ぽれぽれ百綴り

犬好きおばさんのんびり雑記。

行く価値のある串揚げ屋さん

2017-09-07 10:10:47 | 外出&食い意地
自分から絶対行くことはない、
高級な串揚げ屋さんに行ってきました。

おなじみのS嬢が「ここは行くべき」って食通さんに教えてもらったって。

うえしま』さんです。

アメリカ村の壁画「PEACE ON EARTH」のすぐ近く。
後になって「テレビでも紹介されていた有名なお店だ」って気づきました。

串揚げ屋さんなので、お料理はほぼ串揚げ。
おまかせでストップをかけるまで揚げてくださいます。
全部で24種類だったかな。

写真に撮ってはみたものの変化に乏しい。
変化のあるものだけご紹介。


(とっても新鮮なウニのせイカ)


(トコブシと椎茸with美味しいお出汁)


(有頭エビwithタマネギ粗めな自家製タルタルソース)


(牡蠣withマイルドな自家製タルタルソース)


(本日のまかない←お隣の女性経営者さんのおねだりによるサービス)


(鮎。まるで泳いでるみたい!)


(ハマグリwithめちゃくちゃ美味しいお出汁)


(カニ爪)


(記憶喪失…ビーフシチューとグラタンだったかな。
トッピングは牛乳かん、トマトソース、コンソメゼリー)


(記憶喪失…牛肉青しそ巻きだったかな。
トッピングはしいたけとワサビ)


(アスパラとめちゃくちゃ美味しいスープ)

このあたりでストップ。
ラストに『カレーパン』をS嬢と半分こしてデザートをオーダー。


(アップルパイとクリームチーズ)

全部で17串食べてるから、女性としてはすごいと思う。


ここは串揚げも素晴らしく美味しいのですが、
特筆すべきはマスターのお人柄とその客層

私、初めて行ったお店で、
マスターやお客さまの写真を撮らせていただいたのは初めてです。

そのくらいマスターは気さく。
そしてお客さまと猛スピードで打ち解けちゃう。

このお客さまたちがもう、どなたも個性豊かで!
ふたり連れで次から次へといらっしゃるのですが、
そのふたりのおしゃべり、マスターとの掛け合いが、
まるでお店を舞台にしたコントのように面白いのです。

カウンター10席ちょっとの小さなお店でおなじみさんがほとんどみたいだから、
お客さまは来店前に電話をかけてくるんです。

それをかわいいアルバイトさんがとって、
「〇〇さんがおふたりで8時過ぎにいらっしゃいます」
って感じでマスターとやりとり。

時間になると、
カランコロンとドアベルが鳴って…
小劇場がスタート!

電話が鳴るたび、
カランコロンが鳴るたび、
次はどんなお話が聞けるのか?
どんな面白いやり取りが繰り広げられるのか?
と、わくわくしました。

お客さまは、
芸能界や音楽業界の方、経営者の方、
職業不明でそう見えないけどここに来るんだからお金持ちなんだろうって方、
そんな方が多いようです。

そんなだから、お客さまのお話も、
知っている名前が出てくるのでわかっちゃう。

盗み聞きは良くないでしょ、とかおっしゃらない。
狭い店内、聞こえてしまうこと前提で話してらっしゃるかと。


あんなお店はほかにない!


ということから、
大変お高い串揚げ屋さんですが、
行く価値はある!と思います。



かく言う私は、

1円も払ってないのですがね。


S嬢がご馳走してくれました。

現金払いのみで、ひとり15,000円くらいなんじゃないかなあ。


ね?

絶対、私が自分から行くお店じゃないでしょ?

ごちそうさまでした。


ご覧いただきありがとうございました。

アイスショー、つめこみすぎの1日

2017-09-05 18:30:59 | 外出&食い意地
7月のお話が続いています。

憧れの年上の友人マイコさんとランチして、
アイスショーを観にいってきました。

タヴェルネッタ・ダ・キタヤマ 』というイタリアンのお店。


(盛りだくさんなアンティパスト)


(自家製ベーコンのパスタだったと思うのですが…)

ひさしぶりにお会いするのでお互い話したいことが盛りだくさんで、
アイスショーの予習もしなくちゃいけないし、
とにかく忙しく、

美味しかったことしか覚えていません。


(鹿児島産ポークのソテー)


(ジェラートとチョコレートケーキ)

あ、コスパが素晴らしくよかったことも覚えています。
こんなに食べて2千円のコースだったんですよ。

サービスもよかったです。

タクシーで大阪市中央体育館に向かって…



ザ アイス 2017』が始まります!

真央ちゃーん!

引退した浅田真央ちゃんが主役のアイスショーです。

いままでの競技生活を振り返るようなプログラムが目白押し。

日本中のファンと同じように、
子どものときからの彼女を覚えているから、
いろいろ思い出して…涙なくしてはみられません。
親戚のおばちゃんです。
会場のあちこちで涙をぬぐう姿がありましたので、
そこらじゅうにおばちゃんはいるもよう。

真央ちゃん、お疲れさま。
ありがとう。
セカンドステージがうまくいきますように。

さて、お昼も外食だったのに、
この日は夜も外食でした。

S嬢、不二子ちゃんと、私がオススメする薬膳石鍋のお店『圓石』さんへ。

私たちはおしゃべりだから、全室半個室がうれしい。


(ウニとハマグリの冷たい茶碗蒸し。前菜はほかにもうひと品)

スリットが太ももまで入ったチャイナドレスを着た大陸の姑娘さんが、
目の前でお鍋を作り、それぞれの食材の薬効を説明してくださいます。
鍋奉行も出番ナシ、食べることに専念できるお店です。


(ゴマ油の香りがたまりません。
私たちの担当さんは関西有名私立大留学生の才媛でした)


(グツグツ。ちゃんとアク取りもしてくださる姑娘さん)


(食べ頃を外しちゃアカン食材は取り分けてくださいます)

まったりとしたコクのあるスープが美味しい。


(デザートは杏仁風味のシャーベットをチョイス)


(こんなものも人数分用意されています)

何年かぶりの圓石、
お店のシステムもお味も変わってなくてホッとしました。

ホテルでお茶して解散。
存分に食べて遊んだ1日でした。


ご覧いただきありがとうございました。

八ヶ岳登山-オマケ-

2017-09-03 09:09:23 | いぬ・シロさん
八ヶ岳主峰、赤岳から無事に下山して、
楽しみにしていた入浴とランチです。

今回お世話になったのはこちら。


(『八ヶ岳J&Nオーベルジュ』さん。ひとさまのブログで知りました)

パティシエとピアニストというオーナー夫妻が営むオサレなオーベルジュは、
ランチやカフェ、入浴だけでも利用できます。

私はここの看板犬に会いたくて。


(日差しを避けていらっしゃいます。
不審なおばさんから身を隠しているわけでは)

マロくーん!


(生粋のシベリアンハスキー男子)

こんなにきりりとカッコいいのに、

(ヘソ天大公開)

このザマです。

このギャップが良いですなー。

人懐こくて穏やかな性格につけこんで、
思う存分ハグさせてもらいました。

最盛期のシロさんはもっと大柄だったんですが、
(いったい何の犬種の血でそんなに大きくなったのか?)
マロ君は骨格やモフモフ具合がシロさんみたいでとても懐かしく、
血中犬濃度もぐぐんと充填できました。

ハグのお礼に…
マロ君が大の苦手のアブ(←八ヶ岳にはとっても多い!)、
ハエたたきを借りて、おばさんはいっぱいハウス周辺のアブを退治しましたよ。


J&Nさんは、
新しくて清潔で接客担当のオーナー夫人はとても親切(おまけに美人)、
登山者のことを考えたサービスも充実しています。

お風呂でスッキリして…

ハードな運動の後だからタンパク質をしっかり摂らなくちゃ。


(私のオーダーはステーキプレート)

シロクマ相方はもっと分厚いステーキをがっつり食べていました。

オーナーはパティシエだから、
デニッシュやクロワッサン、デザート類も大いに期待できるのです。


(ティラミスも絶品。しかもとってもボリューミー)


次回登山もまた利用したい。

そしてまたマロ君をワシワシまさぐりたい。


ご覧いただきありがとうございました。

八ヶ岳登山-後編-

2017-09-01 11:11:26 | ラン&クライム
朝です、朝。

3時半に目が覚めました。

あれ?
3時起床で4時出発ではないの?

「山頂が晴れるのが6時半からの約1時間らしい。
だったら5時からの朝食を食べて行こうと思う」

朝ごはん、食べられました!



(またバッフェでした。朝からホカホカの白いごはんが食べられる幸せ♫)


小雨のような濃いガスで包まれたまま、時間は過ぎていき、
登山者がどんどんチェックアウトしていくのを見送ります。

マメに予報をチェックするものの、
1時間ほどやってくるという晴れ間は、7時、8時と徐々に遅くなっていき…

「ダメだ。これ以上待てない」

6時前、出発。

ザックは山小屋に置いたまま、
レインウェアを着て空身(ザックなし、身ひとつ)で山頂を目指すことに。

本日の行程は、
1赤岳天望荘→赤岳山頂→地蔵尾根→行者小屋→(南沢コースで)→美濃戸→美濃戸口、
と、登頂後は往路と同じルートで出発地点へ帰ります。
違うルートの下山もあるけれど、
2日めの私の体力と技術では無理らしい。


(どよよーん。山頂どころか前をゆくシロクマ相方もかすみますよ)


(この傾斜はどうでしょう!足がすくみます)


(この向こうに頂上がある…ハズ)

頂上が見えてきました!


(ガスに包まれた山頂。それもまたオツ?)

6:35、登頂。



360°の大パノラマを夢見ていたのに、

この幻想的な風景はどうでしょう。



(まるで墓場。立派な墓標ですこと)

こんなに何も見えないんじゃ、長居は無用。
山頂より10分ほど手前にある赤岳頂上山荘にちょいと立ち寄って。


(収容人数300人ですって。こちらはお風呂なし)


さ、下山です。

ザックを預けた赤岳天望荘に戻ってお礼を言って出発。

急な岩場を泣きながら下ります。
岩場は登るより下りる方が怖いです。


(見上げるとこんな感じ)

これでも十分無理だよ。
行きはヨイヨイなのです。

特に濡れた岩は滑りやすいから危ない。

濡れていいのは花と緑だけ。
今日も山の花は美しい。


(キバナシャクナゲ。群落で咲いてました。
ちょっとコーラルピンクが入った花びらがかわいい)


(オヤマノエンドウ。岩のすきまにカーペット状に広がって咲きます)


(チョウノスケソウ。発見者、須川長之助さんの名前がついてます。
チングルマに似てるけどそうじゃないの)


(ピンクがミヤマシオガマ。手前の白いのはハクサンイチゲ。
白い小花はミヤマツメクサ←個体数が少なく珍種らしい)


お花畑も小規模ながらあちこちに見られるんですが、
高山植物ってシャクナゲ以外みんな小さいから、
ガスって写真に撮ると何だかよくわかりません。
その場に立ったものだけが楽しめる景色です。

雲を抜けると行者小屋が見えてきました!

(真ん中にちっちゃく写ってるのがそれ)

9:40、行者小屋到着。

下りてきた赤岳山頂を振り返って見上げます。



晴れとるやないかー!!


(シロさんと木々のうしろにちょっとだけ八ヶ岳)

もののけ姫の住むような森をとおって、

(苔がむしむし)


「何してるのー?」と先を行くシロクマ相方が不思議そうに振り返るので、

(いえね、川の水量の多い真ん中部分にだけかかる橋って、
登山道ならではだなあ、と思って)

じゃぼじゃぼ川に入って橋に登って追いかけます。

ふもとの山小屋でトイレを借りて、

(八ヶ岳牧場の牛乳とやらで一服)

ひたすら歩いて歩いて、
美濃戸口に戻ってきました。

無事下山。

ずっと憧れだった八ヶ岳は、
その人気がよくわかる、
コンパクトながらも表情豊かな山でした。

やっと登りましたよ。
見晴らしのよい日にまた登りたいですね。

ご覧いただきありがとうございました。