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Myselves

言葉と音楽に隠された魔法を探して放浪中。
そんな『自分自身』たちの旅の様子は?

Across the Universe

2008-10-08 23:17:55 | 映画
夏に全編The Beatlesの歌でつづったミュージカル映画、『Across the Universe』を見てきました。まあ『マンマ・ミーア』のビートルズ版、というかなんというか。同行者は私以上にビートルズ大好きな相棒です。

実は一昨年くらいから「ビートルズの曲を使ってミュージカル映画を作る」という噂が○ahooかなにかのニュースにあったんですね。
で相棒と「これホントかなあ~」みたいなことを話してたら去年アメリカで制作・公開、その後イギリスとかカナダとかあちこちで公開して、んで今年の夏に日本公開となったわけです。
で、見に行ったわけです。

内容。ざっとこんな感じです。ネタバレアリ。

1960年代、イギリス。
主人公は父親を探しにリバプール(!)からアメリカへ渡る。そこである兄妹に出会い、主人公は妹の方に恋をする。
ところがベトナム戦争が激化し、兄の方は徴兵されることに。妹は反戦運動に身を投じる一方、主人公は絵が認められ、プロのアーティストとして活動する道を選ぶ。
ばらばらになった3人は、はたして再会できるのか……?

主人公の名前がジュード、ヒロインはルーシー、ヒロインの兄で主人公の親友がマックス(マックスウェル)という、なんともすごい名前ですね。
ちなみにジュードとマックスが途中からニューヨークに住むんですが、そこで出会うのがセディー、ジョジョ、プルーデンス。さらにドクター・ロバートやらミスター・カイトやら、ビートルズの曲に出てくる名前になってるわけです。
どうせならミッシェルとかデズモンドとかもいてほしかったなあ、なんて。

感想。
ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァーのシーンは結構見てて辛かったですね。イチゴを爆弾に見立てるというのがなんとも斬新ですが。あとミスー・カイトの場面のビーニーズ(だったかな?)が『Yellow Submarine』のブルー・ミーニーズにしか見えなかった(笑)
個人的にはHey JudeとAll You Need Is Loveのシーンが好きです。前者は遠く離れたアメリカからマックスがジュードに語りかける演出が良い。後者は屋上でのライブ(!)で、ビートルズだなあ。

あとは映像がすごく綺麗だった。
リバプールはどちらかというと暗い感じで、アメリカは色彩に溢れた感じ。
前述の通りイチゴの使い方とか、特殊効果と結構すごかった。
音楽の使い方も良くて、各シーンにぴったりはまってたと思います。特にレボリューションとSomething。
舞台化……は難しいかなあ。


さて発表会ではAll My Lovingを歌ったんですが、これはジュードがルーシーと出会う前、リバプールを出航する際にそのときのガールフレンド(のちに別れる)に歌った曲です。アレンジは本家とは違いますが、両方好きだなあ、なんて。
実はプルーデンスが歌う『I Want to Hold Your Hand』、マックスの『Hey Jude』、ジョジョの『While My Guitar Gently Weeps』、ルーシーの『Blackbird』、ジュードの『Across the Universe』、『Something』、『All You Need Is Love』も候補として考えたんです。でも、明るいし歌いやすいし(コーダ以外)、ということでジュードのAll My Loiving』を選びました。


もう東京では公開してないのかな?
DVD出たら絶対買うと思います。はい。



総じて。
なかなか楽しめる映画でした。
マックスウェルとかドクター・ロバートとか聴いたことない曲も多いし、映画で使われてない曲でも聴いてない曲もあるのでぜひ聴きたいですね。
や っ ぱ り ビ ー ト ル ズ は す ご い !

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