔がかわいいピンク色
になっていました。
一緒にいた友達にこんにちはをいうと、その子は私を正面からジッと
見つめているので私も一瞬見つめあう格好になりました。
その時なんだかその子が、あまりにもかわいく思えて、
中学生なのに頭をなでなでしていました。その子もなぜかそれを当然
のように素直に受けて笑っています。
「じゃあね!!」
と言ってまた別れたのですが、駅から家までの間、私は幸せそうな
笑顔にばかり会いました。
そして、もらったり、あげたり、目に見えない幸せなやり取りが
あったような気がします。
妹のことを、昨日全部書ききって、自分の中の何かが変わったからで
しょうか?それとも今の自分をもう一度幸せだと確かめたからなので
しょうか?
私はこれからもずっと、こんな風な自分で行きたいな。
そんな風に思えた日でした。
※お隣さんからケーキもいただいちゃいました
幸せはみんなに分けられたらいいなぁと思えて仕方がありません。
ケーキなら簡単に分けられるけど・・・ほらっ^^
アントロポゾフィー医学の医師会が主催する癌に対する
ヤドリギ療法のアプローチの講座で、本を販売するために。
冷たい診療、個別の配慮のない医師の多い中で、こんな風に
治療に向かい合う先生達が一堂に会して熱心に講義を聞く
様子を見るのはなんだか嬉しいものです。
途中まで講座も聞いて、気分良く帰ってきた駅から
自転車に乗ってこぎ出した時の事です。
ひとりの小さなおばあさんが私の前に立って両手を大きく広げ
「ちょっと止まって頂戴!!」
と、捨て身のお願いです。
ちょっと、ちょっとお。本当に轢かれちゃったらどうするのよ。
慌てて自転車を降りようとすると、おばあさんはもうどんどん
話しかけています。
私はもしかして痴呆?と心配になって、中腰で話しかけました。
(だって、小さすぎて話が聞こえないんです。)
「どうされましたか?道に迷いました?」
「新小岩に行きたいんだよ。」
「新小岩ですか?随分遠いですよ?バス停をお探しですか?」
「途中の船堀でいいんだよぉ。」
「ああ、それならこことまっすぐ行って・・・」
と道を教えたらそのおばあさん、急にニコニコし始めました。
「友達とそこでカラオケしてきたんだよ。今日は空いてたよぉ。」
というんです。
「そうですか。連休だからでしょうか。よかったですねぇ。」
私はなんだかホッとした。そんな楽しい事があったんですね。
「気をつけてお帰りくださいね。それから自転車を手で止めたら
危ないですから、これからは止めてくださいよ。事故にでもあったら
大変ですから。」
そういうとおばあさんは
「ありがとね、ありがとね。なんて優しいんだろう。」
といって、両手で私の手をぎゅっと握って上下に振りました。
その手はふんわり柔らかくて、そしてとってもホカホカしいました。
きっとカラオケで歌いまくって体温が上っていたのでしょう。
おばあさんは手を振ると元気に道を進んでいきました。
私はそのまま自転車に乗って家路に着きましたが、なんだか
おばあさんの優しい手のぬくもりが心の中まで入ってきて
そっと温めてくれたような感じがしてきて、表現できないような
暖かい思いに満たされてきました。
「おばあさん、私を選んでくれてありがとう。」
笑顔のおばあさんがあまりにも楽しそうで幸せそうで、
私までが元気になっていくようです。勝手に涙が浮かびました。
そうしたら、次の信号で向こう側からニコニコした娘が
友達を歩いてくるのが見えました。
娘は今大の親友と話しているので、ほころんだ顔がかわいいピンク色
になっていました。
一緒にいた友達にこんにちはをいうと、その子は私を正面からジッと
見つめているので私も一瞬見つめあう格好になりました。
その時なんだかその子が、あまりにもかわいく思えて、
中学生なのに頭をなでなでしていました。その子もなぜかそれを当然
のように素直に受けて笑っています。
「じゃあね!!」
と言ってまた別れたのですが、駅から家までの間、私は幸せそうな
笑顔にばかり会いました。
そして、もらったり、あげたり、目に見えない幸せなやり取りが
あったような気がします。
妹のことを、昨日全部書ききって、自分の中の何かが変わったからで
しょうか?それとも今の自分をもう一度幸せだと確かめたからなので
しょうか?
私はこれからもずっと、こんな風な自分で行きたいな。
そんな風に思えた日でした。
※お隣さんからケーキもいただいちゃいました
幸せはみんなに分けられたらいいなぁと思えて仕方がありません。
ケーキなら簡単に分けられるけど・・・ほらっ^^
オレもmiyoさんから幸せを分けてもらってますよ
いつもありがとう・・・
だったらよかった~。
私も便利屋さんにいつも行動する事の
大切さを教えてもらってます。
こちらこそ、ありがとうございます。
おばあさんとmiyoさんが出会ったのは必然かもしれません。あったかい人はお互いに引き寄せ合って、ますますあったかくなれる。
私もそんなふうになりたいな。
どこからか来てくれるんです。
そしてここでも同じようなものをいただいてます。
それは必然なんですね・・・ありがたいです。