それはないって。ほんと。→号泣

2011-11-28 22:48:31 | Weblog


金曜日は久々に三重の彼女とのんびりおでかけでした。
三重の彼女のお母さんがチビをみてくれるということで、
彼女が行きたかったというイタリアンで待ち合わせ。
とってもおいしいパスタを食べて。
近くのアピタへ。

アピタの横には博物館があり、
あまりに暇すぎたので無料の部分だけのぞいてきました。

それでもやっぱりとっても暇だったので、
映画を見ることにしました。
彼女は2歳のチビがいる子持ちなので、こんな日じゃないとゆっくり映画を見ることもできないと。
母は大変だ。

みたのは、堺雅人さんと宮崎あおいちゃんの「ツレがうつになりまして」。
CMでみたのと、本屋で本自体を見たことはあったけれど、
それ以上の知識はなく。。
張り切ってランチ後なのに、映画といえばポップコーンとフライドポテトと飲み物をたっぷり持ち込みました。

ま。。。ご存知のとおり、堺さん大好きなので、イケテナイ 堺さんもとってもよくて。
ぼんやりしたところは、堺さんがカフェで本を読んだり、人間観察してるオフの顔と同じようで、
やっぱり好き度が増しました。

うつ病の映画で言うと、前に見た「くるりのこと」は、結構重かったけど、
今回の映画はうるってとこはあったけど、重くはなく、
いい感じに見ることができました。

さて、なんで、私たちがランチに集まってそんなに暇だったかといいますと。

三重の彼女が、四日市市民ホール?でゴスペラーズのコンサートのチケットをとってくれたからで。。
先週中国に行っていたとき、突然メールがあり、
10月28日 四日市でコンサートあるけど、いく?と。
10月29日から12月末まで毎週末京都でスクーリングだったので、
28日は金曜日。即”いく“と返事しました。

彼女は早稲田なので、入学したときにはたぶんデビューしたて頃のゴスペラーズが校内で練習しているのを
見たことがあるという世代で、
別の劇を見に行ったときに、やっぱりライブ→コンサートだけではなく、劇も含めて をみなきゃと思ったらしく、
そこでポスターを眺めていると、ゴスペラーズが目に入り、
私のことを思い出し、
ぴあでみると、まだ席があると。

結局はオークションでファンクラブ席を連番で落としてくれたので、
並んで座りました。

私はというと20代はゴスペラーズとともにあったような感じで、
20歳の頃、ウルフという曲を名古屋に北京から一時帰国したときに、
名古屋の番組でみて、はまり、
CDを買って北京に戻ると、
仲良しの同級生が東京で同じようにはまり、同じCDを買ってきていたという偶然がかさなり、
北京の私たちの部屋はゴスペラーズが常に流れているという状況でした。

そこから早15年。
20代だったメンバーも2人は40代に。

ライブは中野サンプラザに10年前くらいに行ったっきりで、
売れたことが原因で席がとれなくなり、、、
行けなくなってました。

四日市のホールは市民ホールだけあり、
小ぢんまりしていて、はっきりいって、とてもよかった。
1階席の後ろのほうだったけど、
すごく近かったし。

ハモリズムというアルバムをひっさげてのツアーだったので、
知らない曲も多かったけど、
実は絶対に聞きたい曲が私には2曲あります。
その両方が歌われなかったので、やっぱりそんなにうまくはいかないな~と思ってました。
アンコールも2曲終わり、本当のラストの局になった時、ハモルための音あわせのイントロ前の時点で
何の曲かわかった瞬間から、号泣しました。。。

びえーーー

ずるいぞ~
それを最後にもってくるなんて。

「星屑の街」という曲です。

もう1つ聞きたかったのは「あたらしい世界」という曲。

自分でもまさか、そんなに泣くとは思ってなくて、
イントロの前で泣いちゃったのは、
やっぱり自分の人生にこの曲が大きく関わってきてるんだな。。。と改めて感じました。


♪ 探してた明日が、今ここにあるよ~ ♪

とはじまっちゃぁ~
終わりですよ。

あとは、あふれる涙を垂れ流し状態で、
声が漏れちゃいそうなくらい泣いちゃいました。

当時のことや、今の自分のことや生活のこと、誘ってくれた友達の心遣いとか、
いろんなことがいっぱい頭に浮かんできました。

あまりにもうれしくて、
このことを大学の友達にメールすると、
そんな機会を与えてくれた友達に感謝しないとね。
と返事をくれて、
ホントだよ~~~
と思わず独り言。

見終わったあとは、
夜カフェへ。

独身の私とは違い、
子持ちの彼女がこの日だけはほっと生抜きできてたら
本当によかったなとおもいます。

私が翌日から1ヵ月半くらいずっと週末スクーリングだというと、
彼女はうらやましいといいました。
自分のやりたいことをできることはやっぱりうらやましいと。

他人の芝生は青いもの。

私が手に入れていないものや世界を持っている彼女を
私は常にうらやましいな。と思います。
私にも不自由な日々が来るかもしれないけれど、
今、こうして好きなことをやらせてもらい、
自由気ままに生活できていることにも感謝しないといけませんね。

基本的に、いろんなことを全力でやってきたことがなく、
ちょっと前を振り返ると
もっとああすればよかったな~と思うことが多いけれど、
そんなことを考える時間があるなら、
今のことを考えようと思う。

ぐだぐだな私自身は
きっとなかなか変わらないけれど、
それはそれ。
ひとつひとつをできるだけちゃんとやっていきたいと思います。
自分に甘いのを、自分でちゃんとわかってあげた上で。