スーの旅日記

ひとり旅の日本100名城スタンプラリー、神社仏閣めぐり、その他。

唐招提寺 その2

2011-03-21 19:10:45 | 日記
↑鑑真和上御廟です。鑑真大和上は聖武天皇の熱い願いに応えて日本に行く事を決意しましたが、当時の航海は大変難しく、五度の失敗を重ね盲目の身となってしまいました。しかし、屈する事なく753年12月には六度目の航海で遂に来日する事が出来ました。その後、日本に戒律を伝え、戒律を学ぶ道場(唐招提寺)を創立しました。以来1250年、律宗総本山としてその法灯を今に伝えています。鑑真大和上は763年(天平宝字7年)に76歳で遷下しました。

御廟にもお参りされている方が居ました。私も同じく手を合わせてお参りさせて頂きました。鑑真大和上の事は学校の歴史で習いました。歴史の教科書に載っている高僧の方の御廟をお参りする事が出来て、何だか感慨無量になりました。これもお導きなのかもしれませんね。



↑経蔵です。唐招提寺が創建される前からあった新田部親王邸の米蔵を改造したものといわれ、日本最古の校倉で、国宝です。画像にはありませんが、経蔵の横には、もう一つ一回り大きい校倉があり、宝蔵になります。



↑戒壇です。僧となるための授戒が行われる場所で、創建時に建物が築かれていたそうです。今はインド様式の宝塔が築かれています。ここだけ異空間な感じがしました。(^。^;)



↑唐招提寺境内には木や草が茂り、四季折々の花が楽しめるそうです。境内を歩き回ると森林浴をしているようで気持ち良かったです。

建物の画像はありませんが、新宝蔵にはたくさんの仏像がありました。別料金100円ですが、仏像が好きな方は良いと思います。



↑唐招提寺の御朱印です。売店の横の御朱印所で頂きました。


■律宗総本山 唐招提寺
奈良市五条町

唐招提寺 その1

2011-03-21 15:41:38 | 日記
昼食後は唐招提寺に行きました。

世界遺産に登録されている唐招提寺は、759年(天平宝字3年)に唐の高僧鑑真大和上によって創建されました。



↑金堂です。奈良時代に建立された現存の建物であり国宝です。2009年秋には10年がかりの大修理を終えました。金堂内中央には本尊の盧舎那仏座像、両端には薬師如来立像と千手観音菩薩立像が安置されていて、いずれも国宝になります。やはり、たくさんの方がお参りされていました。私個人的には千手観音様に感銘を受けました。あんなに大きい千手観音様を観たのは初めてです。素晴らし過ぎて千手観音様に釘付けになってしまいました。仏像を観ていると不思議と心穏やかな気持ちになり、心が和みます。



↑講堂です。国宝の建物である講堂は、平城宮の東朝集殿を朝廷より賜り移築したもので、宮殿建築の遺構になります。講堂内は弥勒如来様が祀れています。また金堂を大修理した時のパネルや遺物等が展示されていて、色々と勉強になりました。



↑礼堂と東室です。中央の馬道(めどう)と呼ばれる通路で南北に分けられ、南半分は礼堂になります。講堂を中心に西と北にもそれぞれ建物があったそうです。



↑御影堂です。鑑真和上座像(国宝)と東山魁夷画伯による障壁画があり、毎年6月6日の前後3日間だけ公開されるそうです。

大納言で昼食

2011-03-21 10:57:32 | 日記
徒歩で唐招提寺まで行く道沿いに“大納言”さんがあります。

ちょうどお昼時なので中に入りました。やはり、お昼時なのでお客さんが多く居ました。ほとんどのお客さんが天ざるかうどんを食べている気配がしましたが、私は敢えて“天ぷら定食のわらび餅付き”にしました(笑)。



味は関西の薄味で、まぁまぁでした。(^。^;) その定食の中にあった天平みそ?薬師みそ?が美味しかったです。それから、わらび餅もモッチリしていて美味しかったです。

ここのお店はお土産も置いてあります。お味噌が美味しかったのでお土産に買えば良かったとちょっと後悔しました…。