一碁一語一絵

「幽玄の間」をふらつきながら
とりあえず、囲碁に関わる事を
とりとめもなく、書いてます。

布石の考え方。

2010-11-10 05:18:02 | タイトル戦
第36期天元戦挑戦手合五番勝負、第2局。


 黒番の山下天元。序盤から意欲的な布石です。

黒1の「ボウシ」はよく見かけますが、

    白2に黒3! 白をワタらせて、
    黒5の大場に先行。カッコイイ打ちまわしです。 



続いて、白1のカカリに対し、

 解説では、上ツケやハサミもありましたが、

 黒2の下ツケで先手を取り、黒6と下辺の攻めへ

 迫力があります。



 勝負は白番・結城挑戦者の勝ちでしたが、
 
 このままでは終わらないかも…



 囲碁の序盤の布石の考え方は、人によって

 盤面キャンパスのとらえ方が違いますね。
 
 個性が出てほんと面白いです。
コメント
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