「宿なし天使」
冬がいつもより早い。
枯葉をカラカラ、風が去らう。
南天が真っ赤に染まる。
本格的な冬を前に桜文鳥のコハクちゃんが亡くなりました。
朝陽と共に元気よく鳴き始めるコハクリン。
いつだったか禿げる季節に無口になってしまった時の静けさが今は永久入り。
コハクリンに出会って、人と鳥がこんなに仲良くなれるんだってことを知ったよ。
小さな命で8年間ありがとう。
素敵なモデルをたくさんしてもらったね。
歌ったり踊ったり、寝言言ったり・・・。
いつも一所懸命だった。
この間、夢に出てきたね。
マル(猫)ちゃんも一緒だった。
ホッとして涙ポロポロ。
思い出したらポロポロ。
これ書きながらポロポロ。
冬支度。
山肌が紅葉してとても綺麗。
寒さに弱いレモングラスを切り戻して冬越し準備。
最終的に高さ50センチくらいまで切る。
レモングラスを保存。
マリーゴールドの種もたくさん採取。
この鋭いレモングラスの葉っぱは猫もお好き!?
最近、某お茶会社が出したレモングラスティーを飲んだら普通に美味しかったのだけど、
この味うちのと同じだった。
我が家では緑茶ではなく、自家製柚子蜂蜜を入れる。
とっても温まるし、飽きません。
沸騰したお湯にたっぷりの葉を入れる。
ハーブの即席ベイクドチーズケーキ。
ハーブベイクドの作り方 (10cmタルト型6個分)
材料 薄力粉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60g
クリームチーズ・・・・・・・・・・・・・・・200g
生クリーム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・200cc
砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ4
卵・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2個
無塩バター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20g
タイム、キャラウェイ・・・・・・・・・・・・10g
レモングラス・・・・・・・・・・・・・・・・20~50g
バニラエッセンス・・・・・・・・・・・・・・・少々
1、レモングラス以外の全部の材料をミキサーにかける。
2、型の底にレモングラスを敷き詰め、上から生地を流し込む。
3、170度に温めたオーブン上段できつね色になるまで約25分~30分焼く。
干し柿、出来上がり。
アメジストセージの一部を切り戻し。
玄関に豪華に飾る。
思えばこれがコハクリン最後の写真。
ドライ化したシナモンバジルが僅かの風に乗せて良い香り。
ご近所さんは言う。
1月は“マイナス15度になるよー。”“北海道くらいに思ってたらいい”
・・・。
今から凍結防止策のアナウンスが村中を響かせる。
夏は何処にいても暑いし、冬は何処にいても寒い。
だったら大丈夫だ。
部屋の中は越冬植物で占領される中、
西洋芝だけが驚く程青々して庭の淋しさを隠してくれる。
ツワブキですら霜でぐったりしてしまった。
風物詩。
冬晴れ傷心空。
17時15分の列車に乗って、
あのお空へ還ってしまったのか。
斑模様の雲の彼方
さよならを言わず、
キミの飛んでいく姿が見えた気がした。
Yoyo-May
La principessa di Wilde di un giardino di miniatura