夜は心細い。だからついつい電話したくなる。あたしは大抵夜は眠剤とお酒で酔っているから、極力夜は電話しないようにしている。よく夜書いた文章は朝に見直せって言うじゃない?まあ、このブログ自体恥ずかしいのかも知れない。夜の電話は甘い匂いがする。なんでも叶う気がして少し浮かれる。でも朝になると現実に返って、不安と心細さの中に立たされて傷に埋もれる。夜の電話は悪魔が住む。あたしを喜ばせて、そして突き放す。何処にも行けない、あたしを笑う。今月で仕事を辞めることにした。なら、何処へでも行けそうなのに、あたしは何処にも行けず、バイトをすることにする。家を出なきゃおかしくなる。切りすぎた足が腫れて、会社のデニムがスキニーだから、擦れてヒリヒリする。なのに、なんであたしはだめなんだろう。眠い。淋しい。電話したらもっと孤独になる。夜の甘さに甘えてはいけない。不安と友達。やだな。いつか、いつかっていつ?形のないものはやっぱ不安。
みりんさんはがんばり屋です!