2006年春定レビュー第2弾、中プロ終了まで。
前乗りの人がはけて、椅子を並べなおしてる間にホルンの2人が下手側にやってきた。ボーンがないからこっちなんだよね、そういえば。
舞台へ。ソリさんの次だから身長差がなあ、なんてどうでもいいことを考えていた私はアレですね。余裕があったともいえるけど。
中プロ:メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲
チューニング、弦のときにAがちょっと高かった。トルコンミスごめんなさい! でも先輩の音程はばっちりだった。
ソリスト入場。ドレスだ! オケが真っ黒(男性は礼服だけど)なだけによく映える。高校生らしいかわいらしさと大人の優雅さをもってるってなんかいいなあ。
ちなみにチューニングはまともにできましたよ、おかげさまで。
スタート!
1楽章、実は最初のほうでまちがえて早く入りかけたが、音量を抑えていたからか、それとも私の音が小さいのか(たぶん後者)あんまり目立たなかった、はず。ここでちょっと失敗したからあとが楽になった。
うえさまと最後まで音程やらアーティキュレーションやらがそろわなくて苦労したところ、完璧だったとはいえないが、今まで以上にそろったと思う。よくわかんないけど。ってか14先輩とクラの(名前出す、ごめん)かりみねがうますぎてどうしようかと思った。私が目立つところはどうだったか知りません。結果はどうあれ、やり遂げたことしか印象に残ってない。
2楽章。最初のGの音程が惜しかった。やっぱりちょっと高かったのかもしれない。あとはちゃんと入れた、かな? クラ・ファゴットと一緒のところがちょっと早く入りすぎたかも。だからアウフタクトの16分音符をちょっと長く吹いて、次の小節の頭をあわせるということをしてみた。どうだったんだろう。
合宿中に先生に散々注意されたところはソリストを聴いて吹いたはずなんだけど、やっぱりちょっと早かったかなあ。どうだろう。
3楽章、最初のファンファーレ(?)のタンギングができなかった。はじめてのことじゃない?! やべえ。しかもヴァイオリンと一緒に動くところも指がついていかなかった感が。練習したのに、練習が足りなかったのかもしれない。
しかし! リハまで落ちてたところはなんとか入れた。あってたかどうかは知らないが、うえさまに確認したところ、「あってたと思いますよ」とのことなのでたぶん大丈夫だったんだろう。
終わったとき、一抹の寂しさを覚えたのは否めない。もっとこの時間が続けば良いのに、と思った。
あの子が何を考えているかは、音を通して伝わってきたと思う。
貴女にあわせることができたんでしょうか。
彼を理解できたんでしょうか。
あの人を見ることはできたんでしょうか。
余談。
この曲、私は引退する先輩たちのために吹いたってのもあるんですが、それ以上に捧げたい人がいた。
それは、長い闘病生活を送っているあの人。私の大好きな人の1人。
もうだいぶよくなっているとはいえ、まだまだ辛いと思う。元気に振舞っているとはいえ、まだ苦しいかもしれない。
この日も聴きにきたがっていたが、体調を考慮して来られなかった。
その人がこの会場にいたら、この演奏を聴いて少しでも心が落ち着いてくれたら、と思っていた。
だから、練習中とか思い通りに吹けなかったときは、一緒に演奏する仲間たちに申し訳ないってのはもちろん、その人ががっかりするんじゃないかと思って落ち込んだ。でも、落ち込んでたら、ここで「どうせ私は」なんて思ったら、病気と闘っているその人に申し訳ないと思った。
すべてはその人のために、頑張ってきたんだと思う。
私の思いを乗せた音は、どこまで響いたんだろうか。
はけたときに前乗りだった龍樹が舞台袖にいてびっくりした。
よっぽどうえさまに抱きつこうかと思ったが(怪しいって)、楽器を持ってたのでやめといた。
14先輩、かりみね、みおちゃん、頼りないオーボエでごめんんさい。
トルコンミス、çök teşekkür ederim.
そしてうえさま、こんなトップによくついてきてくれた。本当にありがとう。
前乗りの人がはけて、椅子を並べなおしてる間にホルンの2人が下手側にやってきた。ボーンがないからこっちなんだよね、そういえば。
舞台へ。ソリさんの次だから身長差がなあ、なんてどうでもいいことを考えていた私はアレですね。余裕があったともいえるけど。
中プロ:メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲
チューニング、弦のときにAがちょっと高かった。トルコンミスごめんなさい! でも先輩の音程はばっちりだった。
ソリスト入場。ドレスだ! オケが真っ黒(男性は礼服だけど)なだけによく映える。高校生らしいかわいらしさと大人の優雅さをもってるってなんかいいなあ。
ちなみにチューニングはまともにできましたよ、おかげさまで。
スタート!
1楽章、実は最初のほうでまちがえて早く入りかけたが、音量を抑えていたからか、それとも私の音が小さいのか(たぶん後者)あんまり目立たなかった、はず。ここでちょっと失敗したからあとが楽になった。
うえさまと最後まで音程やらアーティキュレーションやらがそろわなくて苦労したところ、完璧だったとはいえないが、今まで以上にそろったと思う。よくわかんないけど。ってか14先輩とクラの(名前出す、ごめん)かりみねがうますぎてどうしようかと思った。私が目立つところはどうだったか知りません。結果はどうあれ、やり遂げたことしか印象に残ってない。
2楽章。最初のGの音程が惜しかった。やっぱりちょっと高かったのかもしれない。あとはちゃんと入れた、かな? クラ・ファゴットと一緒のところがちょっと早く入りすぎたかも。だからアウフタクトの16分音符をちょっと長く吹いて、次の小節の頭をあわせるということをしてみた。どうだったんだろう。
合宿中に先生に散々注意されたところはソリストを聴いて吹いたはずなんだけど、やっぱりちょっと早かったかなあ。どうだろう。
3楽章、最初のファンファーレ(?)のタンギングができなかった。はじめてのことじゃない?! やべえ。しかもヴァイオリンと一緒に動くところも指がついていかなかった感が。練習したのに、練習が足りなかったのかもしれない。
しかし! リハまで落ちてたところはなんとか入れた。あってたかどうかは知らないが、うえさまに確認したところ、「あってたと思いますよ」とのことなのでたぶん大丈夫だったんだろう。
終わったとき、一抹の寂しさを覚えたのは否めない。もっとこの時間が続けば良いのに、と思った。
あの子が何を考えているかは、音を通して伝わってきたと思う。
貴女にあわせることができたんでしょうか。
彼を理解できたんでしょうか。
あの人を見ることはできたんでしょうか。
余談。
この曲、私は引退する先輩たちのために吹いたってのもあるんですが、それ以上に捧げたい人がいた。
それは、長い闘病生活を送っているあの人。私の大好きな人の1人。
もうだいぶよくなっているとはいえ、まだまだ辛いと思う。元気に振舞っているとはいえ、まだ苦しいかもしれない。
この日も聴きにきたがっていたが、体調を考慮して来られなかった。
その人がこの会場にいたら、この演奏を聴いて少しでも心が落ち着いてくれたら、と思っていた。
だから、練習中とか思い通りに吹けなかったときは、一緒に演奏する仲間たちに申し訳ないってのはもちろん、その人ががっかりするんじゃないかと思って落ち込んだ。でも、落ち込んでたら、ここで「どうせ私は」なんて思ったら、病気と闘っているその人に申し訳ないと思った。
すべてはその人のために、頑張ってきたんだと思う。
私の思いを乗せた音は、どこまで響いたんだろうか。
はけたときに前乗りだった龍樹が舞台袖にいてびっくりした。
よっぽどうえさまに抱きつこうかと思ったが(怪しいって)、楽器を持ってたのでやめといた。
14先輩、かりみね、みおちゃん、頼りないオーボエでごめんんさい。
トルコンミス、çök teşekkür ederim.
そしてうえさま、こんなトップによくついてきてくれた。本当にありがとう。
御礼と謝罪をするなら右側の2人に…。私もお隣さんには感謝の言葉がないんで…。
ってか一緒に乗ったすべての人に感謝。
本当に、一時期は乗れないかと思ったからなあ。
改めて、ありがとう。