金曜日は久々に三重の彼女とのんびりおでかけでした。
三重の彼女のお母さんがチビをみてくれるということで、
彼女が行きたかったというイタリアンで待ち合わせ。
とってもおいしいパスタを食べて。
近くのアピタへ。
アピタの横には博物館があり、
あまりに暇すぎたので無料の部分だけのぞいてきました。
それでもやっぱりとっても暇だったので、
映画を見ることにしました。
彼女は2歳のチビがいる子持ちなので、こんな日じゃないとゆっくり映画を見ることもできないと。
母は大変だ。
みたのは、堺雅人さんと宮崎あおいちゃんの「ツレがうつになりまして」。
CMでみたのと、本屋で本自体を見たことはあったけれど、
それ以上の知識はなく。。
張り切ってランチ後なのに、映画といえばポップコーンとフライドポテトと飲み物をたっぷり持ち込みました。
ま。。。ご存知のとおり、堺さん大好きなので、イケテナイ 堺さんもとってもよくて。
ぼんやりしたところは、堺さんがカフェで本を読んだり、人間観察してるオフの顔と同じようで、
やっぱり好き度が増しました。
うつ病の映画で言うと、前に見た「くるりのこと」は、結構重かったけど、
今回の映画はうるってとこはあったけど、重くはなく、
いい感じに見ることができました。
さて、なんで、私たちがランチに集まってそんなに暇だったかといいますと。
三重の彼女が、四日市市民ホール?でゴスペラーズのコンサートのチケットをとってくれたからで。。
先週中国に行っていたとき、突然メールがあり、
10月28日 四日市でコンサートあるけど、いく?と。
10月29日から12月末まで毎週末京都でスクーリングだったので、
28日は金曜日。即”いく“と返事しました。
彼女は早稲田なので、入学したときにはたぶんデビューしたて頃のゴスペラーズが校内で練習しているのを
見たことがあるという世代で、
別の劇を見に行ったときに、やっぱりライブ→コンサートだけではなく、劇も含めて をみなきゃと思ったらしく、
そこでポスターを眺めていると、ゴスペラーズが目に入り、
私のことを思い出し、
ぴあでみると、まだ席があると。
結局はオークションでファンクラブ席を連番で落としてくれたので、
並んで座りました。
私はというと20代はゴスペラーズとともにあったような感じで、
20歳の頃、ウルフという曲を名古屋に北京から一時帰国したときに、
名古屋の番組でみて、はまり、
CDを買って北京に戻ると、
仲良しの同級生が東京で同じようにはまり、同じCDを買ってきていたという偶然がかさなり、
北京の私たちの部屋はゴスペラーズが常に流れているという状況でした。
そこから早15年。
20代だったメンバーも2人は40代に。
ライブは中野サンプラザに10年前くらいに行ったっきりで、
売れたことが原因で席がとれなくなり、、、
行けなくなってました。
四日市のホールは市民ホールだけあり、
小ぢんまりしていて、はっきりいって、とてもよかった。
1階席の後ろのほうだったけど、
すごく近かったし。
ハモリズムというアルバムをひっさげてのツアーだったので、
知らない曲も多かったけど、
実は絶対に聞きたい曲が私には2曲あります。
その両方が歌われなかったので、やっぱりそんなにうまくはいかないな~と思ってました。
アンコールも2曲終わり、本当のラストの局になった時、ハモルための音あわせのイントロ前の時点で
何の曲かわかった瞬間から、号泣しました。。。
びえーーー
ずるいぞ~
それを最後にもってくるなんて。
「星屑の街」という曲です。
もう1つ聞きたかったのは「あたらしい世界」という曲。
自分でもまさか、そんなに泣くとは思ってなくて、
イントロの前で泣いちゃったのは、
やっぱり自分の人生にこの曲が大きく関わってきてるんだな。。。と改めて感じました。
♪ 探してた明日が、今ここにあるよ~ ♪
とはじまっちゃぁ~
終わりですよ。
あとは、あふれる涙を垂れ流し状態で、
声が漏れちゃいそうなくらい泣いちゃいました。
当時のことや、今の自分のことや生活のこと、誘ってくれた友達の心遣いとか、
いろんなことがいっぱい頭に浮かんできました。
あまりにもうれしくて、
このことを大学の友達にメールすると、
そんな機会を与えてくれた友達に感謝しないとね。
と返事をくれて、
ホントだよ~~~
と思わず独り言。
見終わったあとは、
夜カフェへ。
独身の私とは違い、
子持ちの彼女がこの日だけはほっと生抜きできてたら
本当によかったなとおもいます。
私が翌日から1ヵ月半くらいずっと週末スクーリングだというと、
彼女はうらやましいといいました。
自分のやりたいことをできることはやっぱりうらやましいと。
他人の芝生は青いもの。
私が手に入れていないものや世界を持っている彼女を
私は常にうらやましいな。と思います。
私にも不自由な日々が来るかもしれないけれど、
今、こうして好きなことをやらせてもらい、
自由気ままに生活できていることにも感謝しないといけませんね。
基本的に、いろんなことを全力でやってきたことがなく、
ちょっと前を振り返ると
もっとああすればよかったな~と思うことが多いけれど、
そんなことを考える時間があるなら、
今のことを考えようと思う。
ぐだぐだな私自身は
きっとなかなか変わらないけれど、
それはそれ。
ひとつひとつをできるだけちゃんとやっていきたいと思います。
自分に甘いのを、自分でちゃんとわかってあげた上で。