つれづれなるまま(小浜正子ブログ)

カリフォルニアから東京に戻り、「カリフォルニアへたれ日記」を改称しました。

クリスマス・シーズン

2011-12-06 08:51:38 | 日記

12月に入った朝、間借りしている家の玄関にはクリスマスのリースが登場した。クリスマスは、アメリカ人の多くを占めるキリスト教徒にとって、一年で一番大切な行事。大家のマージェリーは息子の家族がクリスマスにやってくるのを心待ちにしている。日本のお正月に匹敵する、家族が集う大事な祀りだ。マージェリーによれば、これからクリスマスの当日まで、だんだん準備していくのだという。
気がつけば、ダイニングのテーブルクロスもクリスマス模様になり、食卓の上の置物はサンタクロース、上では電灯を受けて天使が光っている。暖炉の前の置物も、ヨセフとマリアと飼い葉桶の中の嬰児(みどりご)イエスに羊飼いたちや三賢人のイエスの誕生セットのぬいぐるみに変わった。踊り場には、マージェリーが30年前にお母さんと作ったクリスマスツリー模様のカレンダーのアップリケが掛けられ、毎日カレンダーのポケットからツリーの飾りを取り出して飾ってゆくのだとか。
この家はかなり大きな家で、マージェリーと家族の思い出の品があちこちに飾られているのだが、季節にはクリスマスにちなんだものがたくさん出てくるようだ。日本のお正月は、元旦からだんだんにお正月気分が抜けてゆくが、こちらでは12月に入るとクリスマスへ向けてだんだん盛り上がってゆくらしい。
この週末には息子一家がやってきて、ツリーをしつらえるという。とても興味はあるのだけれど、私は一時帰国して家族とお正月を迎えるので、クリスマスには参加できない。日本のお菓子をツリーの下に置くプレゼントとして託して、半年ぶりの日本に向かった。一月に戻ってからクリスマスの様子を聞くことにしよう。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿