Myselves

言葉と音楽に隠された魔法を探して放浪中。
そんな『自分自身』たちの旅の様子は?

♪名はブイ・ドイ

2008-10-10 00:01:22 | 舞台
8月3日、ミトちゃんと『ミス・サイゴン』のソワレを観てきました。
……2ヶ月以上前のことだが気にしない。

この回はエンジニア=筧さん、クリス=井上さん、キム=笹本さん、ジョン=岡さん、トゥイ=石井(一彰)さん、エレン=シルビアさん、ジジ=池谷さんというメンバー。
内容はオペラ『蝶々夫人』の現代版、みたいな感じ。
ん~、前回(2004年、だったかな?)と演出が変わってるかどうかはよくわからなかったけど、実物大のヘリコプターだったりキャデラックだったりってのはすごかった。

筧さんのエンジニアは良かったと思う。裏で何か考えてそうな、でも根っからの悪人じゃない、という感じ。『生き延びたけりゃ』も『アメリカン・ドリーム』もよかったと思う。
クリス役の井上さん、キム役の笹本さんは【ルドルフ】コンビだったので安心して観られました。やっぱり破裂音が気になるけどね。でも歌は上手だし。舞台の上で生着替えする笹本さんにちょっとどきどきしちゃったり。
シルビアさん、下手じゃないんだけどやっぱり音が低く聞こえる……。わりと富裕層のお嬢さん、という感じでした。姉さん女房的な暖かさみたいなのはあったと思う。
池谷さんのジジは……ごめんなさい、正直印象に残ってない……。
トゥイ役石井さんは良かったと思います。キムを愛してるんだけど伝え方がよくわからない、そんなちょっと不器用な生き方をしてるのかなあ、なんて。
岡さんも観てて安心しました。クリスとの年齢差が気になる(爆)が、まあそこはしょうがない。でも上手いよなあ……。
今回のキャスティングは結構良かったと思います。でも前回は越えられないよな……石井(一孝)さんのクリス、岡さんのジョン、戸井さんのトゥイだもんなあ。
あ、アンサンブルで1人「カッコいい人がいる!」と思ったら麻田キョウヤさんでした。人民軍の幹部役で、すごく決まってた。

面白かったのは『電話』でクリスが「彼女は蓮の花だ」みたいなことを言ったときに岡さんが「蓮ですか!」と吐き捨てた?ところ。浮かれるクリスとあきれ返るジョンの対比がよく出てたと思う。前回は受話器を見て「はぁっ!?」だったんですが、毎回かえてるのかな? 岸さんと坂元さんがどうやってるのか知りたい。
あとカーテンコールでタム役の子が最後に出てくるんだけど、腕を広げて待ってる筧さんを素通りして笹本さんのところに言ったのが笑えた。狙ったのかな? 素でやってるなら面白すぎる。

ソワレだったのでミトちゃんと夕飯を食べて帰りましたとさ。


総じて。
やっぱりもう一度観たいですね。今度は違うキャスティングで。岸さん・坂元さんはもちろん、原田さんと藤岡さんのクリスも観たいし、泉見さんのトゥイも気になるし。


タイトルは発表会でも歌ったジョンのナンバー、『ブイ・ドイ』から。
岡さんも素敵ですが、この曲は戸井さんに歌ってほしいですね。最初に聴いたのが彼というのもあるけれど。

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