星降る箱庭

天文台のある里山へ移住、細々と絵描きをしながら心の窓を見つけます。(記録用)

芭蕉と三日月

2013年10月25日 | ガーデン&ベジタブル

庭に居ると心地よい秋風。

トンボやチョウチョがひらひら舞って時折、乙女ちっくな妄想にとり憑かれる。

ふっと振り返るとびっくりするほど空が近くて

“空の庭”ができあがる。

種を播きながら徐々に蘇ってきた西洋芝。

トネリコがほんの少し木陰を作ってくれるようになって日差しが穏やかです。

ウィンターコスモスは咲き始めを伝える間もなくあっという間に満開。

種類はレモンとレモンイエロー、ホワイトの三種類

放ったらかしだとこのようになるので夏までに一度切り戻しておくのが良いみたい。

でも私は、自然に乱れた咲き方の方が好きかな。

 

園芸歴8年。

一度も夏越しできなかったペラルゴニュームが元気です。

神戸に居た頃は何回買っても失敗。

やはりこちらは爽やかな気候です。

私の大事な来春の幼苗たち。

葉牡丹、ビオラ、ガウラ、大輪桔梗、マウンテンフロックス、ひなげし、コスシディウム、ストロベリーキャンドル、フェリシア、イエローサルタン、ネモフィラ(ペニーブラック)、紫花菜、ラグラスの苗です。

ビオラが既に花が咲き始めたのでフェリシアと一緒にプラに植え替え。

フェリシアは霜と湿気に弱いので、軒下で水のやり過ぎに注意。

鉢の中にネキリムシかコガネムシがまたよく見かけるようになってゾッとしているが、隣のおば様はカブトムシの幼虫だとおっしゃるのです。

私は未だにネキリムシ(コガネムシ)だと思ってるので見つけ次第捕殺。

間違っていませんよね???

三日月町は松尾芭蕉も訪れた蕎麦の郷。

白い花が一面に広がっています。

 こんな中を駆けずり回ってみたい。

モダンな駐在所が左上にポツン。

 “三日月に地はおぼろなり蕎麦の花”

(松尾芭蕉)

誰も居ない静けさの中、月明かりに見た蕎麦畑は

今の時代にも芭蕉の心と同じ様に触れられた気がしますね。

 

こちらは龍野市馬場(うまば)のコスモス畑。

 10本100円でお持ち帰り可。

 隣にキバナコスモス畑。

あちこちのご近所さんに柿をいっぱい頂きました。

どの家にも柿の木が植わってるんですねー。

蕎麦粉のワッフル作ってお返ししましょう。

蕎麦ワッフルの作り方 (約8個分) 

材料  薄力粉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・200g

     蕎麦粉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・200g

     グラニュー糖・・・・・・・・・・・・・・120g

     無塩バター・・・・・・・・・・・・・・・・60g

     卵・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1個

     牛乳・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・400g

     バニラエッセンス・・・・・・・・・・・・少々

1、卵とグラニュー糖を泡立て器でもったりするまで泡立て、粉類をふるいながら加え混ぜる。

ダマにならないように滑らかになったら人肌に温めた牛乳を加える。

最後に溶かした無塩バターとバニラエッセンスで生地を整える。

2、ワッフルメーカーに流し、きつね色になるまで焼く。

好みでホイップクリームとメープルシロップなどを添えて。

蕎麦粉は粘り気があるのでもちもちっとしますよ。

ハマリにハマって・・・大量に作ってしまいました。

カマンベールワッフルの作り方 (約15個分)

材料  薄力粉・・・・・・・・・・・・・・・・・・350g

     グラニュー糖・・・・・・・・・・・・・・90g

     無塩バター・・・・・・・・・・・・・・・・45g

     卵・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2個

     牛乳・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・330g

     カマンベール・・・・・・・・・・・・・・70g

     バニラエッセンス・・・・・・・・・・・少々

※作り方は同上です。

 蕎麦ワッフルをお隣さんに持って行ったら自分もその機械(ワッフルメーカー)欲しいと言うのです。

・・・と言うくらい美味しいわけです。 

 

持って帰ったコスモス。

  

お花好きのひーちゃんも早速・・・。

・・・。

新しく買ってきたクッションも、もう自分の物にしてしまった。

昔はあんまり感じなかった。

“時は金なり”

蕎麦の花は雨が降れば一瞬にして輝きを失う。

人生は一睡の夢なのですよね。

 

Yoyo-May

 

 

 

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金木犀の香る頃・・・

2013年10月11日 | ホームレス・エンジェル

「宿なし天使」

秋の縁側。

呼び込んでもいないのに金木犀の甘い香り。

 

 

朝の光。

草月流生け花  Hanari  F

ハーブガーデンで自由自在に咲き乱れるマリーゴールド、ハーレクイーン。

 

 まだまだ蕾がいっぱい。

秋バラとミズヒキを積んで。

庭で育てた花を生けるってホントに素敵な習慣だと思う。

薔薇、レオナルド・ダ・ヴィンチ。

 ハーブガーデンから見た秋の庭。

コスモス、シーシェルミックス。

秋明菊、満開。

いつもゴチャゴチャにしてしまうマイ棚。

ゴチャゴチャも愉快だが、人に見苦しいと言われたらそろそろ・・・。

玄関周りを少しお片づけ。

和風な引き戸玄関の家に住むのは初めてなので暗くならないように試行錯誤中。

でも最近、夏は網戸にできる引き戸がとってもお気に入り。

ガラガラガラ・・・。

これが古風で何とも乙な感じなのです。

家庭菜園の恵み。

レッドピザ、イエローピザの作り方 (約23cm、2枚分)

材料 (レッド) プチトマト(ホールトマト)・・・・・・・・・・・・・・1缶

          玉ねぎ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/2個 

          にんにく・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1片

          白ワイン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ2

          オイスターソース・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ2

          味の素顆粒・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・少々

          塩・胡椒・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・少々・・・・・ここまでをaトマトソース材とする。

          ひき肉(豚)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・200g

          赤ピーマン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1 1/2

          オリーブの実・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適宜

(イエロー)    玉ねぎ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/2個 

           ゆで卵・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1個

           ザーサイ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適宜

           マヨネーズ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適宜

           塩・胡椒・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・少々・・・・・bタルタルソース材とする。

           じゃがいも・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・中3~4個

           明太子・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4切~5切

           ローズマリー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適宜

           マヨネーズ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適宜

           塩・胡椒(ブラックペッパー)・・・・・・・・・・少々

ピザ生地材    強力粉・・・・・・・・・・・・・・・・・150g

           薄力粉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50g

           牛乳又は水・・・・・・・・・・・・・150ml

           塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1

           ドライイースト・・・・・・・・・・・小さじ1

  

作り方は過去ログ「田舎の日曜日」のグリーンピザに準じる。

挿し木から育てたので今年はもう咲かないだろうと思っていた酔芙蓉。

葉っぱは虫に食われてボロボロだけど花は見とれてしまいますね。

夕方になるにつれて赤く頬を染める。

日没でもこの咲きっぷり・・・感無量。

夜になってもコスモスは可憐。

12~14日は秋祭り。

12日の夜中、眠れない私は不思議な音を聞いた。

それは、お神輿を担ぐ音。

コンスタントに聞こえてくるのでまさか夜通し予行演習?しているものと思ったが・・・。

翌朝になって家族に聞いてみたら誰も知らないと言う。

じゃぁ、一体私は何を聞いたのだろう?

確かにお神輿を担ぐワッショイワッショイというものだったのに。

結論・・・。

ご先祖様が担いでいたことになった・・・。

有難いものを聞いたということにしておいたら良いのかしら。

お神輿は家々の前を通ってこの神社まで運ばれる。

街育ちの私はこういうのが初めて。

餅まき。

秋晴れで良かったですよね。

お疲れ様でした。

夜空に半月がかかる。

 

金木犀の香りは強烈で、夜の散歩道のお供をしてくれる。

だから、田舎の暗も星と月とこの匂いが手を繋いでワッショイ。

窓を開ければ、生暖かい空気がまだ生き残って

巡る季節を包み込む。

 

Yoyo-May

 

 

 

 


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穏やかな光の中で・・・。

 

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