毛津有人の世界

毛津有人です。日々雑感、詩、小説、絵画など始めたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

はかなく終わったアクリル画

2025-01-11 07:11:23 | アクリル画

2011年に上海で仕入れた24色アクリル絵の具セットがあったのでアクリル画に挑戦してみた。ところが僕には到底この新しい画材を使いこなせる自信が持てなかったので、2セット買って新品だったにもかかわらず捨ててしまった。これほど僕から嫌われた画材はまたとなく、いくら格安だからと言って何もご丁寧に2セットも買って帰った自分の馬鹿さ加減が思い出すだに悔しくてならない。

 

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摸写 study after MauKun Yim (1942 - ) Taiwan oil 54x38cm 2011

2025-01-11 06:34:36 | 一日一絵 (自選絵画100選)

油彩 40x50cm 2012

僕はこの老師から本当にたくさんのことを学びました。人間にとって最大の喜びは自分が成長していることを確認できることだと思っています。金銭であがなう消費活動からはそのような無上の喜びは絶対に得られません。これは僕が75年生きて実感したことでした。そして何歳になっても成長への欲求は枯渇しません。もちろん肉体的には日々衰えていくしかないのですが、精神的な面では僕たちはまだまだ成長できると信じています。昨日は半年前に図書館に予約をしてやっと順番が巡ってきた佐藤愛子さんの『90歳何がめでたい!』を一日で読了し、その鮮やかな文筆に感動したところです。僕たちはまだまだ成長できると信じたく思ったことでした。

 

 

 

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誇り高き鳥類

2025-01-11 05:35:36 | 動物画

油彩 26x36cm 2015

僕が度々驚かされるのは鳥類が僕たちの想像をはるかに超えて知的であり誇りに満ちているということである。それで何か人懐っこい小鳥を家の中に放し飼いにすれば楽しいだろうと考えたことがあったのだけど、やはりフンの問題で決心がつかなかった。旧のアパートではムクドリが換気扇の中に営巣して何羽かのひなを育て往生をした。鳴き声がうるさいしムクドリはどちらかといえば肉食でそのフンがとても臭うのである。台所の真上の営巣なのでこれには難渋した。それでも巣立つまでは我慢を続けたのだけど、もうムクドリは御免だと思って換気扇の出口をベニヤ板で塞いでしまった。それからはムクドリの被害には遭わなかったのだが、鳥類に我が家を占領された嫌な思い出は他にもあるのである。次回お話しよう。

 

 

 

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