星降る箱庭

天文台のある里山へ移住、細々と絵描きをしながら心の窓を見つけます。(記録用)

花のチカラを信じて・・・。

2012年03月31日 | アトリエギャラリー

「箱庭のヴェリーズ・ブルー」

丘の上一面、黄色の絨毯。風が雲をさらって行きます。

 

 菜園の菜の花をガラス瓶に生けて・・・。

こちらから先は草月の生け花展(花の力を信じて)での様子です。

今回の草月流生け花展、どの作品も素晴らしいものがありました。切り花でありながら無駄がなく、完成された美が味わえました。

ここから、本部講師による作品です。

風格が出ていますね。

暗闇に浮かび上がった美しさ。

こちら、2代家元、勅使河原霞さんの遺した作品に生けてあるそうです。

もぅ可愛いのなんのって・・・。

ここからは、各支部による合作です。

雪柳もこうなったら想像力が試されます。

春爛漫といった感じ。

この作品好きです。

 

苔も生け花で使われるんですね。

素敵な花器に注目です。

生け花宇宙です。

端正です。

生け花もドレスですよね。

花だけじゃない部分もよく考えられています。

シンプル優しい。

この蓮の実の生け花とても気に入りました。

下からのライトアップで好くできた演出だなぁと感心です。それでいてやはり無駄がない。

シンプルさで魅せるといぅのが難しい生け花の中で、この紅白のアマリリスも凄く気に入りました。

 

変わったものをモチーフとして生ける場合おかしくなりがちだが、これは面白い。

白と黒と緑。見ているだけで、伝わるものがあります。

 こちらから、勅使河原茜さんの作品です。

まるで生きているみたい・・・。生きているんですけどね。

ひらひらひら・・・と美しい。

テッセンの良さが出ていますよね。

椿類の生け花は昔からある優れた美。

普段の生活の中で、少しでも"花を生けてみる"習慣を作ってみてはいかがでしょうか・・・。

小さな発見がきっとあるはず・・・。

 

Yoyo-May

 

 

 


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春色バスケット

2012年03月25日 | ホームレス・エンジェル

「宿なし天使」

バスケットを持ってピクニックしたくなる季節。

 

 

我が家でもクリスマスローズがやっと咲きました。

覗きこんであげるとこんなに可愛らしいのが分かります。

こちらはピンクの一重の椿。

水色の空にピンクが優しい。

 

種で育てたビオラがこぼれるように咲いています。

ひとつひとつがお顔のよぅ・・・。 

一番好きなオレンジが入った色合いのビオラ。

カレンデュラが横から伸び始める。

フリンジ咲きパンジー。

オーソドックスなビオラも咲けば可憐です。

 

鉢の中で小宇宙を創るのが好きです。

まだ青い感じだが、青いアザミのようなセントーレア、パンダ菫、ストロベリーキャンドル、セラスチューム、スペアミント、セダムが植わっている。

沈丁花が咲くと、春が来た!!という感じがしますね。

香りもとても清楚。

お菓子も自然と春模様。

春色バスケットの作り方 (18cm丸型一個分)

材料  (チュイル生地)

     卵白・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2個分

     グラニュー糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50g

     バター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20g

     アーモンドエッセンス・・・・・・・・・・・・・・・少々

     ココアパウダー・・・・・・・・・・・・・・・・・・中さじ1

     (スポンジ生地)

     卵・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2個

     砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15g

     薄力粉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20g

     アーモンドエッセンス・・・・・・・・・・・・・・・・少々

     オリーブ油・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1

     (リンゴのカスタードクリーム材)

      リンゴ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小1/2個

      砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ3

      白ワイン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1

      レモン汁・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1

      卵黄・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2個分

      コーンスターチ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15g

      グラニュー糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ3

      牛乳・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・150ml

      生クリーム、砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適宜

      (シュガークラフト材)

      粉糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50g

      ココアパウダー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・中さじ2

      水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1

イチゴ、ダークチェリー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適宜

1、チュイル生地で底の部分を作る。

卵白を泡立てたところにグラニュー糖を加え角が立ったらバター、アーモンドエッセンスで整える。

ココアのチュイル生地のために30g取り分けココアを加え、混ぜておく。

生地をクッキングシートに丸く伸ばし、ココア生地で格子模様を作る。

オーブン、予熱170度で約8分焼く。

暖かいうちに18センチの丸型に押し当て、バスケットの形にしておく。

2、底に敷くスポンジ生地を作る。

卵を泡立て砂糖を加え、角が立ったら薄力粉をふるい入れる。

バター、アーモンドエッセンスで整え、オーブン約180度で15分焼く。

3、リンゴのカスタードクリームを作る。

中鍋にリンゴ、砂糖、白ワイン、レモン汁を加えとろとろになるまで煮詰める。

4、中鍋に牛乳グラニュー糖、溶いた卵黄を入れ中火で温めた所に、コーンスターチを加えとろみがつくまで混ぜる。

冷ましてから、泡立てた生クリームとジャム状のリンゴを合わせておく。

5、シュガークラフトを作る。

粉糖を水で練り合わせ、バスケットの取っ手部分やハートの形など好みで作る。

6、1に2を敷き、リンゴのカスタードクリームを絞りだし、イチゴ、ダークチェリーを乗せ、生クリーム(分量外)とシュガークラフトをトッピングしていく。

7、粉糖を上からふる。

手間はかかりますが春を楽しんで作りましょう。

ピンクデージーの周りはブルーの忘れな草。

もうすぐ春に染まります。

 

 Yoyo-May

 

 

 


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生け花プロムナード

2012年03月21日 | アトリエギャラリー

京都、八坂、長楽館にて・・・。

 假屋崎省吾氏 生け花展へ行ってきました。

屋外にて各流派による生け花プロムナードも催されていました。

八坂神社裏の円山公園の枝垂れ桜をバックに・・・。

ダイナミックで美しいですね。

円山公園は小川治兵衛作の池泉回遊式庭園で、京都市最古の公園です。

この日は本当に小春日和。

たまたま巫女さんが舞を練習していらっしゃいました。

東大谷寺通りにて・・・。

青空に映えますね。

コデマリが枝垂れてとても優しい雰囲気に・・・。

豊臣秀吉の正妻ねね、晩年の住居、高台寺への路。

高台寺の梅。

一足先に生け花で桜を愛でる。

歩いているとこんな風景があちこちに・・・。

八坂の塔前。

宇宙を感じますね。

金剛寺(庚申堂)前。

京都らしいカフェで、ちょっと一休み。

 

二寧坂。

 京都風ガーデニング???

 こちょこちょしてて可愛い。

清水寺に寄って帰りました。

 

夕暮れの歌舞伎座。

假屋崎氏の生け花、素晴らしかったです!!機会があれば是非一度行ってみて下さい!!!

草月流生け花 Hanari  F

 

草月流生け花  Hanari  F

 

假屋崎氏プロデュースの青い花器 (サイン入り)

空に流れる雲のように。

陽射しから春へ。

 

Yoyo-May

 

 

 


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足元から春

2012年03月13日 | ホームレス・エンジェル

「宿なし天使」

足元から春が訪れました。

思いがけない所から福寿草の芽!

そして気が付いた時には花も立派に開花。

春の陽射しを浴びて。

和風クリスマスローズみたい。

種で育てたネモフィラ"マキュラータ"がぽつぽつ咲き始めています。

手作りの籠にドライ鉄砲百合とドライ芙蓉を絡ませて・・・。

寄せ植え材料:桜草、葉牡丹、カレンデュラ、香りのナデシコ、オキザリス、ホワイトフェリー

まだ雪がちらつく日もあるが、いちにちいちにち春の足音が伺える。

ミモザ。

春は一番黄色の花が多いと聞いたことがある。

このシンビジュウムは周年、外に放りっぱなし。

それでも季節が廻れば咲く。

もともと盆栽用の白梅も季節を知っているように満開。

水仙は12月の終わりから今までずっと咲き続けている。

真横から撮るのは初めて! 無性に可愛らしい!!

八重の水仙が中に混じっています。

 春らしいお菓子、作りました。

ワッフルレアチーズケーキの作り方 (直径6cmのワッフル型6個分)

材料  もちもちホットケーキミックスの素・・・・・・・・・・・・・・100g

     卵・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2個

     牛乳・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1

(レアチーズの材料)

     クリームチーズ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・200g 

     ヨーグルト・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100g

     牛乳・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50ml

     水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1 

     砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ3 

     レモン汁・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1

     粉ゼラチン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1 

     アーモンドエッセンス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・少々 

     ブルーベリー、ドライ・・・・・30g・・・・・フレッシュ・・・・適宜

1、土台になるスポンジをつくる。

ボールに卵白を角が立つまで泡立て、少しずつ卵黄を加える。

ホットケーキミックスをふるいながら泡を消さないように素早く混ぜ、牛乳、ドライブルーベリーを加える。

ワッフル型にバター(分量外)を塗り、生地を流してオーブン予熱180度で12~15分焼く。

2、レアチーズを作る。

粉ゼラチンは水、牛乳につけレンジで5~10秒ふやかしておく。

ボールにクリームチーズ、ヨーグルト、砂糖、レモン汁、アーモンドエッセンスを加え、一気に泡だて器、またはフードプロセッサーにかけ、滑らかにする。

小鍋に滑らかになったクリームチーズ類を弱火にかけ、牛乳でふやかしたゼラチンを加え溶かす。

ワッフル型にフレッシュブルーベリーを底に敷き、クリームチーズ生地を流す。

冷蔵庫で冷やし固める。

固まったら型から取り出し、スポンジの上に乗せる。

上品で本当に美味しいです!!!

草月流生け花  Hanari  F

パンジー、サンライズ・・・だったかな?

   春蘭。

春の芽出しは感動の連続。ダメにしたのではないかと心配していた植物がひょっこり芽をだしていたら、花好きガーデナーにとってこれほどの歓びはないでしょう!!!

 

Yoyo-May

 

 

 


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雛と雛鉢

2012年03月03日 | ガーデン&ベジタブル

17年ぶりにお雛様、全部一式出して飾りました。

あんまり雅やかなのでこの部屋だけ平安時代のようです。

 

毎年、出しているわけではなかったせいか、20数年経っていますけど朽ちていないみたい。

この画像では分かりにくいが、右大臣の御着物はタータンチェックのようなグリーン。

この方たちは表情豊かで今にも動き出しそう・・・。

勇ましく色黒さんです。

シワと歯がチャーミング。

非常に美丈夫な左大臣・・・。

コストコの鉢が丁度お雛様用にもってこいだったので桜草を入れて飾りました。

ガーデン雛段 !??。

素朴なキンセンカがまだ盛りでない緑の中で映える。

冬の庭ではピンクが活きる。

 

雨の雫が滴って桜草に春を告げる。

寄せ植え材料:ビオラ、忘れな草、セラスチューム、ツル日々草

またまた寒天系で恐縮・・・。

スパークリングフルーツポンチの作り方(ハート、バナナなどのシリコン型)

材料  棒寒天・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1本

     砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30g

     ミカン、杏子の缶の汁・・・・・・・・・・・・・・・・・350ml

     ヨーグルト・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・150ml

     水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100ml   (缶汁、水は合わせてaとする。)

     バナナ、キウイ、イチゴ、ミカン、レモン・・・・・・適宜

     食紅・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・少々

     スパークリングワイン(ここではリンゴのスパークリングワイン使用)

1、寒天はちぎってぬるま湯に、半日から一日浸しておく。

2、中鍋でaを沸騰させ弱火にし、ふやかした寒天を溶かす。(溶けきらない所は茶こしで取り除く。)

溶けたら砂糖、ヨーグルトを加える。

シリコン型に流し、細かく切ったフルーツを少し沈めて入れる。余った分には食紅を加え色づかせる。

3、冷蔵庫で冷やす。

冷やし過ぎると硬くなるので頃合いを見る。

4、器に盛り付け、ワインを注ぎ、輪切りレモンを添える。

 急にガーリックパンが食べたくなった!!!!!

ガーリックワサビコッペパンの作り方

材料  強力粉・・・・・・・・・・・・・・・280g

     薄力粉・・・・・・・・・・・・・・・・20g

     砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1

     塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1

     牛乳・・・・・・・・・・・・・・・・200ml

     ドライイースト・・・・・・・・・小さじ1

( トッピング材 )  

         ニンニク、ワサビ・・・・・・・・・適宜

          オリーブオイル・・・・・・・・大さじ1

     塩・・・・・・・・・・・・・・・・・ひとつまみ

     スウィートマジョラム・・・・・・少々

1、強力粉、薄力粉、砂糖、塩、牛乳(人肌に温める。)をベーカリー庫内に、ドライイーストを所定の位置に入れパン生地ボタンを押して一次発酵までを行う。

2、一次発酵終了後、細長く成形し、上の部分をハサミで4~5箇所カットする。

オーブンの発酵機能(冬場40度)で二次発酵させる。

3、二次発酵終了後、二倍に膨らんだらトッピング材をのせ、オーブンを220度で予熱し約15分から20分焼く。

    できたてをいただきましょう!!

草月流生け花 Hanari  F

貝合わせのお雛様。

 

曾祖母と祖母からの贈り物。

こういったものを子孫に受け継ぐことができれば良いな・・・と思いました。

 

Yoyo-May

 

 




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