モンペリエで独り言。

南仏モンペリエでぶつぶつぶつぶつ…

フランス語の罠。

2017-07-15 | モンペリエ
5週間に渡るパソコンの研修が終わった。

その間に、4,5回模試があったのだが、フランス語の罠に苦労した。

日本語は「2017年7月15日」というように、大→小と表していく言語だが、フランス語は「15日7月2017年」と小→大と、まずは細かいことから始める言語。

テスト問題も、
表の「残り時間」の欄を色付けしなさい。赤、背景が緑、5より上。青、背景赤、5。ピンク、5未満。それを3ページ目に。

といったように、まず知りたい情報が後に後にとくる。
上の問題も日本語だと1行だが、フランス語だと3行になり、焦っているので、読みながら始めてしまうのだが、最後の「それを3ページ目に」で「キ~ッ!!先に言って!!」ということになる。

そんなことを3,4回繰り返し、「大事な情報は先に出して!!」と頭に来た。

模試が終わり、「どうだった?」と聞かれ、「フランス語の罠が大変!!先に言って欲しいことが後に来るんだもん!!」とプンプンしていると、良く出来る男性から「そうか。フランス人でも引っかかるんだ。では君みたいな外国人はまず問題を最後まで読め」とアドバイスをもらい、隣の女性から「心配しないで。私みたいなフランス人でもそうだから」と言われ、留飲を下げた。


モンペリエ エスプラナードの噴水

こういうテストは日本語の方がいいと思う。


←皆さまもフランス語の罠にはお気を付け下さい。