介護付き高齢者向け住宅への入居にかかわる手続きを順を追って記述します。
1. 父の介護認定と介護サービス申し込み、ケアマネージャ様との生活相談
クルマの自損事故を起こすまで「俺はまだ大丈夫」といって拒んでいた介護認定ですが、かかりつけの整形外科医からは「脊椎感狭窄症による腰痛と歩行機能の低下」について別途相談を受けており、運転免許証の返納や介護認定を勧められていた矢先の事故だったため、本人も観念して方針に従ってくれました。
母が既にお世話になっていた地域包括センターのご担当者から西宮市の高齢者福祉課に申請を代行いただき、自宅での面接となりました。
整形外科医の意見書とともに西宮市に提出し、約2週間後に「要支援1」として認定を受けました。
ケアマネージャ様も決まり、シルバーカー(手押し車)のレンタル、宅食サービスの有無など相談に乗っていただきました。
2. 介護付き高齢者向け住宅への入居申込み、必要書類の整備
施設への申込みには、
・かかりつけ医からの診断書(内科・整形外科)
・戸籍抄本写し(本籍地への申請)
が必要となったため、各方面に手続きを取っていきます。
3. 西宮市役所での転出、葛飾区役所での転入手続き
転出・転入届に加えて、
・印鑑登録カードの廃止
・後期高齢者医療保険の切替、年金天引き手続き
・介護保険の切替、年金天引き手続き
・マイナンバーカードの住所変更
が必要となりました。父本人が窓口に行くことができたため、本人手続きとなって比較的容易に進みましたが、もし私が代行するとなると「直筆委任状準備」「本人確認電話」など面倒な準備が増えることになります。※代理手続きについては各自治体で少々ルールが異なるようです。ご確認ください。
4. 入居に際しての諸契約
・地域包括センターとの契約
→西宮市への情報提供申請(介護支援状況の引き継ぎ目的)
→訪問医療機関、調剤薬局との新規契約
→福祉用品レンタル契約
→デイサービス提供契約(入居した施設がたまたまデイサービス併設出会ったため)
これらを順次済ませながら、父の荷物の引越しや西宮→葛飾への移動を行いました。
折しもコロナ感染症予防が必須の期間であったため、施設入居前に1週間、施設外で発症がないことを確認する為、ビジネスホテルを借りて待機期間を設けるといった面倒な作業も発生しました。
引越し荷物も物品を選別して、①施設に搬入するもの、②私の自宅に移動し保管するもの、③処分するもの、を仕分けて各種業者に依頼しました。
参考までに、西宮のマンションは80㎡で3LDKの間取りでしたが、物品の処分費用は 27万円 程度かかりました。
その他、西宮→葛飾の引越し費用は 5万円 程度に収まりました。
入居した施設のご担当者には丁寧な対応を行っていただき、父も不安なく入居、生活開始ができました。
次は、このマンションを賃貸物件化して家賃収入を得るための作業を始めます。
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