油彩 26x36cm 2015
僕が度々驚かされるのは鳥類が僕たちの想像をはるかに超えて知的であり誇りに満ちているということである。それで何か人懐っこい小鳥を家の中に放し飼いにすれば楽しいだろうと考えたことがあったのだけど、やはりフンの問題で決心がつかなかった。旧のアパートではムクドリが換気扇の中に営巣して何羽かのひなを育て往生をした。鳴き声がうるさいしムクドリはどちらかといえば肉食でそのフンがとても臭うのである。台所の真上の営巣なのでこれには難渋した。それでも巣立つまでは我慢を続けたのだけど、もうムクドリは御免だと思って換気扇の出口をベニヤ板で塞いでしまった。それからはムクドリの被害には遭わなかったのだが、鳥類に我が家を占領された嫌な思い出は他にもあるのである。次回お話しよう。
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