Myselves

言葉と音楽に隠された魔法を探して放浪中。
そんな『自分自身』たちの旅の様子は?

地域方言をどう訳するか

2005-12-02 00:05:07 | 言語
久しぶりの言語ネタ。

いろいろあって死ぬ気で完成させたレジュメを使ってプレゼンやりました。
テーマは『外国の地域方言とその訳され方』。
んで、いろいろ地域方言が使われてる文学作品からおなじみ『ハリー・ポッター』シリーズとダニエル・キイス著『24人のビリー・ミリガン』を選びました。

結論。
奥が深い。

『ハリー・ポッター』のスタンリー・シャンパイク、『ビリー・ミリガン』のクリストファーはいわゆるべらんめえ口調で訳されている。でも日本語訳されてるところが原文ではどうだかわからない。これは調べてみる価値があるぞ。
それからハグリッドの東北訛り。これは温かみを出しているのか、それとも無知、というイメージがあるのか? 実際のスコットランド方言をしゃべるブリテン人はどう見られているのか、そして日本では東北の地域方言はどう見られてるのか、なんていうのも気になる。
あとはね……『ハリー・ポッター』はよく知られてる話だから、結構反応が良かった。同じ講義をとっているひとからいろいろ意見が出て、レポートがさらに豊かなものになるだろうなと思った。大変そうだけどね。

そんなわけで、いつもはめったに発言しないのに、もう1人の発表のコメントなんかもしてしまった。
やっぱりコメントって大事だね。こっちが伝えようとしていることがちゃんと伝わってるかどうかわかるってのもあるし、コメントから得るものも大きいし。

さて、レポートが今から気になるなあ。
まず『ハリー・ポッター』の原書を買おう。『秘密の部屋』と『アズカバンの囚人』がないのか。あと第6巻。経済的余裕ができたら買おう。

そういや、日本の地域方言はどう訳されてるんだろう……。

いかん、夜も眠れなくなる。

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