淺岡(あさおか)は、江戸時代に作られた歌舞伎作品の
「伽羅先代萩」に登場する女性
文久2年(1862)出版 歌川豊国(国貞)絵
乳母淺岡(めのとあさおか)
治國(おさめるくに)によこしまな心を防ぐには
慮(おもんばかり)を尽くしてやり遂げるべし
浅岡は一人でよく幼君を盛り立て奉(たてまつ)らせ
荊筵(はりのむしろ)に座して兎の毛で突きたる程の障碍もなく
ついに大忠成就に至るを無事に成し遂げたが
䑓子(だいす)の出来事は子供の遊びではない
篭の雀の千代八千代に伝わる功績を演戯(かぶき)に取り組み
また浄瑠璃に語りもしてあり感ぜぬ者はいないであろう
(柳亭種彦記)
『面扶持を へさぬか粟の 鼠共』
「伽羅先代萩」 の内容は wike からご覧下さい