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節酒に切り替えた

 三日前はやばかった。あの日は本当にワインに手を出すところだった。
 次の日早出勤でそのまま深夜勤も控えていると言うのに飲みたいと思うのは、完全に禁断症状だと思った。
 結果歯を磨いて布団に入って寝た。
 22時から5時まで熟睡してスッキリ起きられ、朝食も美味しかったしその日の日勤も難なくこなした。
 夕方帰宅後すぐに眠ることができて、仮眠たっぷりで深夜勤に臨めた。
 
 今日エステに行ったら2週間前より体重も落ちていて、体調も良くなっていた。
 禁酒して3週間経ったので、ここで節酒に切り替える。
 だけど昔と同じように飲んでいたら、間違いなく元の木阿弥になる。
 自分のオタク気質が弊害になってるのは否めない。
 つまり「これだけを徹底的に極める」というアレだ。
 ワインを飲み出すとそればっかりで、それ以外の楽しみを認めようとしない。
 つまり、
「ワインだけが自分の癒し。楽しみ」の考えに直結してしまう。
 これが人間関係に当てはまれば、ダメンズとの共依存に簡単に陥りそうだ。
 依存先を一個に絞って極めまくって、他を見ようとしないのが良くない。
 この考えに固執すると、

「飲まない自分はワインという唯一の楽しみを諦めることになった敗残者」

 にしかならないからだ。

 実際この3週間、早寝早起きオタクとして楽しかった。
 断捨離&掃除をこまめにしてスッキリして楽しかった。
 朝食オタクとして美味い焼きたてパンとカルピスバターのトーストモーニングは最高だった。
 お高いハムと一緒に、さらに挽きたてのドリップコーヒーを心の底から楽しめた。
 読書も捗った。
 ダンブラウン最高だ。歴史物の読書ざんまいもできた。
 お風呂もゆっくり入ってストレッチして、のんびり動画見て過ごすのは癒しだった。
 今までなんだろう?
「ワインを飲んだらそれ以外の楽しみを楽しいと思ってはいけない」みたいな崖っぷちに我が身を置いていなかったか?
 実際なんでやねんと思うんだけど。

「依存先は一個ではなく、いっぱい作ってちょっとずつつまみ食いして楽しめばいい」
・・・らしい。
 なんか言われてみると当たり前なんだけど、言われるまでわからなかった。
 と言うわけで、ワインは解禁にするけど今までの楽しみも捨てない。
 ワイン以外の酒にも目を向けて、ちょっとづつ楽しむ。
 飲まないで他のことも楽しむ。
 食べない日も食べないでいることを楽しむ。
 全部楽しむ。禁欲生活も楽しむ。仕事も日常も同時に楽しむ。
 甘いものもコーヒーも野菜づくしも楽しむ。貧乏もドケチも楽しむ。
 もちろん腐女子も夢乙女も楽しむ(これは墓に入るまでいける)。

 このスタンスで広い意味でのダイエットを続けようと思う。
 とりあえず明日は11時に歯医者予約だし、早朝に起きたらウォーキングを楽しもう。
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