タイトルは昔のコンパクト・フィルムカメラの機種名。
昨日の記事 『FED Industar-10 50mm f3.5』 で取り上げた古いレンズに触れて、触りたくなった古いフィルムカメラ。
単焦点レンズ機 CONTAX T2 に物欲を感じていた頃に、ズームレンズ機の Tvs が発売になって、すぐに飛びつき予約注文した記憶が。
調べてみたら、1993年9月発売だったんですね~~
ちなみに Tvs は、CONTAX Tシリーズの中で初のズームレンズ機です。
このレンズはカールツァイスのバリオゾナー(28-56mm f3.5-6.5)、筐体外側はチタン製、シャッターボタンは人工サファイヤ、ファインダーにはサファイヤガラスが使われており内部のフィルム押さえのプレートにいたってはセラミック製で当時の価格は¥170,000円。
チタン製で軽いはずなのに大きさの割にズシリと重たいカメラです。
このカメラはズームレバーを操作して電源を入れるし、もちろんズーム操作も電動ではなく手動。
このズームで電源のオンオフ操作をする仕組みなど、フジフイルムのコンパクトデジカメの X10 や X20 と同じなんですよね~~
ということで、CONTAX Tvs を X20 のパンフレットの上に乗せて、X10 で写してみた(笑)
ちなみに裏蓋は、日付を写し込むデータバックに交換している。
内部のフィルム室も、モルト切れなど無く綺麗な状態だが、デジタルに移行してしまっている自分にフィルム機は思い出の部分でしか活躍の場が無い。