一時期、庭に住み着いたネズミ
「球の体積・表面積を積分で証明」なんか、とても美しい数学らしい。
理系の人には当たり前の普通のことかもしれないが、おれにはチンプンカンプン。「輪切りにするわけよ」「帯の表面積を考える」とかなんとか息子に何回説明してもらっても、まったくわからない。まあ、わかろうとしないんだけどね(汗)。
でも、微積分がわからなくて、今まで困ったことは一度もないけど(汗)。
こんな詩がある。
過去を積分しても、最小値しか出てこない。
未来を微分しても、アルコールの蒸発する空の高さは変わらない。
少年の気分を漸近線にしても、隣の席は空席のままで、孤独が似合ってしまう。
純粋とステアしていたのは、61年という時間。
素数の情緒が不安定なのは、2つ以上の約数を持たないから。
それとも、不連続にしか出現しないから。
そしてまた、
カウンターに座ってしまう。
意味はなんとなくしかわからないが、また酒が飲みたくなるような詩だね。