星降る箱庭

天文台のある里山へ移住、細々と絵描きをしながら心の窓を見つけます。(記録用)

緑を歩く空を渡る緋は慰め

2014年05月31日 | アトリエギャラリー

真っ赤なシャーレーポピーが

緑濃くなった季節に絵葉書のような花便り。

この緋色に懐かしい安らぎを覚える。

 日本画 Kokuyo  F

お隣さんに誘われて、裏山へ茶摘みに出かけました。

これが山に自生するお茶の木。

初めて見る人にはいろんな雑草に混じってどれがお茶の葉か分からないです。

これは山椒。

ホームセンターなどで販売してる山椒の木は育ったことがない。

事実、育たないらしい。

自生の力は凄いのです。

なので山椒は無駄に買わないほうが無難ですね。

こちらも積んで佃煮にします。

湖太郎ちゃんもちゃっかりついて来ます。

それゆけ。

高山植物だそうです。

植物名・・・分りません。

面白い遊びがないかいつもアンテナを張ってるのだ。

疲れたのだ。

 

 

 これを湯がいてお風呂の湿度でじっくり上手に蒸らせたらお紅茶になるんですね!

昨年その紅茶を頂いたらすごく美味しかった。

家庭で紅茶が作れちゃうなんて素敵。

そもそも緑茶が紅茶になることを私、知らなかったわ・・・。

 畑で麦が金色に光ってる。

畑にもくっついてくる。

立派な苺がたくさんあったけど、タヌキにアナグマにぜーんぶ食べられた・・・。

鹿よけもネットも役にたたないのね。

唯一採れた畑の苺でタルト作りましょ。

いちごタルトの作り方 (18cmタルト型3個分)

タルト生地材料  薄力粉・・・・・・・・・・・・・・・・・250g

            砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100g

            無塩バター・・・・・・・・・・・・・・150g

            卵・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2個

            アーモンド・・・・・・・・・・・・・・・100g(フードプロセッサーで細かくしたもの)

            アーモンドエッセンス・・・・・・・少々

タルトクリーム材  クリームチーズ・・・・・・・・・・・200g

             生クリーム・・・・・・・・・・・・・200ml

             薄力粉・・・・・・・・・・・・・・・・・20g

             砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・80g

             卵・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1個

トッピング材     苺・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適宜 

             苺ソース・・・・・・・・・・・・・・・・適宜

1、タルト生地を作る。

ボールに柔らかくした無塩バターと砂糖を混ぜ合わせる。

滑らかになったら卵を加え、薄力粉をふるい入れる。

更にアーモンドを加え、一つにまとめる。

ラップに包んで一晩寝かせる。

2、タルトクリーム材を作る。

クリームチーズと砂糖を滑らかにし卵を加える。

五分立てくらいに泡立てた生クリームを少しずつ加え、薄力粉をふるい入れる。

3、型に入れて焼く。

1の生地を麺棒で伸ばし型に合わせる。

190度のオーブンで生地に重石を敷き、約15分空焼きする。

焼きあがったら2を型に流し入れ、苺を並べる。

180度のオーブンで45分焼く。

タルトに苺ソースを刷毛で塗る。

酸っぱい苺も甘くなるから不思議だよね。

あたしを狙わないでタヌキの番でもして頂戴。

ごちゃごちゃ可愛い玄関周り。

コタちゃんのガールフレンド。

サビ猫の通称華ちゃんがたま~に遊びに来る。

控えめで可愛らしい華ちゃん。

人にはあまり慣れてないけど

湖太郎ちゃんと私が一緒にいると

“ここにいようかな”と

思うみたい。

華ちゃん、お庭でへびを見つけた!

ねこぱーんち!

それに気づいたコタローちゃんが参戦。

付かず離れずなお付き合い。

ひだまりのような二匹です。

ハコネウツギ咲き始めた。

三色あるんじゃなくて変わり咲きです。

ホットリップス満開。

ニーレンベルギア。

アレナリア。

シルバーリーフのブッドレア。

林檎と蜜柑と桃を合わせたようなフルーツの香り。

“蜜蜂を呼ぶ花”と言われてますね。

今年は薔薇と百合がいまいち。

蕾がほとんど虫に食べられてしまった。

バラ、スパニッシュビューティー。

土袋の上で。

曲芸師、湖太郎。

今日も技を磨く。

空を渡る鳥たちやジェット機を

湖太郎ちゃんはよく目で追う。

家へ遊びに来た知人が‘’ブルーの首輪よく似合ってるね‘’と言ってたね。

私には空のように大きい存在に映る時がある。

いつか羽をつけて飛んでいってしまいそうね。

ね。爆睡中のコタローちゃん?

 はなちゃんが遊びに来てた時もあったのに・・・。

籠の中のコタちゃん見てはなちゃん・・・。

“コっちゃん・・・ねてる”

ついでに餌箱もしっかり覗いていくはなちゃん・・・。

“からっぽ”

めっきり出番の少なくなった彦にゃん。

“あてちも外に行きたいにゃーーーー!!!”

ぶーぶー家の中に子狸一匹。

矢車草の花冠はとっても軽い。

芥子と金蓮花が咲いていると、

気分はモネの庭にいる。

田んぼには水が張り、蛙の合唱がざわめく。

自然の中で咲くシャスターデージーは意外にも可憐だ。

道端のヒナゲシはナポレオンの心を掴むほどの力がある。

 

アスファルトから生まれる命も

ひとつひとつが

今日私の心を捉えて放さなかった。

 

Yoyo-May

 

 

 

 


 


La principessa di Wilde di un giardino di miniatura

 


Fortune Clover

2014年05月16日 | ガーデン&ベジタブル

五月。

街から帰省する人は皆、

“涼しい”

と、言う。

私はもう、街がどんなであったかを

思い出せそうにない。

思い出そうともしない。

今日は四つ葉のクローバーを収穫。

昨年の今頃、世界初?四つ葉のクローバーの種というのを播いてみたが、

一向に三つ葉しか見当たらなく諦めていたが・・・。

今年になって四つ葉発見!!!

一個や二個じゃぁないのよ。

中には五つ葉もありました。

人間ってどうして、三つ葉か四つ葉の違いで

こうも極端な感情に支配されるのだろう。

庭の植物たちは

狼狽えたりしないんだろね。

セラスチュームが見頃。

ハーブガーデンのセラスチューム。

一度種を播けば毎年必ず咲いてくれる。

銀色の葉が美しくて手間要らず。

チャイブにサラダバーネット、タイムの花が優しい空間を作る。

そうそう。

コタちゃんはウチの子になりました。

陽に当たるのが嫌なのかいつも日陰を選んでまどろむ湖太郎ちゃん。

外飼いだから拭いてやっても、いつまでたっても

手足は泥んこ。

夕焼けに浮かび上がるシラー・カンパヌラータ。

我が家の定番。

ストロベリーキャンドル。

手前の黄色い花はゴールデンクラッカー。

ベロニカ・ミフィープルート。

女性が好みそうな色合いと小花。

二年目で丈夫。

こぼれ種のカレンディラ。

花壇いっぱいに咲いてます。

外に出してあったうどん汁をこっそり飲んでた野良にゃんは、

すっかり自分の庭にしちゃってる。

刈り取った芝草をゴミ袋に入れてたら

コタローちゃんが入ってきて寝ちゃった・・・。

このポーズをしながら寝る猫をうちではスーパーマンと呼んでいる。

ラベンダー・マーシュウッド。

母の日にタイミングよく咲くナデシコたち。

西側入口に簡単なパーゴラを作りました。

ここに藤とモッコウバラが植えてあります。

この急な階段の上が藤棚になるわけです。

しっとり雨のハーブガーデン。

作業してると邪魔ばかりしてくるコタちゃんだけど

面白い発想力の持ち主。

昔作った私の箱に入ってる時は流石に可愛かった。

もう園芸ブログじゃなくなりそだネ。

日没になるとやたら庭を走りまくる。

芝の塊に抱きつく遊びをしているらしい。

獲物を捕る練習なのかな。

いつだったか、トカゲを口にくわえて見せに来てたわ・・・。W

ここではデンタータラベンダーよりフレンチラベンダーがとても強い。

四つ葉のクローバーとチャイブの花輪を作ってあげた。

こちらは矢車草の指輪です。

イエローサルタンとリクニス。

牡丹。

草月流生け花  Hanari  F

夜はモミの木をライトアップ。

バラ、ニュー・アベ・マリア。

柔らかいラグラス。

カラースプレーをふりかけても良いかもね。

種で作るとたくさん収穫できるからドライフラワーにしよう。

 

燕さんが子育て中。

玄関がピーチクパーチク

賑わしい。

この間までは雀ちゃん親子が住んでたのよね。

ここはもう鳥のアパートメント。

ただで庭が眺められるし

日当たりもまぁ良い。

悪戯大好きコっちゃんが居る以外は住みやすい物件。

今年もここから巣立って行くんだね。

ご近所さんから聞いた話。

湖太郎ちゃんには元々飼い主のお婆さんがいたそうです。

いつ頃から一人ぼっちになったのか判らないけれど、

四つ葉のクローバー見つけるみたいに

コッちゃんは今、

とても倖せそうです。

 

Yoyo-May

 

 

 

 

 


 La principessa di Wilde di un giardino di miniatura