話して~♪

私の話も、あなたの話も

小鳥

2009-09-24 00:28:39 | ことのは
シルバーウィークなんていう名前、誰がつけたんでしょうか。
ETCのおかげで高速道路はどこも大渋滞ですね。
皆さんはどこかへお出かけでしたか?

うちの地域は新型インフルの学校閉鎖や集団感染の情報が出ました
ので、1日は事務所で封入作業をする以外はどこへも行かずにすごし
ました。

お出かけするなら平日に気まりです!^^



今月オープンデーで小鳥を作って遊びました。

小鳥は、天のお使いだというそうです。空は飛べない人間にとって、
空と地を行き来することができる鳥には憧れの気持ちもありますよね。
伝書鳩だったり、思いを伝えてくれる存在だったり、亡くなった人の
身変わりだと感じる体験をする人もいる・・・・
神聖ながら、親しみのある生き物なのですねぇ。




ある所に、
ご主人が忽然と旅行先から消えてしまったという事件に見舞われた奥さんが
いました。誠実で優しい御主人が黙って失踪するはずがありません。
きっと事件に巻き込まれたのだろうか・・・
心配で毎日眠れぬ夜を過ごす奥さんですが、仕事にはいかなければなりません。
元々朝が苦手で、でもいつも起こしてくれたご主人は今はいません。

ところが、居なくなってしまった翌朝から寝室の窓辺に毎日毎日一羽の鳥が
置きる時間にやってきて、大きな声でさえずるようになりました。
そのおかげで奥さんは朝ちゃんと起きることができたのです。
何日目かに、これはご主人が鳥となっておこしに来てくれているんじゃないか
という思いが確信となり、その姿を見ようとカーテンを開けて鳥を眼で追いま
した。
しっかりと目に焼き付けて見ましたが、その鳥は一度も見たこともないような
姿で、図鑑にも載っていませんでした。

悲しみにくれていた奥さんですが、7日間毎日毎日来てくれるその鳥が、1人で
生きることが出来ないような弱い自分を励まし、お別れのための時間を作って
くれたんだと思えるようになったそうです。

ご夫婦であるお二人だからこそ分かり合えることだったことかもしれません。
鳥にまつわる不思議で、でも本当のお話でした。