星降る箱庭

天文台のある里山へ移住、細々と絵描きをしながら心の窓を見つけます。(記録用)

緑を歩く空を渡る緋は慰め

2014年05月31日 | アトリエギャラリー

真っ赤なシャーレーポピーが

緑濃くなった季節に絵葉書のような花便り。

この緋色に懐かしい安らぎを覚える。

 日本画 Kokuyo  F

お隣さんに誘われて、裏山へ茶摘みに出かけました。

これが山に自生するお茶の木。

初めて見る人にはいろんな雑草に混じってどれがお茶の葉か分からないです。

これは山椒。

ホームセンターなどで販売してる山椒の木は育ったことがない。

事実、育たないらしい。

自生の力は凄いのです。

なので山椒は無駄に買わないほうが無難ですね。

こちらも積んで佃煮にします。

湖太郎ちゃんもちゃっかりついて来ます。

それゆけ。

高山植物だそうです。

植物名・・・分りません。

面白い遊びがないかいつもアンテナを張ってるのだ。

疲れたのだ。

 

 

 これを湯がいてお風呂の湿度でじっくり上手に蒸らせたらお紅茶になるんですね!

昨年その紅茶を頂いたらすごく美味しかった。

家庭で紅茶が作れちゃうなんて素敵。

そもそも緑茶が紅茶になることを私、知らなかったわ・・・。

 畑で麦が金色に光ってる。

畑にもくっついてくる。

立派な苺がたくさんあったけど、タヌキにアナグマにぜーんぶ食べられた・・・。

鹿よけもネットも役にたたないのね。

唯一採れた畑の苺でタルト作りましょ。

いちごタルトの作り方 (18cmタルト型3個分)

タルト生地材料  薄力粉・・・・・・・・・・・・・・・・・250g

            砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100g

            無塩バター・・・・・・・・・・・・・・150g

            卵・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2個

            アーモンド・・・・・・・・・・・・・・・100g(フードプロセッサーで細かくしたもの)

            アーモンドエッセンス・・・・・・・少々

タルトクリーム材  クリームチーズ・・・・・・・・・・・200g

             生クリーム・・・・・・・・・・・・・200ml

             薄力粉・・・・・・・・・・・・・・・・・20g

             砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・80g

             卵・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1個

トッピング材     苺・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適宜 

             苺ソース・・・・・・・・・・・・・・・・適宜

1、タルト生地を作る。

ボールに柔らかくした無塩バターと砂糖を混ぜ合わせる。

滑らかになったら卵を加え、薄力粉をふるい入れる。

更にアーモンドを加え、一つにまとめる。

ラップに包んで一晩寝かせる。

2、タルトクリーム材を作る。

クリームチーズと砂糖を滑らかにし卵を加える。

五分立てくらいに泡立てた生クリームを少しずつ加え、薄力粉をふるい入れる。

3、型に入れて焼く。

1の生地を麺棒で伸ばし型に合わせる。

190度のオーブンで生地に重石を敷き、約15分空焼きする。

焼きあがったら2を型に流し入れ、苺を並べる。

180度のオーブンで45分焼く。

タルトに苺ソースを刷毛で塗る。

酸っぱい苺も甘くなるから不思議だよね。

あたしを狙わないでタヌキの番でもして頂戴。

ごちゃごちゃ可愛い玄関周り。

コタちゃんのガールフレンド。

サビ猫の通称華ちゃんがたま~に遊びに来る。

控えめで可愛らしい華ちゃん。

人にはあまり慣れてないけど

湖太郎ちゃんと私が一緒にいると

“ここにいようかな”と

思うみたい。

華ちゃん、お庭でへびを見つけた!

ねこぱーんち!

それに気づいたコタローちゃんが参戦。

付かず離れずなお付き合い。

ひだまりのような二匹です。

ハコネウツギ咲き始めた。

三色あるんじゃなくて変わり咲きです。

ホットリップス満開。

ニーレンベルギア。

アレナリア。

シルバーリーフのブッドレア。

林檎と蜜柑と桃を合わせたようなフルーツの香り。

“蜜蜂を呼ぶ花”と言われてますね。

今年は薔薇と百合がいまいち。

蕾がほとんど虫に食べられてしまった。

バラ、スパニッシュビューティー。

土袋の上で。

曲芸師、湖太郎。

今日も技を磨く。

空を渡る鳥たちやジェット機を

湖太郎ちゃんはよく目で追う。

家へ遊びに来た知人が‘’ブルーの首輪よく似合ってるね‘’と言ってたね。

私には空のように大きい存在に映る時がある。

いつか羽をつけて飛んでいってしまいそうね。

ね。爆睡中のコタローちゃん?

 はなちゃんが遊びに来てた時もあったのに・・・。

籠の中のコタちゃん見てはなちゃん・・・。

“コっちゃん・・・ねてる”

ついでに餌箱もしっかり覗いていくはなちゃん・・・。

“からっぽ”

めっきり出番の少なくなった彦にゃん。

“あてちも外に行きたいにゃーーーー!!!”

ぶーぶー家の中に子狸一匹。

矢車草の花冠はとっても軽い。

芥子と金蓮花が咲いていると、

気分はモネの庭にいる。

田んぼには水が張り、蛙の合唱がざわめく。

自然の中で咲くシャスターデージーは意外にも可憐だ。

道端のヒナゲシはナポレオンの心を掴むほどの力がある。

 

アスファルトから生まれる命も

ひとつひとつが

今日私の心を捉えて放さなかった。

 

Yoyo-May

 

 

 

 


 


La principessa di Wilde di un giardino di miniatura

 


遅がけサマータイム

2012年08月31日 | アトリエギャラリー

日本画 Kokuyo  F

少し遅めのバケーション。

蒜山高原へ・・・。

4~5年前に訪れて牧歌的な雰囲気に魅了されました。

そして、再来。

この辺りでは、顔ほどに大きなタイタンビカス(芙蓉)があちこちで見かけます。

この花、こんなに綺麗だったっけ!?と思ってしまいます。

白樺に停まるアブラゼミ。

私が近寄っても少しも怖がらず、鳴いていました。

そのうち、気づいたのか、ジリジリ這っていたが・・・。逃げることはありません。

スコールのような激しい雨が一時的に降った後、虹が架かりました。

ホテルの一室からの眺めです。

暫くして、雷と黒い雲が去ると、塵一つない青空が広がりました。

特別な何かがあるわけではないが、何時までも眺めていたい風景です。

帰りは大山の方へ寄ります。

 伯耆富士と呼ばれている素晴らしい山です。

途中、大山寺にも寄りました。

本殿へ辿り着くまで、徒歩での距離があるが訪れる価値がある。

こんな所にお寺があるのは昔は普通のことだが、

不思議でならない。

神秘性のある寺です。

我が家の畑でも向日葵。

空をバックにデンデンムシみたいでしょう・・・。

 何とも楽しい姿です。

昼まで爽やかに咲く、西洋朝顔。

花弁に特徴があります。

種で育てた曜白朝顔。

朝しか見れないのが残念なくらい美しいんですよね。

こちらは、桃色。

マリーゴールドなどはお盆頃、切り戻しておくと秋にすごくたくさんまた咲きます。

草月流生け花  Hanari  F

エキナセア。

雑草化している鉄砲百合もなんの、咲けば百合。美しい。

ツユクサ。

朝顔が咲くだけで、夏の吸い込まれそうな青空を思い出す。

短い夏の終わりに・・・

記憶に残るのは、昔から在る光景。

 

Yoyo-May

 

 

 

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我が谷は、緑なりき・・・。

2012年05月11日 | アトリエギャラリー

水彩画 Kokuyo.F

5月、緑が青い季節になりましたね・・・。

風も爽やかです。

八千代椿という種類の牡丹です。

一輪だけでも見ごたえがあり美しいです。

ボリジが終わりかけ、入れ替わりに

ストロベリーキャンドル(クリムソンクローバー)が咲いています。

百均の種だったと思うが、とにかく育て易く、何株も作れるのでとても重宝します。

虫たちも競って蜜集め。

小さなプランターで育てると、こじんまりと可愛らしく成長します。

地植えや大きなプラだとワイルドに・・・。

5月の或る日。

徒長し始めたビオラや忘れな草が上の方でチラチラ咲く。

手前の花は、シラー・カンパヌラータ。

涼やかで中に緑の線が入った美しい花です。

 

思いもよらない所からもシラーが顔を出した。

満開のアザレア。

小さなプランターで育てているが、昨年は咲かなかったのに今年は手入れもしていなくて、こんなに立派に咲いてくれました!!! なのでちゃんと今年は植え替えします・・・。

葉牡丹を抜いた部分に鉢の中に鉢を入れて立体的に・・・。

セラスチューム(夏雪草)も咲き始めました。

この小花も種から非常に育て易いですので是非チャレンジしてみて!!!

なにより、真っ白で目を惹きます。

横に割れ目のないプラなのに横から生えているみたいでしょう・・・。

夜でもこんなに映える。

矢車草は家庭菜園で育てました。

社交ダンスのドレスのようにふんわりとした美しさ。

白は清楚な、ピンクは可憐、ブルーは高貴な印象です。

菜園での様子。

お洒落な色のサヤエンドウの花。

 

たまに失敗するかすみ草も、今年はしっかりとした株になり手間いらずでした。

サンザシ。

時期が来てちゃんと咲いています。

ステージガレージから俯瞰した三角のコーナー。

同じく種から育てたアグロステンマ。

今回は白、ピンク、赤紫などのミックス種使用。

この花も本当に育て易いです。

キャシャな茎。

リズミカルに咲きます。

猫の後ろは、オステオスペルマムのニンジャ。

環境によってニンジャになったりならなかったり・・・。

こちらが普通のオステオスペルマムです。

ブルーベリーのお花も咲いています。

この時期は次から次へ選手交代ですね。

家の北側では都忘れがその名の通りに潜んでいるが、見るとホッとします・・・。

シャガも日陰で咲く美しい花。

ツツジが咲くと、5月(さつき)って感じですよね。

この白壁ブロック塀は、私お手製です。

足元で咲くデロスペルマですが、黄色が鮮やかなので見落とすことはありません。

ネモフィラも、もうそろそろ終わり。

押し花、作ってみよう!!!

ボリジの一部を、二年草のカンパニュラに入れ替えました。↓

昨年5月に種播きしたカンパニュラを1年間北側で栽培。

乾燥、害虫に強かったです。

太陽を浴びるセラスチューム。

ノースポールで羽を休める・・・。

徒長した忘れな草の水色と、ストロベリーキャンドルの組み合わせが壁紙のようで可愛らしい。

夕暮れに輝くストロベリーキャンドル。

 

草月流生け花 Hanari F

 

 

4月の"春"とは違って、少しワイルドに伸びやかに成長していく5月の植物たち。

待ち受けるのは夏。

真っ青な空と、かき氷みたいな雲が浮かび始める。

緑の頃。

 

Yoyo-May

 

 

 


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桜、散策。

2012年04月07日 | アトリエギャラリー

「美影」

日本画 P30  Kokuyo  F

草月流生け花 Hanari  F

 

 

 我が家の新顔 桜、咲きました!

気持ちも軽やかになって散策に出掛けました。

野に咲くスミレ。

しっとり透明感のある薄紫色に陽が通されて・・・。

歩いていると、オオイヌノフグリの群生に出会いました。

辺り一面、空にも負けないブルーのカーペット。

家のラブラドリアもフサフサです。

 

春の我が家。

 散策中。

ムスカリが芽をだし・・・。

青く色づき・・・。

小さなブルーベルの塊が、リンリン鈴なりに。

緑の妖精、シュンラン。発見。

気づけば串団子のようにもこもこになった沈丁花。

辺りに香りをまき散らし・・・。

種で育てたボリジ。

朝はピンク、夕方パープル、一日経てばブルーに変化。

何て素敵なお洋服を持っているんだろぅ。

桜の砂糖漬けで春をトッピング。

桜プリンの作り方 (直径15cm丸鉢2個分)

材料  卵・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3個

     牛乳・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・300ml

     生クリーム・・・・・・・・・・・・・・・・100ml

     砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50g

     ざくろ汁(果汁100%)・・・・・・・大さじ1

     バニラエッセンス・・・・・・・・・・・・・・少々(又は桜エッセンス)

     桜の砂糖漬け・・・・・・・・・・・・・・・・適宜

     食紅・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・少々

     トッピング用生クリーム・・・・・・・・・適宜

(キャラメルソース材)

     グラニュー糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・50g

     水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1

     蜂蜜・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1

     バニラエッセンス・・・・・・・・・・・・・・・少々

1、キャラメルソースを作る。

小鍋にグラニュー糖、水、蜂蜜、バニラエッセンスを加え、沸騰させながらきつね色になるまで焦がしすぎないように煮詰める。

丸鉢の底に流し冷ましておく。   

2、プリンを作る。

ボールに卵、砂糖、ざくろ汁を加え滑らかになるまで混ぜる。(a)

温めた牛乳、生クリームに(a)を加え、均等になるよう混ぜ、バニラエッセンスで整える。

1の丸鉢に泡立てないように流す。

食紅を加える。(ここではおおざっぱに赤い色の塊があるように混ぜている。)

オーブン160度に温める。天板に水を張り、上にはクッキングシートを被せて約25分から30分様子を見ながら焼く。

桜の砂糖漬けとホイップした生クリームをトッピングする。

 

 春はふんわりとした口当たりのものをどうぞ。

 

 再び散策。

2年目のヒアシンスは思った以上に香りが強い。ヒアシンスの球根は残念ながら、2年以上はもたない。

 オーリキュラのようなプリムラがアクセントになって華やぐ。

ツル日日草も地際から元気よく芽を出している。

空中庭園なんばパークスを散策しました。

桜も咲き始めています。

 

こんな所で腰かけてランチがしたい。

 

ボロニアやマーガレットがぎっしり。

オレンジ色のミツマタが古風で愛らしい。

ローズマリーの滝。

ラナンキュラス、ムルチコーレ、花かんざしなど・・・。

奥へ行くと、クリスマスローズが群生。

都会の真ん中の空中庭園に水辺まであるなんて・・・。金魚も泳いでる。

ミモザは遠くからでもそれだと分かりますね。

ここでは、時間が止まったみたいにくつろぐことが出来るでしょう。

色とりどりで心ウキウキ。

芝生との組み合わせが大好きです!

 

 もう一か所散策しました。

何度でも行ってみる価値のある天空の城、竹田城址です。

桜がたくさん植わっているわけではありませんが、人があまり踏み込んでいない良さがあります。

・・・が最近メジャーな観光スポットになりつつあります。

町を見下ろす。

ここは手すり柵などほとんどなく危険ですので、決してふざけたりしないよう・・・。

来週あたり桜はよさそぅだか、昨年頃合いに行ったのに少しも咲いていなかった。

メジャーになって桜の根本を踏む人が多くなったからではないのだろぅか・・・。

空と雲と遺跡・・・ロマンです。

 

家の桜の開花と共に、次々と植物たちは歓びに溢れています。

キラキラ眩しい太陽の下、散策にて、

いいもの見つけた。

 

Yoyo-May

 

 

 


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花のチカラを信じて・・・。

2012年03月31日 | アトリエギャラリー

「箱庭のヴェリーズ・ブルー」

丘の上一面、黄色の絨毯。風が雲をさらって行きます。

 

 菜園の菜の花をガラス瓶に生けて・・・。

こちらから先は草月の生け花展(花の力を信じて)での様子です。

今回の草月流生け花展、どの作品も素晴らしいものがありました。切り花でありながら無駄がなく、完成された美が味わえました。

ここから、本部講師による作品です。

風格が出ていますね。

暗闇に浮かび上がった美しさ。

こちら、2代家元、勅使河原霞さんの遺した作品に生けてあるそうです。

もぅ可愛いのなんのって・・・。

ここからは、各支部による合作です。

雪柳もこうなったら想像力が試されます。

春爛漫といった感じ。

この作品好きです。

 

苔も生け花で使われるんですね。

素敵な花器に注目です。

生け花宇宙です。

端正です。

生け花もドレスですよね。

花だけじゃない部分もよく考えられています。

シンプル優しい。

この蓮の実の生け花とても気に入りました。

下からのライトアップで好くできた演出だなぁと感心です。それでいてやはり無駄がない。

シンプルさで魅せるといぅのが難しい生け花の中で、この紅白のアマリリスも凄く気に入りました。

 

変わったものをモチーフとして生ける場合おかしくなりがちだが、これは面白い。

白と黒と緑。見ているだけで、伝わるものがあります。

 こちらから、勅使河原茜さんの作品です。

まるで生きているみたい・・・。生きているんですけどね。

ひらひらひら・・・と美しい。

テッセンの良さが出ていますよね。

椿類の生け花は昔からある優れた美。

普段の生活の中で、少しでも"花を生けてみる"習慣を作ってみてはいかがでしょうか・・・。

小さな発見がきっとあるはず・・・。

 

Yoyo-May

 

 

 


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生け花プロムナード

2012年03月21日 | アトリエギャラリー

京都、八坂、長楽館にて・・・。

 假屋崎省吾氏 生け花展へ行ってきました。

屋外にて各流派による生け花プロムナードも催されていました。

八坂神社裏の円山公園の枝垂れ桜をバックに・・・。

ダイナミックで美しいですね。

円山公園は小川治兵衛作の池泉回遊式庭園で、京都市最古の公園です。

この日は本当に小春日和。

たまたま巫女さんが舞を練習していらっしゃいました。

東大谷寺通りにて・・・。

青空に映えますね。

コデマリが枝垂れてとても優しい雰囲気に・・・。

豊臣秀吉の正妻ねね、晩年の住居、高台寺への路。

高台寺の梅。

一足先に生け花で桜を愛でる。

歩いているとこんな風景があちこちに・・・。

八坂の塔前。

宇宙を感じますね。

金剛寺(庚申堂)前。

京都らしいカフェで、ちょっと一休み。

 

二寧坂。

 京都風ガーデニング???

 こちょこちょしてて可愛い。

清水寺に寄って帰りました。

 

夕暮れの歌舞伎座。

假屋崎氏の生け花、素晴らしかったです!!機会があれば是非一度行ってみて下さい!!!

草月流生け花 Hanari  F

 

草月流生け花  Hanari  F

 

假屋崎氏プロデュースの青い花器 (サイン入り)

空に流れる雲のように。

陽射しから春へ。

 

Yoyo-May

 

 

 


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マイ・ファニー・バレンタイン

2012年02月14日 | アトリエギャラリー

梅はバレンタインの季節に毎年咲くので"バレンタインの花"と私はそう呼んでいます。

けれど今年はまだ蕾が硬く、咲きそうにありません。

こちらは3年前の梅の花。

オーソドックスにチョコレートケーキを添えて。

フラワーバレンタインと言うのが今、地味に話題ですね。

チョコレートにしても花にしても貰って嬉しいのは女性なので、私は微妙だなと感じます。

可愛いらしい真っ赤なハートの鉢を見つけたので、私なりにコーディネイト。

こんな小さな鉢にも気持ちがこもっています。

処分品で購入したシクラメンにベル型カランコエを寄せ植えた。

ハートに見えるシクラメンの花形、花言葉"はにかみ"

渋く色づいた初雪蔓との組み合わせがいじらしい。

今年のバレンタインはマカロン、作ってみました。

マカロン・バレンタインの作り方 (約24個分)

材料  粉糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・70g (ふるっておく。)

     アーモンドプードル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100g

     卵白・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3個(約100g~110g)

     砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60g

     ココアパウダー・・・・・・・・・・・・・大さじ1 1/3と中さじ1

     食紅・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・少々

     ブランデー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・少々

(チョコレートクリーム材)

     チョコレート・・・・・・・・・・・・・・・120g

     生クリーム・・・・・・・・・・・・・・・・50ml

     水あめ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50g

     無塩バター・・・・・・・・・・・・・・・・・50g

     アーモンド・・・・・・・・・・・・・・・・・・50g (刻んでおく。)

1、ボールに卵白をつのが立つまでしっかり硬く泡立て、砂糖を3回に分けて加える。

1に粉糖とアーモンドプードルを合わせながら泡を消さないように艶が出るまで混ぜる。

別のボールを用意し、半分に分けて一方にココアパウダー大さじ1と1/3、もう一方にはココアパウダー中さじ1と食紅少々加え色づかせる。ブランデーを加える。

2、星口金を付けた絞り袋に1を入れ、クッキングシートを敷いた天板にハート形に絞り出す。

そのまま乾燥するまで放置。

3、オーブンを200度で予熱してから170度に下げて、約13分から15分焼く。

4、チョコレートクリームを作る。

刻んだチョコレートを湯せんにかけ、溶けたところに生クリーム、水あめ、無塩バター、アーモンド、ブランデー少々(分量外)を加える。

湯せんから離し少し固まってきたら、焼き上がったマカロンの片方にクリームを塗り、もう一方でサンドする。

マカロンは難しいので何度も練習が必要ですね。

でも今ここに、春がやってきたようです。

夜はみ~んな部屋で過ごします。

 

 ローズゼラニュームの後ろのはずかしがり屋さん

 百日紅の実。

ラジオから聴こえてくる哀愁のマイ・ファニー・バレンタイン(ジャズナンバー)

みなさまにとってお倖せな一日でありますように・・・。

 

Yoyo-May

 

 

 


 

 

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オレンジページ

2012年02月08日 | アトリエギャラリー

このページはオレンジ色のものばかりを集めた部屋です。

家の外壁やキッチン、壁紙などがオレンジ色なので必然的に内も外もオレンジ系が増えました。

どうぞごゆっくりおくつろぎ下さい。

ステージガレージの上で撮影。

草月流生け花   Hanari  F 

「日本画のための習作」

水彩画 F6  水彩紙    Kokuyo  F

小さな庭の手作り花壇

西洋芝の中から水仙、苺、紫陽花が自由に生きている。

家の東側の小路にて・・・。

冬も青々が我が家のポリシー。

けっして、緑を絶やさないこと! を大切に工夫しています。

引っ越してきて1年5か月の今の様子です。

霜などで少々傷んだが、植え付け時期だけしっかり守っていれば問題ナシです。

水やりのやり方に気を付けながら、あとは徐々に春を待つだけ・・・。

 

 家の北西側の小路。これは私が施工女になって北東側まで一式敷き詰めた。

なかなかの力作である。

当然、キャットハウスも猫用トイレボックスもオレンジ系である・・・。

ではそろそろおやつの出番。

ゆるゆる金柑ゼリーの作り方

材料  金柑・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21個

     オレンジ(輪切り)・・・・・・・・・2切れ

     レモン(輪切り)・・・・・・・・・・・2切れ

     砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ6

     ハニー白ワイン・・・・・・・・・大さじ3

     みりん・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1

     レモン汁・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1

     水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・300ml

     トロピカルフルーツ(缶)・・・・150g

     フルーツ缶汁・・・・・・・・・・・大さじ4

     ゼラチン・・・・・・・・・・・・・・・中さじ2

     スウィートマジョラム・・・・・・・・適宜

1、水洗いした金柑7個をシリコンスチーマーに入れ(ここでは約10cmの容器使用)砂糖大さじ3、オレンジ、レモンの輪切り、ハニー白ワイン、みりんを加えレンシレンジ600wで10分加熱する。

更にここでは容器が小さいので、1に再び金柑7個を加え砂糖大さじ3、水分がなくなっていたら水大さじ2(分量外)、レモン汁を足して600wで5分加熱。

同様に残りの金柑7個を1の要領で600wで10分加熱する。(スチーマーから溢れ出したりするのでやけどに注意!)

2、水とフルーツ缶の汁を小鍋に入れ沸騰させたところにゼラチンを加え溶かす。

ゼラチンが溶けたら火を止め、ボール(中)に入れ替え、1の金柑とトロピカルフルーツ(ここでは赤マンゴー、パイナップル、ピーチなど)を加え、スウィートマジョラムを香りづけに添える。

3、冷蔵庫で冷やし、固める。

 さっぱりとして口当たりが良いので、風邪ひきさんでも食べられると思います。

寄せ植え材料:パンジー、ビオラ、グレコマ、スウィートマジョラム

ひこにゃんの大好きな座椅子。

大好きなのぞき窓。

ぽっかり暖かな光と香りに包まれて一休みできたなら倖いです。

 

Yoyo-May

 

 

 


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花は絵に、絵は花に通ずる。

2012年01月28日 | アトリエギャラリー

草月流生け花  Hanari  F 

庭は狭いがバルコニーは広いんです。嵐の日に撮影・・・。

あられも降ってきた。

 

「巣」

水彩画  [F6 水彩紙] Kokuyo  F

   

 

「巣」

日本画  [F10  絹] Kokuyo  F

鉢から溢れ出した富貴蘭の絵。

シルクの裏には金箔が貼ってあります。

同じ絵を2,3度描き直すのが日本画。滅入りますよね。リストの楽譜を眺めるのと同じくらい滅入ると思います。しかも地味です。でもだからこそ奥が深くなるのかもしれないですね。

日本画には花瓶に生けられた花が描かれた絵があまりありません。絶対とは言い切れないが土から生えている植物を描くのが基本かな。これは私の好きなスタイルです。病院にお世話になることがあるとしたら、切り花などでなく鉢花がいいですし、非常識かもしれないが一番好きな真っ赤なケシの花がいいですね。

絵は花、花は絵です。 

 

Yoyo-May

 

 

 

          


        

      外の嵐にくたびれたようです・・・。 

  

 

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或る晴れた日に・・・

2012年01月18日 | アトリエギャラリー

或る晴れた日に・・・龍神社へ。

オペラが好きです。

大学では音楽学科に交じってオペラの講義を受けていたほど。

こんなお天気の日には風に乗って聴こえてきそうです。マリア・カラスの蝶々夫人。ジュリエッタ・シミオナートのミニョン。現代では、フィオレンツァ・チェドリンスやエレーナ・ガラチャン、アンナ・ネトレプコ、ルネ・フレミングが素晴らしいと思います。興味があれば聴いてみて下さい。できれば映像で演技などを見られるのがお奨め。時の人、エディタ・グルベローヴァも好きでした。男性ではバリトンのジョン・レリエが断然好き。現在、ミュージカルとしてのオペラ座の怪人が来日とのこと。私のオペラ好きはここが始まり。見れば人生観変わります。劇団四季のオペラ座の怪人も心揺さぶる感動がありました。舞台表だけでなく舞台裏の素晴らしさも合わせ持った本当の総合芸術です。

海を臨んでここに佇むと、誰でも待ち人です。

汽笛が懐かしい人を運びます。

草月流生け花  Hanari  F

龍神社の鳥居の前で。

ここは徳川の道といわれる由緒があり、古墳も発掘されている。前、住んでいた家の近くのお気に入りにしていた公園も、明石ゾウの骨が発掘された場所。更にその前住んでた所はお寺の近くの竹藪。どうりで、ロマンと古くて懐かしいものを好むわけです。そして、そういった所に縁があるらしい。

玄関を彩る。

                                「日本画のための習作」

                              水彩画 [F6 水彩紙]  Kokuyo  F

乙女椿ばかりをひたすら描いていた時代が懐かしい。

元来、かなりのめんどぅくさがり屋だが・・・好きなことにだけマメです。

神社から帰ってきて発見! 家の裏手(といっても東側ですが)でワイルドストロベリーがフサフサ。

冬にも負けず。

 ・・・・・私もがんばらなくてはね・・・・・ 

  自然はいつも芸術です。

         人は何処へ行くのでしょうか・・・?                

 

Yoyo-May

 

 

 

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十日戎から思い出すこと

2012年01月11日 | アトリエギャラリー

大学に通っていた頃、利用していた阪神電車から十日戎の屋台の絨毯を毎年眺めていました。それが丁度、子供の頃好きだった絵本「もぐらごっこしよう」の何枚もの布団が敷かれたトンネルとおんなじに見えていました。夜の屋台ってこんなにキレイで昼はいわゆるパラダイス。ネジ(時間)の止まったおもちゃ箱みたい。

写真は宵戎の様子。

人が集中して行くので苦しいが、一度は行ってみる価値あり。

笹を買って鯛絵馬を書こう!

(もう来年の話ですが・・・

   

入口では神主さん達が頭上をお祓いしてくれます。

縁起物って良い。

昔から古めかしいものが好きだった・・・。    

「典」

日本画  [SM、絹]  Kokuyo  F

草月流生け花  Hanali  F

生け花と愛猫、ひこ。

ひーちゃんはお花がスキ

玄関にて、袋いっぱいお花を買って帰ると、なにかってきたの?なにかってきたの?

・・・とご飯の時より騒がしい。

おかあさんの編みかけのセーターの上で、挿し芽で育ってきたブライダルベールをむしゃむしゃ食べる。他、テーブルヤシやドラセナ・コンシンナが特に好物。

よっこいしょ・・・・・ああー。おかあさんの手編みはいい~。

陽だまりの入る小さな坪庭より愛をこめて・・・・・。

「天の戴き」

日本画  [F30、鳥の子和紙] Kokuyo  F

 

今年で園芸を始めて7年目になりました。まだ7年です。上は山茶花の絵です。

初めの2年間は趣味の園芸(本)ばかり読んでいました。当時、日本画家の那波多目功一さんが表紙を飾っていたこともあって購買していたんです。

2年たって頭に定着してきた頃、本離れ。とにかく隅々まで読みつくし、どんな植物にも興味を持ち、山田香織さんの盆栽にもうっとりしていました。

真冬にケシの種を播いて部屋で暖めて育てたり、性質の合わない植物同士でも平気で寄せ植えたり、有り得ないこともたくさんしましたが、不思議、植物って応えてくれるものなのです。

そうして近所に“お庭が素敵だな~”と思ってた自分の親よりも年配の花友もできました。

子供の頃から好きだったワケでもないのに・・・。

でも覚えているんです。幼い頃の道端の光景を。今ならあれがタマスダレであったことを知る事もできたし、オシロイバナの大きな黒い種を手で意味なくはたき落としていた事やムラサキシキブを食べていた事も・・・・

結局、いつか植物を好きになる、携わる人間だったんですね。

・・・ちょっと昔を振り返ってみました。              

 

Yoyo-May

 

 

 

 

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霜が降りて山茶花の葉が紅く色づきました。

 

La principessa di Wilde di un giardino di miniatura