星降る箱庭

天文台のある里山へ移住、細々と絵描きをしながら心の窓を見つけます。(記録用)

花は絵に、絵は花に通ずる。

2012年01月28日 | アトリエギャラリー

草月流生け花  Hanari  F 

庭は狭いがバルコニーは広いんです。嵐の日に撮影・・・。

あられも降ってきた。

 

「巣」

水彩画  [F6 水彩紙] Kokuyo  F

   

 

「巣」

日本画  [F10  絹] Kokuyo  F

鉢から溢れ出した富貴蘭の絵。

シルクの裏には金箔が貼ってあります。

同じ絵を2,3度描き直すのが日本画。滅入りますよね。リストの楽譜を眺めるのと同じくらい滅入ると思います。しかも地味です。でもだからこそ奥が深くなるのかもしれないですね。

日本画には花瓶に生けられた花が描かれた絵があまりありません。絶対とは言い切れないが土から生えている植物を描くのが基本かな。これは私の好きなスタイルです。病院にお世話になることがあるとしたら、切り花などでなく鉢花がいいですし、非常識かもしれないが一番好きな真っ赤なケシの花がいいですね。

絵は花、花は絵です。 

 

Yoyo-May

 

 

 

          


        

      外の嵐にくたびれたようです・・・。 

  

 

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小鳥の独り言

2012年01月25日 | ガーデン&ベジタブル

ここはアタシのおうち。

かんりにんさんがたてて、ペイントしてくれた。

ちょっとはいってみますか? よいっしょっと・・・。

かたながれになってるけど、なかはいがいとひろいのよ。

ふきぬけがあってひかりがさしこむから、うたなんかうたっちゃったりして・・・ね。

あ! ごはんみっけ・・・。

アタシ、「え」とかすきだわ。とくにモネ。

どう? アタシのバードハウスとドールガーデン。

「モネのにわ」をイメージしているの。

ホントはかんりにんさんのしゅみなんだけどネ。

ハッ!! ひこだ・・・。

 じ・・・じゃぁ・・こっそりドールガーデンご紹介。

スタンダード仕立てのアロマティカス、ベゴニア、苔。この鉢が一番、極小だと思われる。

シダ(タディ)、苔。トイレに飾ってみました。ほぼ実物大。

 

ルー(猫寄らず)、苔。シンプルが一番美しい。服と同じ。そのかわり鉢を洒落る。

苔。これだけなのに癒される。丸は癒しの形。高さ僅か1センチ。

午後の陽射しが優しく陰を落とす。

ヒナ草。これだけで充分ですネ。

後方はパープルクランベリー。手前はセントポーリアと苔。

セントポーリアは意外と育て易い。葉挿しで簡単に増える。

これもパープルクランベリー。クランベリーは挿し芽が容易。手の平に納まってしまいます。

インパチェンス、苔。冬場でも挿し芽OK。水につけているだけで発根する。

パウダールームには、清潔感のある白い花を・・・。

家庭菜園で採れた白菜をバックに。カップには、バべ(幼苗)とセダム。バべは種(どんぐり)からすぐ芽がでる。余談、バべにはメジロが憩い易いというのは本当でしょうか?

サンセベリアとコハクリン。空色ポットの上で一休み。

キッチンで菜の花畑。

外にいる気分~。

 今回、案内役のコハクちゃん(オス)。

 性格?オカマちゃん・・・。

 趣味?内職・・・。

ご苦労さまでした。           

 

Yoyo-May

 

 

 




 

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小鳥のドールガーデン

2012年01月23日 | ガーデン&ベジタブル

桜文鳥のコハクちゃん。

恐らくオスだと思われるが、オカマっぽいです。

愛称はコハクリン。今年6歳です。

宝物の豆盆栽の小さな鉢たち。

これは唯一の花友だった方のお母様が愛用していたものを頂いた。私から見れば曾祖母にあたる年代の方で、もうずいぶん前に亡くなっていらっしゃるのですが、こうして使わせてもらっているのでありがたく感じます。一番小さいので、直径5センチしかありません。高さは僅か2センチ。なのに鉢の形はしっかりとした品と繊細さがあり、眺めているだけで癒されます。

では、ドールガーデンを一点ずつご紹介。

ベゴニアは庭で野生化しつつある。

紅葉したセダムと同じく紅葉した苺。

私の好きなブライダルベール。

挿し木で育った木立性のローズマリー。

ミニミニ籠は手作り。セダムとハーブの中で一番好きなスウィートマジョラム。

多分、アップルミントとレタスの幼苗、オキザリス(カタバミ)。これはポプリを入れる容器です。

ウォータークレソンって実に便利でお得な植物。水さえあげていればいいと思うのだが、どうでしょう? 一年中栽培、収穫OK!(冬は部屋で)お肉との相性抜群。ワサビのような味がなんとも言えないですね。

コハクリンの野菜畑。

顔、突っ込んでみたり・・・。

後方はスミレ(もこ)、手前はラムズイヤーとセダム。

ドーンバレータイム、アジュガ(斑入り)、へびいちご。へびいちごは名前のわりに可憐です。花は苺類と違って黄色なんですね。家庭菜園で生えていたのをお持ち帰り。以来、庭のグランドカバーとして活躍。

黒龍。化粧砂を敷いているがお米で代用するのも悪くない。

バコパ、スペアミント、オリヅルラン。ほぼ実物大です。

鳥籠ガーデン。

ちょっと様子を見てから探検しましょ。

晴れの日は気持ち良いね。

唄歌っちゃうよ。

    花の少ない時期のドールな世界。

アリエッティソングが流れてきそうです。

        

Yoyo-May

 

 

 

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或る晴れた日に・・・

2012年01月18日 | アトリエギャラリー

或る晴れた日に・・・龍神社へ。

オペラが好きです。

大学では音楽学科に交じってオペラの講義を受けていたほど。

こんなお天気の日には風に乗って聴こえてきそうです。マリア・カラスの蝶々夫人。ジュリエッタ・シミオナートのミニョン。現代では、フィオレンツァ・チェドリンスやエレーナ・ガラチャン、アンナ・ネトレプコ、ルネ・フレミングが素晴らしいと思います。興味があれば聴いてみて下さい。できれば映像で演技などを見られるのがお奨め。時の人、エディタ・グルベローヴァも好きでした。男性ではバリトンのジョン・レリエが断然好き。現在、ミュージカルとしてのオペラ座の怪人が来日とのこと。私のオペラ好きはここが始まり。見れば人生観変わります。劇団四季のオペラ座の怪人も心揺さぶる感動がありました。舞台表だけでなく舞台裏の素晴らしさも合わせ持った本当の総合芸術です。

海を臨んでここに佇むと、誰でも待ち人です。

汽笛が懐かしい人を運びます。

草月流生け花  Hanari  F

龍神社の鳥居の前で。

ここは徳川の道といわれる由緒があり、古墳も発掘されている。前、住んでいた家の近くのお気に入りにしていた公園も、明石ゾウの骨が発掘された場所。更にその前住んでた所はお寺の近くの竹藪。どうりで、ロマンと古くて懐かしいものを好むわけです。そして、そういった所に縁があるらしい。

玄関を彩る。

                                「日本画のための習作」

                              水彩画 [F6 水彩紙]  Kokuyo  F

乙女椿ばかりをひたすら描いていた時代が懐かしい。

元来、かなりのめんどぅくさがり屋だが・・・好きなことにだけマメです。

神社から帰ってきて発見! 家の裏手(といっても東側ですが)でワイルドストロベリーがフサフサ。

冬にも負けず。

 ・・・・・私もがんばらなくてはね・・・・・ 

  自然はいつも芸術です。

         人は何処へ行くのでしょうか・・・?                

 

Yoyo-May

 

 

 

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冬のコーラス早春のハーモニー

2012年01月15日 | ガーデン&ベジタブル

水仙が咲き並んでいます。

家庭菜園の隣の方に頂いたのがどんどん増えました。中には八重も混ざっている。

何分、庭がスモールなので秋になったら裏の山の神社の傍へ、堀り上げ分球し、植えなおしてあげようと思います。無人のこれまた小さな神社なので邪魔にはならないだろうし、そこが水仙郷のようになったらどんなにいいだろうと、想像してしまうのです。

芝生を突き破って芽だしの頃。

 

ニョキニョキ・・・・・ニョキ。

神社からの眺望。明石大橋がそびえている。

写真で見るよりももっと臨場感があり、夜景はもっと素晴らしいものがある。

引っ越して初めての冬の昨年は、超珍しく雪が積もった。下はその神社までの道である。

観音様には、いつも誰かがお花を添えてある。

ここは塚山の龍神社といいますが、トトロに出てくるようなお家や場所に住みたいと思っていた小学生時代があったので、家の近くのこの霊感スポットは私好みで素敵な場所。とても街中に在るとは思えない。大安の日にお参りしてノートに記帳するのです。

そして植物たちに、この次はああしてあげようだとか考えてる時が本当に一番楽しい。水仙もそのひとり・・・・・。ひっそりとした神社には、夏には姿を消してしまうほっそり慎ましい水仙が似合う。分球が楽しみ。

ほら、この子たちは冬と早春の狭間で太陽に向かって詠っているようでしょう?

それは時々風に揺れ、冷たい空気に溶けました。

 

トップの画像の一枚は、一年前植えつけてすぐのもの。今は玉龍とヒメツルソバがぎっしり詰まって土の部分が見えなくなった。それにしても、植物や動物っていくら太陽を浴びてもすこっしも日焼けしなくて羨ましい(一部の植物を除いて)。園芸を始めて少し経ったある日、母がまじまじと私の顔を見て言いました。アンパンマンみたい・・・・・・

それまでメロンパンだった私は、さすがにショックでした・・・。以来、私のオシャレは帽子と手袋だらけになりました。

じゃあ、さっそく子供も大好きメロンパン作りましょう!

マカロン・メロンの作り方 (17個分)

材料  強力粉・・・・・・・・・・・・・・・・300g      (クッキー生地)

     砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1     薄力粉・・・・・・・・・・・・・・・・150g

     塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1     グラニュー糖・・・・・・・・・・大さじ2

    ドライイースト・・・・・・・・・小さじ1     卵・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・L1個

    無塩バター・・・・・・・・・・・・・・10g     無塩バター・・・・・・・・・・・・・50g 

    牛乳・・・・・・・・・・・・・・・・・150ml     ベーキングパウダー・・・・・・・5g 

    スキムミルク・・・・・・・・・・・大さじ2    ドライメロン・・・・・・・・・・・・・20g

    メロンエッセンス・・・・・・・・・・少々    黄と青の色粉・・・・・・・・・・・少々

    (なければバニラエッセンス)

    黄と青の色粉・・・・・・・・・・・・少々

    (バタークリーム材)  無塩バター・・・・・・・・・100g

                      粉糖・・・・・・・・・・・・・・・・25g

                        ドライメロン・・・・・・・・・・30g ドライマスカット・・・・・・・・20g

1、パン生地を作る。(ここではホームベーカリー使用)

強力粉、砂糖、塩、牛乳(冬場なのでレンジで人肌に温める。)、無塩バター、色粉をベーカリー内に入れ、パン生地(練りから一次発酵までしてくれるボタン)を押す。ドライイーストは所定の場所に入れる。色粉は様子をみて、やさしい緑色に染める。

2、一次発酵終了後、空気を抜き、気泡を潰さないよう1個約30gずつ、17個分丸める。

天板にクッキングシートを敷き、生地を並べ霧を吹いて40度(冬場なので)に設定したオーブンで約1時間から1時間半、発酵(二次)させる。(低い温度に設定すると発酵機能に切り替わるオーブンを使用してます。)

3、二次発酵終了後、二倍に膨らんだら、その上にクッキングシートをかぶせ、もう一枚天板をのせる。(生地を軽く押さえる為。)

オーブンを180度に温め、11分焼く。焼き上がったら網に移して冷ます。

1、クッキー生地を作る。(パン生地の一次発酵中に作るとよい。)

ボールに薄力粉、ベーキングパウダー(ふるっておく)、グラニュー糖、卵(溶く)、無塩バター(細かく刻んでおく)、色粉(黄、青)、ドライメロンを入れ木べらで少し混ぜ、フードプロセッサーにかける。色粉は多少、黄や青がぷつぷつ残っているようなやさしい緑色にしています。(卵に溶かすと混ざり易い。)

ヘラで取り出し一つにまとめ、ラップをかけて冷蔵庫で1時間以上寝かす。

2、パンの方が焼き上がった後、1を冷蔵庫から取り出して、1個約20g弱ずつ17個分を丸めて麺棒などで平たくする。クッキングシートを敷いたうえに並べ、フォークで格子模様を付ける。上からグラニュー糖(分量外)をまぶす。

オーブンを180度に温め、11分焼く。

3、バタークリームを作って仕上げる。

硬めに練った無塩バターに粉糖とドライメロン、マスカットを加え混ぜる。

ある程度冷めたパンにバタークリームを厚めに塗り、クッキーでサンドする。

 

可愛くって美味しいです

 

冬になるとコレを作る。いつか私はぺたもち(愛称)おばあちゃんになると思う。

ライスケーキの作り方  (直径5cm円形約9個分)

材料  薄力粉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50g

      餅粉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50g

      三温糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40g

      卵・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1個

      長芋・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・80g

      牛乳・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・70ml

      フレッシュヨモギ又はヨモギパウダー・・・・大さじ2

      粒餡、生クリーム(ホイップされた)、アラザン・・・・・・・・・・適宜

1、ボールに薄力粉(ふるっておく)、餅粉、三温糖、卵(溶く)、ヨモギを入れ、牛乳を注いで混ぜる。滑らかになったら長芋をすり下ろし更に混ぜる

2、ホットプレートを250度まで温め、バター(分量外)を塗って1の生地をオタマで直径5cmに流し、上に粒餡を適宜のせたものとのせないものとを作る。途中、温度が高くなるので下げて調節する。

ぷつぷつしてきたら裏を見て、きつね色になったら、粒餡生地となにもない生地を合わせる。

3、ホイップされた生クリームをのせて、アラザンを散らす。

         

 

見切り品で180円だったルクリア。だから可愛い。

 

まだまだ寒い季節なのに年が明けると春を先取りしたくなるものですね。

うぐいすパンの作り方  (24cmパウンド型1本分)

材料  強力粉・・・・・・・・・・・・・・・・・200g

      薄力粉・・・・・・・・・・・・・・・・・100g

     (合わせてaとする。)

     (白生地)                     (緑生地)

     a・・・・・・・・・・・・・・・・・・・150g        a・・・・・・・・・・・・・・・・・・・150g

   砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1       砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1 

    塩・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1/3        塩 ・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1/3

   牛乳・・・・・・・・・・・・・・・・・・60ml        牛乳・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60ml 

 無塩バター ・・・・・・・・・・・・・・・・・3g      無塩バター・・・・・・・・・・・・・・・・・・3g

 ドライイースト・・・・・・・・・・小さじ1/3      ドライイースト・・・・・・・・・・・・小さじ1/3

                                     冷凍枝豆・・・・・・・・・・・・・・・・・40~50g

                                     抹茶・・・・・・・・・・・・・・・・・ひとつまみ

     トッピング用枝豆・・・・・・・・・・・・・・・・・適宜

1、白生地と緑生地を作る。(ホームベーカリー使用)

aと砂糖、塩、無塩バター、人肌に温めた牛乳、ドライイーストをベーカリー内に入れる。パン生地ボタンを押す。(マカロン・メロン参照)

練りが終わったら取り出し、ボールに入れてラップを軽くかけ、オーブンの発酵機能へ移す。約1時間半発酵させる。(一次発酵)

同様に、空いたホームベーカリーで解凍させた枝豆と抹茶を入れて、緑生地を作る。

この時、ドライイーストは所定の位置に入れ、庫内でそのまま一次発酵させる。

2、一次発酵終了後、パウンド型にクッキングシートを敷き、細長く成形した緑生地2本を両端に、白生地を真ん中に詰める。生地と生地の間にトッピング用枝豆を見えるように埋める。

オーブンの発酵機能40度(冬場)で、生地に霧を吹いて1時間から1時間半、二次発酵させる。

3、二次発酵終了後、二倍に膨らんだら生地にクッキングシートをかぶせてオーブン160度で20分、シートをそのままかぶせて180度に設定し直し、約10分から15分焼く。

 

 

 パン作りもなんだかんだ言って、8年です。元々は母が作っていました。

古めかしかったパンこね機が動かなくなって、便利なホームベーカリーが導入されてからはまず、失敗がありません。手ごねもしていたし、人のを参考に自家製酵母も作っていましたのでパン作りって面白いもんだなぁってホントに思います。

ホームベーカリーは一家に一台あって損はありません。焼き立てを食べると、もうほとんどパン屋さん以上の美味しさです。手間はかかりますが天然酵母、自家製酵母で作ると更に味が変化してパンってこんなに美味しかったんだと気づかされます。

部屋の中へ水仙を持って入ると、あたりに香りをまき散らします。

               しばらく、漂っていそうです。                                

 

Yoyo-May

 

 

 

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十日戎から思い出すこと

2012年01月11日 | アトリエギャラリー

大学に通っていた頃、利用していた阪神電車から十日戎の屋台の絨毯を毎年眺めていました。それが丁度、子供の頃好きだった絵本「もぐらごっこしよう」の何枚もの布団が敷かれたトンネルとおんなじに見えていました。夜の屋台ってこんなにキレイで昼はいわゆるパラダイス。ネジ(時間)の止まったおもちゃ箱みたい。

写真は宵戎の様子。

人が集中して行くので苦しいが、一度は行ってみる価値あり。

笹を買って鯛絵馬を書こう!

(もう来年の話ですが・・・

   

入口では神主さん達が頭上をお祓いしてくれます。

縁起物って良い。

昔から古めかしいものが好きだった・・・。    

「典」

日本画  [SM、絹]  Kokuyo  F

草月流生け花  Hanali  F

生け花と愛猫、ひこ。

ひーちゃんはお花がスキ

玄関にて、袋いっぱいお花を買って帰ると、なにかってきたの?なにかってきたの?

・・・とご飯の時より騒がしい。

おかあさんの編みかけのセーターの上で、挿し芽で育ってきたブライダルベールをむしゃむしゃ食べる。他、テーブルヤシやドラセナ・コンシンナが特に好物。

よっこいしょ・・・・・ああー。おかあさんの手編みはいい~。

陽だまりの入る小さな坪庭より愛をこめて・・・・・。

「天の戴き」

日本画  [F30、鳥の子和紙] Kokuyo  F

 

今年で園芸を始めて7年目になりました。まだ7年です。上は山茶花の絵です。

初めの2年間は趣味の園芸(本)ばかり読んでいました。当時、日本画家の那波多目功一さんが表紙を飾っていたこともあって購買していたんです。

2年たって頭に定着してきた頃、本離れ。とにかく隅々まで読みつくし、どんな植物にも興味を持ち、山田香織さんの盆栽にもうっとりしていました。

真冬にケシの種を播いて部屋で暖めて育てたり、性質の合わない植物同士でも平気で寄せ植えたり、有り得ないこともたくさんしましたが、不思議、植物って応えてくれるものなのです。

そうして近所に“お庭が素敵だな~”と思ってた自分の親よりも年配の花友もできました。

子供の頃から好きだったワケでもないのに・・・。

でも覚えているんです。幼い頃の道端の光景を。今ならあれがタマスダレであったことを知る事もできたし、オシロイバナの大きな黒い種を手で意味なくはたき落としていた事やムラサキシキブを食べていた事も・・・・

結局、いつか植物を好きになる、携わる人間だったんですね。

・・・ちょっと昔を振り返ってみました。              

 

Yoyo-May

 

 

 

 

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霜が降りて山茶花の葉が紅く色づきました。

 

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まだまだお正月

2012年01月08日 | ガーデン&ベジタブル

水引めがねを付けて正月装いの玄関門扉

奥にあるプランター二つは、愛想のないプラに桜の枝やピラカンサ(オレンジ)をプランターホルダーに差し込んでナチュラル感を出す。例のごとく、枝払いされた桜の枝や毬栗は山で拾う。桜の枝の表面は艶があって美しい。冬向きに白でスプレーしてある。

一年草や二年草はすべて種播きをしたものです。

寄せ植え材料: ビオラ、ボリジ、カンパニュラ

凍るようなジェイブルーの空に映えるクコの実の実り。

そうだ、クコの実を使って何か作ろう!

 

ゆきうさぎの作り方    (約12個分)

材料 : 白花豆・・・・・・・・・・・・・・150g     水は作り方の工程で指示しています。

    砂糖・・・・・・・・・・・・・・・大さじ4    

    栗甘露煮・・・・・・・・・・・100gの小瓶

    クコの実・・・・・・・・・・・・・適宜

    ココナッツパウダー・・・・少々

1、白豆を洗って中鍋に入れ、800mlの水に6~7時間シワがのびるまで浸す。

2、1のまま火にかけ、沸騰させ、アクを出し、一度湯切りする。

鍋に豆を戻し、新しい水を豆が浸るくらい注ぎ、砂糖大さじ2を入れ中火で煮る。

途中、アクを取りながら落し蓋をしておく。

水分が減ったら水を足す。

3、豆が柔らかくなったら、残りの砂糖大さじ2を加え、水分をとばすように煮る。

4、水分が無くなったら、火を止め豆を軽く潰す。

後は、フードプロセッサーにキメが細かくなるまでかける。割と、ひつこいまでかけると滑らかさが違う。

5、白餡状態になった4を粗く切った栗を詰めて、卵形に丸める。餡がひび割れする時は、栗汁を付けながら成形する。

バーベキュー用の串などで切り込みを入れ、少し持ち上げてうさぎの耳を作る。

クコの実を半分に切って目を付ける。

仕上げに口を作り、栗汁をハケで薄く塗って、ココナッツパウダーを茶こしでまんべんなくふる。

正面から見るとまるで ポケモンうさぎですが・・・ 豆なのに栗のような味です。ついでにお抹茶(おうす)もつけてみました。

種から育ったビオラが少しずつ花数を増やしています。デンタータラベンダーも咲き始めました。冬に雪の降り積もる地方ならそれだけで風情があって好いのですが、落葉樹ばかり植えて丸裸になってしまう庭が嫌で、我が家ではエバーグリーンを心掛ける。なので周りを見渡しても不思議なくらい青々としています。

苗の植え付けから現在に至るまでの過程です。

寄せ植え材料 : 後方にアグロステンマ、手前はビオラ

お正月の残り物で作ったオードブル。

レタスは家庭菜園用の種が庭でこぼれ落ち、その苗を育ててみました。

若草オードブルとパープルタルトの作り方

材料 : ヨーグルトチーズ・・・・・・約110g  

ヨーグルトチーズはプレーンヨーグルト450gを布巾で包み、重石をして搾った塊のチーズです。

     生クリーム・・・・・・・・・・・・・120g  (泡立てた時に量っています。)

砂糖の入った市販のホイップを使うと便利。

     薄焼きブレッド(ここではイケアのライ麦クラッカー、直径約8~10cm使用)

     砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・中さじ2 と大さじ2~3(パープルタルト用)

     好みのシーザードレッシング、または塩、胡椒、パルメザンチーズ     

               紫いも・・・・・・・・・・・・・・・・・・・約200~300g

(トッピング材)  若草オードブルには、数の子、かに缶、ハーブ入りウィンナ、生ハム、     

       ピクルス、アボガド、ゆで卵、モツァレラチーズ、レタス、きゅうり、タイム          

       パープルタルトには、黒豆(煮)、栗羊羹            

1、クラッカーに塗るクリームを作る。

ヨーグルトチーズは55gずつ分けて、一方には生クリーム30gだけを混ぜ、もう一方には生クリーム30gと砂糖中さじ2を加え練り混ぜる。市販のホイップじゃない場合、あらかじめ少量の砂糖を加えておく。

2、数の子は塩抜きをして手で細かくちぎり、ウィンナは、焦げ目をつけて焼き、薄くスライス。ピクルス、アボガドもクラッカーに乗るように切る。ゆで卵は輪切りとみじん切りを作っています。レタスは大きく手でちぎる。

3、1のクリームをクラッカーに塗り、好みにトッピングする。

ドレッシングや塩、胡椒をまぶす。

4、上の1の砂糖の入ったクリームでパープルタルトを作る。

紫いもをレンシレンジで柔らかくし、餡状になるまでフードプロセッサーにかける。紫いもがない場合、さつまいもに赤と青の色粉を加え、餡子色に色づかせる。

150g分の4のいも餡に砂糖大さじ2~3入れ、泡立てた生クリーム60gを加え滑らかにする。

5、甘味のあるクラッカーや砕いたチョコチップクッキーにバターを混ぜて、クルセルや入れ物に敷き詰めた上にクリームを塗り、黒豆をトッピングし、星口金をつけた絞り袋にいも餡を入れ絞る。袋には少しずつ入れた方が、袋が破れる心配がない。

栗羊羹は松のクッキー型(あれば)で抜いたものと細かく切ったものをトッピングしている。

鉢は自分でペイント。

冬の間は家の中での物作りがあったかくって楽しいね。

今度はなに作ろっ!

                 

Yoyo-May

 

 

 




 

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箸休めのお正月料理

2012年01月03日 | ガーデン&ベジタブル

うちのおせちは三人家族には多すぎる量を母が総手作りする。お重は五段。他、入りきらないお赤飯や鯛や酢の物etc・・・。家庭の味はそれぞれなので違いはあるでしょう。関西人が皆そうとは言えないが、私は白味噌のお雑煮しか好きでないし、またそれしか食べた事がありません。そこに鴨のパストラミが入っていて、脂味と黒胡椒がピリッときいて非常に美味です!!おせちでは、伊達巻が好きでそれだけ毎年作らせてもらっている。

一般的に言われているおせちに飽きる・・・って事が私にはないが、箸休めに父の家庭菜園で採れた人参でキッシュを作る。

実は、私はキッシュというものを外で食べた事がありません。お店やパン屋さんで並ぶキッシュはタルト生地にぺっとりと具がへばりついていて彩も悪く冷めている。まずそう・・・と思ってしまう。それにどうせ外食するなら別のものを注文する。けれどある日、とにかく美味しいキッシュの本に出会い作ってみたら・・・美味であった・・・。キッシュはアツアツを食べなければいけない。そして手で持って頬張るのではなくフォークとナイフを持って白ワインやジンジャエールを添えるのです。そういう気分になるのです。

キャロットキッシュの作り方 (11cm×14cmグラタン型二人分)

材料  (タルト生地)                 (具材)

   薄力粉・・・・・・・・・・・90g         玉ねぎ(みじん切り)・・・・・・・・・・・・・70g 

   無塩バター・・・・・・・・70g         人参(千切り)・・・・・・・・・・・・・・・・・・50g  

   塩 ・・・・・・・・ひとつまみ         卵 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・一個

   みりん・・・・・・・・・小さじ3         生クリーム・・・・・・・・約150ml~200ml

                  (生クリームはとろみをつけた時に量っています。)     

                                                        海老・・・・・・・・・・・・・・・・・小6個、大2個

                      ブロッコリー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適宜

                      すりおろし人参・・・・・・・・・・・・・・・・50g

                      にんにく・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・一片

                      塩、胡椒・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・少々

                      辛子マヨネーズ・・・・・・・・・・・・・・・・・少々                

  パルメザンチーズ・・・・・・・・・・・・・・・適宜     

個型コンソメ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5g  

1、タルト生地を作る。

細かくきざんだ無塩バターに薄力粉、塩、みりんを加えひとまとめにする。

一時間ほど冷蔵庫で寝かせる。

グラタン型にのばした生地を敷き詰め、フォークで穴をあけておく。

オーブンの予熱を200度にし、約10分間一度焼きする。 

2、タルト生地を寝かせている間に具材を作る。

玉ねぎ、人参、海老(小6個)を、にんにく、コンソメ、塩、胡椒でいためる。

3、生クリームを軽く泡立てる。(泡立て過ぎない。)

溶いた卵を加え混ぜる。

4、具材をタルト生地に詰める。

一度焼きしたタルト生地にいためた具材を入れ3の生クリームを入れ、ブロッコリーを詰め、上から人参をすり下ろす。

海老(大)を型に一つづつのせ、練った辛子マヨネーズを散らしパルメザンチーズをたっぷりふる。

5、オーブンの予熱を180度にし、約30分焼く。

ところで・・・未だ外の味を知りません・・・

次はたこ焼きメーカーで作った生姜のすず焼き。これをたっくさん持って神社参拝。若い頃は一日に出掛けるのが普通だったが、三日が妙に落ち着くのである。七日や十日戎に出掛けるのもいい。

ティン・ガー・リング(すず焼き)の作り方 (16個分)

材料   ホットケーキミックス・・・・・・100g       (コーティング材)      

      卵・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2個     グラニュー糖・・・・・大さじ4         

      牛乳・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ2     水・・・・・・・・・・・・・大さじ1   

      砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1      バニラエッセンス・・・少々                

          生姜のすり下ろし・・・・・・・20~30g

      サラダ油・・・・・・・・・・・・・・・・少々

1、生地を作る。

ホットケーキミックスに卵、牛乳、砂糖、生姜のすり下ろしを入れ混ぜる。

2、たこ焼きメーカーを温める。

サラダ油を塗り生地を流し、きつね色になったら生地と生地をくっつけ合わせ、引っ付くまで保温で温めておく。

3、砂糖でコーティングする。

コーティング材のグラニュー糖、大さじ3と水、バニラエッセンスを中鍋に入れる。沸騰させた所に2の生地を投げ入れ菜箸ですばやく混ぜ、残りのグラニュー糖、大さじ1をふりかけカラカラになるまで混ぜる。

 

冷え性の方(自分のことですけど・・・)暇があったら作ってみて

ゼラチンや寒天はお好きでしょうか?私は最近かなりハマっているんです。こんなにヘルシーでとろける美味しさは他にはないでしょう。作り方も超簡単!!お正月用に、ここではお酒を使っているのでお子様は控えましょう。

シャンゼリーゼ (紅白ゼリー)の作り方 (ゼリー型6個分)

材料   赤ワイン・・・・・・・・・・・・・・・・200ml

      ゼラチン・・・・・・・・・・・・・・・・7g

      砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ2

      ダークチェリー・・・・・・・・・・・6個

      ダークチェリーの汁・・・・・・・大さじ2

            ローズゼラニュームの葉・・・6枚

白ワインも同量、ここではハニー白 ワイン使用。ない場合、蜂蜜大さじ2~3足す。白ワインの方はダークチェリーの汁とダークチェリーは加えていない。

1、小鍋に赤ワイン、ゼラチン、砂糖、ダークチェリーの汁を加え、ゼラチンを溶かす。

2、熱いうちに型に流して、型一つに一つのチェリーを入れ、ローズゼラの葉を少し沈ませるようにのせる。

3、冷蔵庫で冷やし固める。

見た目にも美しく、たまらなく美味しい大人のゼリーにきっとはまるはず

 

草月流生け花  Hanari  F

 

 

 冬の庭から柔らかい日差しが部屋に差し込む。

こんなことしていて良いんだろうか・・・と漠然と考える。

“今を楽しみましょ”

母が言った。

“そう言ってる間におばあちゃんになるよ”

私は思った。

どちらも本当のことなんだよね。

 

Yoyo-May

 

 

 

 

La principessa di Wilde di un giardino di miniatura

  


A Happy New Year !!

2012年01月01日 | ガーデン&ベジタブル

   

 草月流生け花   Hanari  F

明けましておめでとうございます。

新しい家に引っ越して一年が経ちました。

越して来た頃は前の家から移植した植木や植物があるにもかかわらず殺風景で一時、ガーデニングセンスが失われた気がしたが、買い足したり種播きなどで約半年後には半年とは思えないほど落ち着いてきました。

我が家は箱庭と呼ばれるような小さな庭です。その小さな庭付き家に向かって通り行く幼い子供達がお姫様のお家と言います。ちなみに前の家ではトトロの家と言われる森のような庭でした。

年初めにハボタンの寄せ植え、いろいろ載せてみました。                                                                          

    

籠は手作りです。

時々、近くの山や田舎の方へ繰り出してどんぐり拾いや落ち葉拾いを楽しむワイルド大人は、ここいらでは私くらいでしょう。

寄せ植え材料 : ランナーが出ている苺

寄せ植え材料  :  シクラメン、オリヅルラン、パンジー、カレンデュラ、ドライ鉄砲百合、ドライ酔芙蓉、松のレプリカ

 寄せ植え材料  : プリムラ、アリッサム、ヤブコウジ、オリヅルラン、松のレプリカ。

寄せ植え材料  : 上はクリスマスローズ、オステオスぺルマム(ニンジャ)、アリッサム、セラスチューム、チューリップ(球根)、バーベナ(リギダベノーサ) 南天。下は鉢の中に鉢を入れて立体的にし、スタンダード仕立ての葉牡丹の足元の土をセダムで隠している。材料は、ユリオプスデージー、マーガレット、セラスチューム、ビオラ、忘れな草

寄せ植え材料 :  ノースポール、へデラ、忘れな草

 

ドイツトウヒのクリスマスの名残と山茶花の赤は寒い冬を感じさせない。山茶花は私にとって単なる垣根ではない。

主役です。

秋から咲き続けたサルビア・レウカンサはいよいよくすんでくるので根元から切り戻して、自分でペイントしたバケツに投げ入れる。

私の住んでいる所は温暖で、冬は最低零度から3度くらい。だからウインターコスモスも何時までも咲いている。

一月一日、私は家で過ごして人ごみをさける。

頭に浮かぶのはユーミンのハピニューイヤー。

“今年最初に会う人があなたでありますように・・・”

 

今年も園芸にピアノに絵に。

深みが増す一年となりますように・・・。 

                                                  

Yoyo-May 

 

 

 

 


 

La principessa di Wilde di un giardino di miniatura