日本ハム・スレッジが劇的な満塁弾!楽天・福盛はぼう然
クライマックスシリーズ第2ステージが札幌ドームで開幕。
★打線の方は今季5勝を献上した天敵の武田勝を5点を奪い攻略。
打線九回4点差(8:4)で登板したのは福盛。
誰もが勝利を疑わなかった。
・・・が・楽天イーグルスは4点のリードを守れず
サヨナラ負け…大事な初戦を落としてしまった。
野村監督コメント
記者:中継ぎ陣が不調でした。
野村:「おっしゃるとおりだね。」
記者:短期決戦での一球の重みを感じた試合だったのではないでしょうか?
野村:「まあ、良い経験ができているよ。」
「どうしようもないな、打線はよく打ったんだから。」
「それで負けたと言うことは相手の方が力が上だったということだろう。」
記者:(相手の先発の)武田勝投手は上手く攻略したんですが・・・。
野村:「打線は言うことないんじゃないの。」
記者:短期決戦の中での一勝、そして一敗の重みをどのように感じていますか?
野村:「この一敗で絶対的に不利になった。」
「勝って五分なんだからね・・・今日の敗戦で不利だよ…。」
「試合前にも言ったんだが、この試合を取らなければ始まらないんだよ。」
10月21日22時10分配信 スポーツナビ
パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)第2ステージ第1戦、
北海道日本ハムvs.東北楽天が21日、札幌ドームで行われ、
北海道日本ハムが9回に4点差をひっくり返して、
9対8と逆転サヨナラ勝利を飾った。
レギュラーシーズン優勝の北海道日本ハムに
1勝のアドバンテージがあるため、通算成績を2勝0敗とした。
4点を追い掛ける北海道日本ハムの9回の攻撃。
1死走者なしから田中、森本、稲葉の3連打で1点を返す。
続く高橋が四球で満塁のチャンスをつくると、
スレッジがレフトスタンドへ逆転サヨナラ満塁本塁打を放った。
終盤までは投打に歯車がかみ合わず。初回に高橋の犠飛で1点を先制したものの、
2回以降は7回まで得点できず。
先発・武田勝からの継投も失敗し、リードを広げられていった。
しかし、5点差の8回に打線がつながり4長短打で3得点。
9回には一挙5得点と終盤の勝負強さが光った。
東北楽天は先制された直後の2回に草野のタイムリーで同点とすると、
4回には草野の犠飛、リンデンのタイムリーで2点を勝ち越し。
7回には山崎の走者一掃の3点タイムリー二塁打と効果的に得点を挙げた。
また、2点差に詰め寄られた9回には
鉄平の2ランで一時は突き放すなど打線は活発だった。
しかし、投手陣が踏ん張れなかった。
先発・永井が8回途中で降板すると、
野村監督は8回の1イニングで5投手を起用するなど
細かい継投で逆転は許さなかったが、
9回に守護神・福盛が単調なピッチングで
北海道日本ハム打線のえじきになってしまった。