みりんの徒然声

日々、感じたことを日記や詩でお届けします

みりんの徒然声 可愛さ余って

2016-08-27 17:53:32 | 日記
ヒステリックな母親が面倒なので朝早くから弟と出かける。とりあえず美術館に向かう。弟が楽なのはお互いピアスだらけタトゥーだらけだからだ。弟というか友達みたいな感じ。静かな美術館にダルダルの黒服、茶髪、ピアスだらけタトゥーだらけの浮きまくりの二人。田舎だからね。ふと思う。弟、財布持ってきてないよ、の一言。え?あたしより随分稼いでるじゃん?ラーメン食べたい。はいはい。眠いから寝る。助手席爆睡。あたしは運転が下手である。だから助手席に人を乗せるのが好きじゃない、まして男は運転だろ!という勝手な常識を覆すmy、brother。まあアメリカの免許だから日本で運転できないんだけどね。しかし、我が弟ながらだめ男の匂いがする。てか要領いーのね。そういうとこ母親そっくり。ヒステリックな母親も弟には甘い。が、弟よ、あまり母親の神経を逆撫でしないでくれ、お前が帰ってからの反動が怖い。てか、可愛さ余って憎さ百倍って本当ね。自由に生きてる弟が可愛いくもあり憎たらしくもなる。結構稼いでるなら家に入れてくれ。てか、あたしが何年働いても今こんなんなのに、あんたは帰国して一年もしてないのに東京の会社の社長に気に入られて都内マンション屋上暮らし。はあー。なんだろ?将来どうすんの?と聞いてみる。東京以外住めないよー、田舎は無理ー。ポケモンいないし。はあ?ちょっとこいつにも殺意。どうしよ、心狭くなる。今は弟は母親と仲良くテレビ見てる。そこも要領いーのね。ああ、あたし、どうしよう。月の真下は遥か遠い。

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