adaptec AHA-2940AU/J97

ぱっと見、一般的なSCSIカードだが、BIOSが
PC-98にも対応している、欲しい人には欲しい
AHA-2940AUである。


サイズ的にはロープロファイルでもないし、
ウルトラワイドでもないが、PC-98で使うので
あれば問題ないだろう（偏見ではなく）



いつものように、サイトからドライバをダウンロード
して、Windows7 Professional 32bit版にてテストをした。

このSCSIカードはそれよりも、PC-98でも使えると言うのが
ポイントだろう。


ちなみにWindows7では32bit版のドライバしか
提供されていないので64bit版では使えない。
Windows7とヒトククリにする方は気をつけよう。

adaptec AVA-2902E

ぱっと見は、以前紹介したAVA-2906ではないかと
思われるが、別ものである。

このカード自体には外部コネクタだけしかないが、
内部コネクタを付けたもの、内部コネクタしか
ないものもあるらしい。


外部コネクタはDSub25ピンになっているので
一般的なSCSIケーブルでは取り付けることは
出来ない。


カードの大きさはロープロファイルPCIのサイズに
入るのでブラケットを用意すればロープロの
パソコンにも取り付けは可能だろう。

ただし、私がAVA-2915等用に用意した
ブラケットでは微妙にずれていて使えない。
要加工、失敗しても責任は持てないが。




対応OSはWindows7の32ビット版上で
adaptecのサイトからドライバをダウンロード
してきて使用出来る事を確認した。
以前にVistaでも同サイトからドライバを
ダウンロードしてきて動作確認をした。


高性能である必要が無いのであれば、
これらのSCSIカードを選ぶのも良いかも
しれない。ただし、ケーブルなり変換アダプタを
用意する必要はあるが。

adaptec AHA-2940UW/GATEWAY

GATEWAYへのOEMだったのだろうと
思われるラベルの貼り付けられている
AHA-2940UW

UltraでWideなSCSIカードであるが
他のSCSIカードに比べれば、それほどと
思えるかもしれないが、このカード自体
古くから流通している事もあるので
対応しているOSも多い点を良い点と
評価するのはどうだろうか。



接続は5VのPCI専用なので、サーバ等の
3.3V専用スロットには取り付けられないので
注意が必要。




今まではXP Homeでのテストしかしていないが
Windows7まで対応しているので、使いまわしが
きくのではないかと考えている。

adaptec AVA-2915LP

AVA-2915LPは32ビットPCI接続で、サイズは
ロープロファイルに対応したSCSIカードとなる。

adaptec AVA-2906等のようにカード自体ロープロファイルサイズになっていても、
ブラケットが付属していない場合もあるが
これには純正のロープロファイルサイズの
ブラケットが付属している。


中古の場合はその限りではないので、私が
作ったブラケットを検討していただければと
考えている。手前味噌。


他のメーカーのSCSIカードはWindows7には
ドライバを提供していない事もあるので、
血眼になってドライバを探すくらいならば、
サポートされているものを使うのも良い選択だと
考えている。


正直、Windows7に対応しているAdaptec製SCSIカードは
結構たくさんあるので、それらをオークションで
格安で入手するのが簡単だ。

しかし、ロープロに対応しているのはこれ以外に
BIOS付きのAVA-2930LPやASC-29160LPなど、
選択肢は少ない。

adaptec AVA-2906

Mac用と思われるAdaptec製SCSIカード、AVA-2906である。


Mac用と言うか、外部コネクタがDSub25ピンになっており、
PC-98やX68000、WindowsにしてもこのコネクタをSCSIに
利用しているのはZipドライブくらいで、正直一般的とは
言えない。

Macユーザーには怒られるが、独自路線を行き過ぎてややこしい
事になっているだけ。

配線としては25ピンの中に標準的なSCSIの信号があるので
変換アダプタを使えば普通のSCSIカードとしてHDDやCDROMを
取り付けることは可能。


Mac用と先に書いたが、Mac特有な部分はコネクタだけであり
このカード自体、BIOSを持っていないためWindowsマシンに
取り付けて動作確認を行う事が出来た。


この時はWindows XP Homeでの確認だが、Adaptecの
サイトを確認すると、Windows7のドライバもあるようで
テスト出来ればWindows7でも確認したいところだ。

既に売却済みなので、見つけたら報告したい。



他に、カードのサイズ的にロープロファイル化も
可能かもしれないが、既にブツが無いのでせっかく
作ったブラケットも確認出来ない。気持ち少し
コネクタ位置がずれてそうなので、削るか作り直しに
なりそうだが。。。

adaptec ASC-29160LP

以前紹介したASC-29160のロープロファイル対応型。
ロープロファイルサイズにするためにコネクタの
形状や数が減ってしまっているが、そもそもロープロの
サーバに内部に余裕が無いだろうし、外付けであれば
コネクタ形状が変わってしまっているが、外付けが
可能なのだから、些細なことだろう。


チップはラベルが貼られているがASC-29160と変わらない
だろう。たぶん。接続も６４ビットのPCIだが、通常の
３２ビットでも使えるので、SCSIが！という方には
安ければ選択肢の１つにはなるだろう。


ASC-29160と同じく、Windows7でのドライバが提供
されているのでしばらくは安泰だろう。Windows8には
対応は無いと思われるがそれまでにシステムの
再構築をするなり、Windows8でもドライバを提供
されているものに変更する必要があるだろう。



ロープロでSCSIを必要としている人には良いと思われるが
写真のようにノーマルのブラケットしかない場合も
あるので注意。作るとしてもそこそこの数が
見込めないと作れないので、割高になる覚悟が
あればご連絡いただければと思う。

adaptec ASC-39160

AdaptecのASC-39160。。。のOEMと思われるSCSIカード。



大きくCOMPAQの文字が見て取れる。COMPAQのサーバって
どういうのがあったのか、記憶も薄れている。

これは以前紹介したASC-29160と同様に64ビットPCIだが
32ビットPCIスロットでも接続が可能。普通のPCIスロットで
使えるのである。

ASC-29160との違いは2チャンネルあることか。１枚で
大量のHDDを接続する事が出来るので、そういう用途には
喜ばれるだろう。ただ、SCSIのHDDをそれだけの数
用意するのが大変だと思われる。




Windows7 Professional 32ビット版でテストしたが
サイトには６４ビット版のドライバもあるので安心。
私のとこには６４ビット版を使えるパソコンが無いのだが（涙

adaptec AHA-2940U2

Adaptec製のAHA-2940U2。



チップの上に貼られているラベルにはGATEWAYとあるので
ゲートウェイのパソコンに使われていたと思われる。



テストはWindows7 Professional 32ビット版で
外付けHDDの読み書きをしてテストした。
ドライバはアダプテックのサイトにあるので問題なし。


しかし、このSCSIカードは必ずと言っていいほど
LED接続のピンが切り取られているのは仕様？

adaptec ASC-29160

adaptec製のUltra160対応SCSIカード『ASC-29160』

接続が64ビットPCIであるが必須ではなく、
通常のPCIスロットでも動作は可能である。
速度的に遅いかもしれないが、そこまで厳密に
テストしていないので不明。

本当に必要とするのであれば、もっと速い
SCSIカードはあるし、これを選択する理由は
値段だろうか。中古では安い部類だ。



テストは今までWindows XP HomeでHDDの読み書きを
していたが、最近は現行環境であるWindows7 Professional(32ビット)
での読み書きを行っている。Windows8はドライバを
提供していないので無理だろう。



色々なメーカーのサーバ等に組み込まれて
いたりするので型番に『DELL』とかついてたり
するが、性能に差があるのだろうか。


しかし、やっぱり、これらSCSIカードを必要と
する方はどちらかと言うと古いシステムとの
兼ね合いとかもあるのだろう。