毛津有人の世界

毛津有人です。日々雑感、詩、小説、絵画など始めたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

猫好き

2025-01-08 05:16:02 | 動物画

油彩 26x36㎝ 2021

僕は自分が猫好きなので猫と人間が一緒にいる風景を描くのがとても好きです。仕上がればそのモデルに進呈するのですがいつも大変喜ばれていました。ところが最近になって郵便制度が改悪され、せっかく描いた友人たちのポートレイトが送れなくなってしまいました。先日も求める人があったので包装して郵便局へ持参したら、手書きのあて先は廃止になりました、と言われ受け付けてもらえないのでした。digital printed address しか受け付けないというのです。そしてこれを利用するにはスマホかもしくは自分のPCに印刷機を接読する必要が生じるのです。ところが僕はその何れも持っていなくて、もう未來永劫郵便制度を利用できなくなった模様なのです。僕はスマホを絶対に持たない主義で来ましたが、外圧は僕にスマホを持たせようとあれこれ意地悪を加えています。僕はこれをデジタル・ファッシズムと呼んでいるのですが、このような全体主義が世界を支配していることに恐怖を感じています。

少し前まではこのように僕の絵画は世界中の友達に喜んでもらえたのでした。

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あらいぐまとの出会い

2025-01-07 06:14:33 | 動物画

油彩 20x36cm 2016

カナダではたくさんの野生動物の訪問を受けました。リス、スカンク、そしてアライグマでした。僕は動物園ではアライグマが一番好きなので、滞在先のその家の庭でアライグマに会えたのがとても嬉しく、すぐに友達に成りたいと思って庭に出てみたのですが、彼らはすぐに大きなリンゴの木に登って僕を見下ろすばかりでした。僕はその木の下で彼らと根競べをするつもりでしばらく彼らを観察していたのですが、とうとう根競べに敗北したのは小生の方でした。記念に写真だけとって別れたのですが、嬉しい遭遇でした。カナダのハイウエイを走行していて一番多く交通事故犠牲者になっていたのもアライグマでした。そういえば最近は日本でも野生化したアライグマが繁殖していて民家の庭に現れるようでありますね。

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摸写 study after Hugues Merle (1822-1881) French

2025-01-06 03:46:45 | 動物画

oil 26x36cm 2017

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リスボンの電車事情

2025-01-05 06:03:15 | 動物画

油彩 26x36cm 2014年

日本で一番の過疎の県といわれる鳥取や島根の人口密度がヨーロッパの国では一般的だと言われて皆さんは何を考えますか。僕は実際ヨーロッパを旅し、リスボンにも3年定住して思ったことはこんなに閑散としてどうしてビジネスが成り立つのかという疑問でした。ショッピングモールが混雑するのはクリスマスの直前だけで普段は本当に閑散としているのです。それでもほとんど全員が夕食は家で家族と一緒にとることができるし、頻繁にホームパーティーなど開いて日本人の生活から見れば実に華やかでリッチな生活を楽しんでいるのです。どうしてこんな格差が生まれるのか僕には不思議でなりません。電車や地下鉄に自転車を持ち込んでいた人を何度か見ましたが、日本では考えられない光景です。そのたびにうらやましく思ったことでした。リスボンにはとある有名な美術館があるのですが、週末には無料開放されて誰でも自由に鑑賞することができるのです。これも日本では考えられない光景でしょう。

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猫派である理由

2025-01-04 07:21:02 | 動物画

僕が猫派である大きな理由の一つはトイレの管理が簡単だという点にある。これを室内に用意しておけば飼い主を困らせることは先ずない。しかし犬を飼うとなれば毎日最低一回は散歩に連れださないといけない。だけでなくフンの始末をやらなければならない。日本では多くの飼い主が規則を守ってかいがいしく愛犬が用を足すのを手伝っているが、僕にはあれが出来そうにない。僕が愛犬と野原を駆け回っていたのはせいぜい中学時代まででそのころは今のようにフンの始末などいう問題は生じていなかった。自然のままでよかった。リスボン市内はどうか覚えていないが少し離れた郊外へ行けば僕がいた時分にはやはり犬の散歩は手ぶらで自然に任せていた。だから夜になれば注意して歩かなければ歩道の上でも被害にあいかねない。それでも人々は温暖で目くじら立てて「フンの始末は飼い主がしなさい」などという張り紙は一度も見たことがない。世界の常識からすれば日本人は少し人種が違っているかに見える。異常に清潔なところがある。自然から遠ざかっているかに見える。

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