室内撮影の場合、照明をどうするか。これって、意外とむずかしい。ポイントは、明るさと色のバランス。
全ての照明を点灯させて撮ることが多い。でも、いつもじゃない。たとえば、DKを撮る場合の話。「ダイニングは電球色、キッチンは昼光色」なんていうのはよくこと。見た目はなんともないが、そのまま撮ると不自然だ。照明の色が違いすぎるんだね。では、どうするか。どちらかを消してもいい。消すとしたら、まあ普通は、ダイニングかな。
どちらかの電球を取り替えて、色を統一する方法もある。これは、簡単だ。でも、電球なんかをあらかじめいろいろ持っていないとね。
雰囲気が重要という室内写真がある。この場合、メインの照明を消したり、あるいは全部消したりと、いろいろ工夫する。もちろん、ライティングとかHDRとかいろいろテクニックを使うけれどね。