mokekyoのビデオカード+SCSIカード備忘録

オークション用にテストした際に得たビデオカードとSCSIカードの備忘録。

パッシブターミネータとアクティブターミネータ

2024-02-11 15:32:11 | SCSI_terminator
ターミネータには種類としてパッシブとアクティブの2種類がある。

そもそも、ターミネータの意味はケーブルの末端で信号が反射して
反射した信号が次に来る信号に影響する事を抑える為に
信号として「ゼロ」「イチ」どちらでもない状態にする為にある。




パッシブとアクティブの違いは

パッシブは抵抗による分圧をして信号線に約3Vの電圧をかける。

アクティブは定電圧ICを使い、信号線2.85Vの電圧をかける。

電圧に差があるが、上記の「ゼロ」「イチ」でもない状態になるので
信号的には違いはない。

しかし、元になるターミネーターパワーからの電圧が変化すると
パッシブは即座に分圧した電圧が変わってしまい、不安定の原因に
なりうる。その点では多少の電圧の上下があっても定電圧ICを
使っているアクティブターミネータは2.85Vを出力するので
パッシブターミネータと比較しても安定している。

ただ、安定したターミネータパワーが提供されていれば
パッシブもアクティブもどちらでも構わないと考えている。
パッシブで不安定ならば、ターミネータを疑う前にケーブルや
コネクタ接点の確認などやる事はたくさんある。




あと、ここは気にしなくてもいいのだが、
経験則ではあるが全長が短くケーブルもしっかりした
SCSI規格に沿ったものだった場合、ターミネータが無くても
問題無く動作する事もある。

安定させるために付けるに越したこと無いのだが。



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BUFFALO製 IDE-SCSI変換基板 正式名称不明

2024-02-09 19:29:57 | SCSI_BUFFALO


BUFFALOのロゴの入ったSCSI変換基板。
似たような製品にセンチュリーも出していたと記憶しているが
微妙に違っている。


ジャンパの設定がシルク印刷されているので
問題無く設定出来ると思われたが、どうやら
故障している模様orz

色々なパターンで設定をしてみたりケーブルを
変えたり、ターミネータも変えたり
無論、IDEのHDDも何台か試したが動こうとしない。

記憶を辿ると数年どころか、まだプログラマを
していた時に秋葉原で買ったのを思い出したので
もう10年以上死蔵していた事になる。

早めに使っておくべきだったか。
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SCSI外部出力コネクタを作れないか考える

2024-02-03 14:41:54 | SCSI_CABLE
以前に挑戦した外部出力コネクタだが、
基板を使わなくても作れるのではないかと
閃きがあったのでパーツを調達してみた。


50ピンフラットケーブルの中継コネクタ。
フラットケーブルの途中にこれを追加すれば
内部に這わせているフラットケーブルから
前回のコネクタに繋げられるのではないか。


ただ、このコネクタ1000円以上するので
利益出るのか?ってレベル。既存の基板を
使ってフルピッチのを作った前回の方が
まだ現実的な値段で収まっている。


ちなみに前回のアダプタはコネクタの向きが
逆になってしまう事が分かったので、普通の
ピンヘッダを植えてテスト用として活用している。
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ペン型のPC98向けマウス

2024-01-25 20:11:05 | 自作商品

ジャンク屋で見つけて購入したが、これはメンテナンスして
売り出すよりも、


コネクタがminiDIN9ピンの為、これを切り取り変換アダプタに
作り替えるか、ケーブルを取り外して他のDSUB9ピンの
PC98向けマウスのケーブルと交換するのもアリだろう。

このペン型マウスは昔よく見かけたが、オークションでは
売れないので、こういうパーツ取りが一番の活用方法だろう。
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PC98向けマウス変換アダプタを久しぶりに作った

2024-01-15 00:46:40 | 自作商品


素材になるminiDIN9ピンケーブルが久しぶりに
手に入ったので作ってみた。後はPC98でテストするだけ。
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IDEのHDDも絶滅危惧種か

2024-01-03 20:24:06 | その他
SCSI関連のアイテムが少なくなる昨今、気づけば
IDEも似たような状況になっていた。

まだSATAとの変換アダプタが流通しているので
まだ末期とは言えないが、変換アダプタやSATAの
ドライブがどこまでIDEと同じ挙動をするのかは
試してみないと分からんもんだが、そこまでして
IDEにこだわる事がない。

Windowsであれば、SATAに乗り換えちまえばいい
だけの話だからだ。

しかし、SATAの増設ボードなどが絶望的な古いPCや
レトロPCの領域であるPC98などでは、記録媒体と
して使えるかもしれないが起動ドライブとして
使えるかは不明。そもそもPC98でって話だし。

それ以前に容量の問題もあるので厄介この上ない。

ギリ30ギガを認識出来る機器で使うとしても
SATAって最初の容量って何ギガだった?そもそも
そこから既に話が崩壊しているのだが、容量詐称(言い方!)
とかで使うのもありではある。

しかし、そこまでしても挙動は不明なので、
HDDよりも容量が少なく、動作部分のない
SSDを使って実験してみたい。

手持ちの8ギガなどのSSDはIDEとして
どうなのか、面白い反面めんどくさい。
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プリンタケーブルのテストの為に

2023-11-05 19:40:21 | その他
SCSIカード以外でもケーブルも取り扱っていると
中にSCSIケーブル以外のケーブルが入っている事も
ある。特に段ボールひと箱丸ごとドーンという
出品の仕方をされていると可能性が高い。

稀にレアなケーブルも含まれていたりするので
無下に出来ないのだが。

ケーブル自体は問題無いのでテストして最近は出品して
いるのだが、面倒である。PC98の裏に回るのが。

PC98もテスト用としているが裏に簡単に回れるほど
スペースは無いので手間がかかり、プリンタケーブルの
テストが疎かになると溜まってしまうので、幾何かでも
売れるし、在庫を保管するスペースもバカにならんので
このようなものもを用意した。





やっている事は単純で、PC98後期プリンタケーブルを
AT互換機に繋ぐアダプタと、アンフェノール36ピン同士の
ケーブルを同じくAT互換機に繋ぐアダプタを
DSUB25ピンのメスアダプタで繋いだものになる。

こうする事で、PC98に後期ケーブルを繋いで、
表側に出しておけば、このアダプタを使って次の
後期ケーブルを数珠つなぎにする事が可能になる。

一般的には使い道の少ないアイテムに利用価値が
あって良かったと思う。リサイクルとも言えるが
そもそもそんなアイテムいつ買ったんだと自問自答。さて、覚えてない。
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PC98対応SCSI IOI-4203U

2023-10-08 21:14:36 | その他


IOI-テクノロジーのSCSIカード「IOI-4203U」
手持ちでも何枚かバージョン違いがあるので
SC-UPCIのように前期後期があるのかもしれない。

初期のころ、PC98対応のBIOSを書き込む事で
PC98に対応するのだが、書き込むにはAT互換機が
必要となったりして、PC98ユーザには手間だったようだ。


しかし、手持ちのBIOSバージョンが写真のように1.12だと
AT互換機でもPC98でもどちらでも起動出来るらしい。
※AT互換機でのテストはまだしてない



PC98に繋いでも設定画面まで表示することが出来る。

先駆者様の助言を見るとドライバの問題があるようだが
PC98だと数少ない選択肢になるだろう。



色々とあるがabaptekというネタで楽しんだ
事が懐かしい。
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SCSI機器をieee1394へ変換 RATOC FireREX1

2023-10-06 23:33:51 | その他
SCSI機器をUSBに変換するアダプタをかき集めていたが
中にieee1394ポートに変換するアダプタもある。

※FireWireと呼ぶとかいう方は脳内で変換していただけると助かる。




RATOCのFireREX1。SCSI機器に繋いでieee1394のドライブとして
認識させる。本来はWindowsよりも先にSCSIが見放された
Mac向けのアイテムの立ち位置なのかもしれないが
そこは専用ではないので、Windowsでも問題なく。

サイトの記載だとVistaには有料ドライバが必要みたいだが
Windows11では普通に認識された。Windowsで
標準としてieee1394はサポートされているから不思議でも
何でもない。


ちなみにこれも電源が必要だが、ターミネータパワーから
電源を取っている。Zipドライブを繋ぐとかだと別電源が
必要になる。
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Windows11で利用可能なSCSIカード一旦報告

2023-09-20 19:42:59 | Windows11
2024/12/1追記
ここを書いた時点ではダウンロード出来ていた
アダプテックのドライバがダウンロード出来なくなっている。
なので、AMDチップ以外は扱わない方が無難と考える。
自己責任で色々とやるのは止めはしない。
2024/12/1追記終わり

今までWindows10環境で海外のドライバが入る事が
分かっていたSC-UPCIなどのLSIチップの載ったSCSIカードが
今回、動作する気配が無い。ドライバ自体はWindows10
同様にUpdateでダウンロードしてくるのだが、
セキュリティ上の問題で動作してくれない。

色々と原因になりそうな事も考えられるが、
動作させる為にセキュリティを緩くしては意味が無く
現状保留としておく。



ドライバ自体そこそこ古く(2017年の文字が見られる)
これから更新される事も可能性は低いだろうと
予想されるのでWindows10環境で使うのがよろしいかと。

同じとこのドライバなのにDC-390などに使われている
AMDチップのドライバは問題無く動作している。



TekramのDC-390以外でもBUFFALOのIFC-DP、
同じくIFC-NSPなどが動作している。




それ以外だと、AdaptecのAVA-2915、ASC-29160、
ASC-39160、ASC-29160LPがサイトからダウンロード
可能なWindows7のドライバで動作している。
インストールも問題なく、手間が必要とかもない。




テスト出来ているのはここまで。
AdaptecのものだとASC-29320辺りが使えそうだが
RAID搭載のものだとドライバがはじいたりするので
もう少しテストしてみる必要がある。


有償であればRatocのものもWindows11に対応して
いるので、安心を得たいならそちらを選択するのも
ひとつである。
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