ヒヤシンスです。
ぶれた写真ですが、
これがいっそう美しい青の色なのです。
これは絞りを空けています。
開放だったでしょうか。
馬酔木です。
あせび、またはあしびと読みます。
古くは短歌、俳句の同人誌として「馬酔木(あしび)」がありました。
植物の馬酔木は、牛や馬がこれを食し酔ったように
足元がおぼつかなくなることから名前がつきました。
磯の上に生うる馬酔木を手折らめど
見すべき君がありと言わなくに
(万葉集/大伯皇女)
謀反の罪で処刑された大津皇子。彼を想い姉の大伯皇女が読んだ一首です。
岸のほとりに咲いている馬酔木、これを手折ってあなたにみせたい。
けれど、そのあなたはもうこの世にはいないのだ。
弟を思う姉の孤独な心の寂寥感を感じる詠です。
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