2012年の大晦日の夜勤
私は準夜勤をしていました。
85歳のSさんの話です。
Sさんは転倒し、左大腿頸部骨骨折と左上腕とう骨骨折を
受傷手術し、リハビリ病棟に転棟し一週間たちSさんは歩行器見守りで
トイレまで行けるようになりました。
しかし夜になると「パンパースをしてください。」
オムツに排泄していました。高齢だし仕方ないことである。
でもsさん、日中あんなに、尿意がわかりトイレに行ってるのに
夜本当に尿意がわからなくておむつなのかなと疑問持ちました。
「sさん夜、遠慮していませんか?」
Sさんはすまなそうな顔で「看護婦さん、寝る暇なくて、気の毒でね。」
Sさんはナースコールもして悪いと思ってました。
最初に高齢の患者に説明していなかったのでした。再度説明納得してくれました。
夜間の水分も控えていたようです。
Sさん「聞けなかったのよ。」
「普通に水を飲んでくださいね、看護師はおきてますよ。いつでもナースコールで教えてね。」
Sさん「安心した~!」
「ごめんなさいね、安心して寝てください。」
いつも忙しく動いているのを見て言いにくくさせていたのかもしれません。
患者の状況を敏感に観察し、気づいてあげられるようになろう!忙しいからこそ・・・
今年一年頑張れました。来年も頑張れますように。