この写真『仙台四郎』といいまして、仙台では
、と~~~~~~~~~~~~っても
有名な福の神でいらっしゃいます。
(写真をクリックすると大きいサイズに♪)
仙台に一度でもいらっしゃったことがあれば
どこかで目にされていることと思います。
商店や飲食店など、商売繁盛の縁起物として
写真や置き物などを飾っているお店もあり、
それらの関連グッズは、駅や空港、百貨店など
おみやげなどを扱うお店なら必ず販売している
ほどです。
【仙台四郎】
実在した明治時代の仙台人で、本名は芳賀四郎。
幼少時に川で溺れ、意識不明で生死の境をさまよい
その事故の後遺症で知能障害になる。
話す言葉は「バアヤン」だけで、まわりからは
「四郎馬鹿(シロバカ)」などと呼ばれていたが、
人に危害を加える事は無く、子供好きでいつも機嫌
良くニコニコ笑っていたという。
普段から、彼は町の中を歩き回り人に金品を
もらったりしていた。
彼が立ち寄る店は必ず繁盛するとされたため、どの
店でも歓迎され無料でもてなされた。
しかし気に入らない店には、いくら誘われても呼ばれ
ても、決して入らなかったという。
知能障害であった四郎は、本能的に、自分を本心から
もてなしてくれる店(人)を見抜いていたのだろうと
いわれている。
四郎の没後、商売繁盛のご利益があるとして写真等が
飾られるようになり、今日の『福の神』としての
『仙台四郎』に至る。