お母さんと洗濯機

何度注意しても、お母さんは洗濯物の中身をチェックしない。

エプロンにティッシュを溜め込むお母さんとおばあちゃんがいるから、洗濯物が白く(?)なって帰って来るのは日常茶飯事だ。
それが気に入らなければ、各自テープで取るのがウチの習慣になっている。

楊枝、飴、コイン、メモ帳も普通のこと。（コインは２～３回洗うとピカピカだ）
「もう、大抵の物にはビックリしない！」と家族全員が思っていた。


そんな家族が最近ビックリした洗濯混入物は・・・・・な、な、なんと、野菜だった。

前日から無くなって探していたが見つからず、いつか出てくるだろうとお母さんは気楽に考えていたそうだ。

　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　世界初？洗濯機で洗われたインゲン

ビックリするお父さんを尻目に、お母さんは「探してたのよ～」と驚いてもいなかったそうです。
しっかり濯ぎまでされて綺麗になった(?)インゲンとナス。
勿体ないからと炒め物になって食卓に上ったが、皮が硬くて美味しくなかった・・・。

お母さんは「野菜は洗濯機で洗わないほうが良いですよ」と知り合いに話していたが、そんな人探してもなかなか見つからないと思うよ。


それから数日後、「大物が出てきたぞ～！」と笑顔で言うお母さん。
今度は・・・・・・・・？？？　ハンガーを洗濯した。
わざとじゃないですよねぇ？

それにしてもヘンテコなもの洗わされても壊れない、なんて丈夫な洗濯機だろう。
ウチの家電は強くなくちゃ、やっていけないんだろうなぁ

　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　そんなものより私のオモチャ洗ってくれない？