モーツァルト@宇奈月

湯の街ふれあい音楽祭 モーツァルト@宇奈月
scince2010年秋。毎年9月に音楽祭を開催しております。

宇奈月温泉のお湯

2010年08月30日 | 日記
周辺情報です。
宇奈月温泉のお湯は「つべつべ」のお湯です。普通の温泉のイメージとは少し違うものすごく透明度の高いきれいなお湯です。でも、これがなかなかのお湯。特に今年のような暑い夏には湯上がりのさっぱりしたつるつる、すべすべ感がよくわかります。
実は、このお湯、ずっと上流から引湯しているんです。
元々、上流には、川原からお湯が出るところがたくさんあることは知られていて、江戸時代の文書にも、鐘釣だとか、黒薙のような場所が紹介されています。フォッサマグナの西端、飛騨山脈はまだまだ元気に動いているので、どこでも温泉というのは当たり前かも知れません。黒薙では、100度近いお湯が噴出していてこのお湯を宇奈月温泉に引いているんです。
今は安定して60度くらいのお湯が宇奈月温泉までやってきていますが、この引湯が大変でした。
黒部峡谷の開発は、豊富な水を使った電源開発から始まりましたが、同時にたくさんの人をこの峡谷に招き入れる観光開発も進められていました。黒薙までお客さんを運べればいいのですが、大変険しい場所にあり、たくさんの方を運ぶには限界があります。
そこで目をつけたのは、当時桃が咲き乱れることから桃原と呼ばれていたウナズキ平です。
さまざまな知恵を凝らしてようやくここまでお湯を引き入れることに成功しました。
このきれいなお湯はちょっとだけ旅をしてきているんです。それでも、十分な温かさ。きれいなお湯は、もしかしたら黒部の清流と関係あるのかもしれませんね。
ぜいたくに、駅前では噴水になって吹き出しています。
黒部峡谷宇奈月温泉公式サイトの記事です。



黒部川で釣り

2010年08月30日 | 日記
周辺情報などを少し。
黒部川は有名な清流と峡谷の川。
黒部川上流、源流部に生息するイワナはおそらく日本最高所に生息するイワナと言われています。
黒部の激流に生息するため、ひれが大きく、頭は小さく、花崗岩質の白っぽい岩に合わせてやや白みがかったイワナです。独特の風貌があるんですよ。
でも、そんなに上流に行かなくても、宇奈月温泉あたりでもよく釣れますし、さらに下流部でも驚くべきことに水温の低さと清冽さのせいでしょうか、ほぼ河口部までイワナやヤマメ、もちろん、鮎なども生息し、釣れるんですね。
来年からは、最近では幻の魚とまで言われているサクラマスの遊漁も始まります。サクラマスはヤマメが海に下って大きくなって母川に帰ってきたもので、富山県では古くからサクラマスを使って鱒ずしを作ってきました。最近ではすっかり個体数も減ったとのことでしたが、内水面漁協の努力で資源量も増えてきたようです。宇奈月温泉まで上ってくることもあるんですよ。
9月いっぱいはまだ渓流釣りが可能な期間です。
宇奈月温泉街の眼下に流れる黒部川でぜひ釣りをしてみてください。
「宇奈月 釣り」で検索したらこういう本がヒットしました。
子どもたちと釣りをして遊んでいた先生の本らしいですね。
宇奈月小学校フライ教室日記―先生、釣りに行きませんか。
本村 雅宏
フライの雑誌社

フライの雑誌のウェブサイトに詳しい説明がありました。

滝沢卓さんの出演場所追加

2010年08月30日 | 出演者
出演者情報の変更です。
滝沢卓さんの演奏会場を黒部峡谷鉄道宇奈月駅近くの黒部川電気記念館と紹介していましたが、宇奈月グランドホテルもあります。
ホテルロビーコンサートです。
それもいいなあ。
で、整理しましょう。
滝沢卓さんの出演は、9月20日(月・祝)
15:00~16:00
黒部川電気記念館トロッコ電車周辺。雨の場合はいっぷく処。
20:00~21:00
宇奈月グランドホテルロビーです!
2回演奏があります。

トークセッション

2010年08月30日 | 関連イベント
関連イベントのご案内です。
モーツァルト米、モーツァルトビール、モーツァルトタオルを楽しめるイベントが行われます。
場所は、いっぷく処。
9月19日(日)トークセッションが行われます。
モーツァルトの音楽の不思議さ、神秘性に迫りながら、モーツァルトの魅力を解き明かそうというものですが、それほど堅苦しいものではなく、モーツァルト米のおむすびを食べ、地ビール・モーツァルトを傾けながらの楽しく、美味しいトークセッションです。
トークの参加者は、富山短期大学教授、ピアニストの武藤憲夫先生。モーツァルト米や地ビールモーツァルトにに聞かせた音楽の選曲、監修を行っていただいています。
それから、モーツァルト米の生産者、松島一郎さん。
ビールの方は、大橋聡司さん。宇奈月麦酒館の社長さんです。
そして、黒部市民病院神経内科部長にして、自らピアノを奏で、モーツァルトの大ファンだという新井裕一先生。
MCは、ラジオミューのパーソナリティなどで活躍されるフリーアナウンサーの野畑真須美さんです。
いっしょに、宇奈月商工会青年部のみなさんが、「ミニカフェモーツァルト」を開店します。ここで、ビールもおむすびも提供される予定です。
むろん、足湯もそのまま。タオルも使えますね。
この日、この場所だけの贅沢を味わってください。

いっぷく処

2010年08月30日 | 音楽祭について
演奏場所のご案内です。
宇奈月温泉の2番目の足湯は、屋内にできました。いっぷく処という、踏切から変形三叉路に入ったすぐそこの場所です。三角コーナーとでもいえばいいのかな。元は、おみやげ物屋さんだった場所です。ここはイベントの基地みたいにもなっていまして、スノーバーなどもここの前でやっています。
こういうのも見つけました。

電動自転車です。風を感じながら宇奈月温泉を味わうにはかっこうの乗り物ですね。
実は、ほかにもすごいのがあります。
ちょうど、この日は出払っていましたが、何と電気自動車を貸し出しています。オープンカーの、正真正銘の電気自動車。EVですね。くわしくは、黒部・宇奈月温泉観光協会のページでご覧ください。これで、とちの湯あたりまでひとっ走りする人もたくさんいます。

これが屋内の足湯です。混浴です(笑)
風通しがいいので、さわやかにゆっくりすごすことができます。
タオルがない人は、おむかいのお菓子屋さんの転倒にタオル売っていました。

ここだけの話ですが、現在音楽祭のノベルティを制作しているんですが、タオルにしようと考えています。モーツァルト・タオルです。何でもモーツァルトを付ければいいと思っているわけではなく、ちゃんとそれらしさを演出していますので、できあがったらお知らせします。

宇奈月の子どもたちがPETボトルなどを使って作ったトロッコ電車の看板がありました。

お花も気遣いが目に見えるように美しく咲いています。
実は、このいっぷく処の演奏会場は、ちょっと秘密があります。
その話題は、次のエントリーで。

モーツァルト米成育中!

2010年08月30日 | 関連イベント
モーツァルトの曲を聞かせて栽培した「モーツァルト米」は市内の松島一郎さん方の田んぼで稲穂が垂れはじめました。この米は苗の時期に20日間ハウスの中で毎日10時間厳選したモーツァルトの曲を聞いて育ちました。記録的な猛暑にも負けず、すくすく育っています。


2006年から「モーツァルト米」に取り組んでいる松島さんによると、今年は例年より少し早く収穫出来るそうです。音楽祭当日の19日には美味しいおむすびになって登場する予定。

デザイン変更しました

2010年08月30日 | 日記
ブログのデザインを変更しました。
このデザインは、どうもオープニングで音楽が出るようですね。
すみません。
職場なんかでそっと見るときに驚いたりしますよね。
で、ちょっと変更しました。
楽譜が飛んでいて美しいデザインだったんですけれど。

黒部峡谷鉄道宇奈月駅

2010年08月30日 | 音楽祭について
演奏場所を紹介します。
黒部峡谷鉄道宇奈月駅です。
宇奈月温泉の玄関口、富山地方鉄道の方は、宇奈月温泉駅。「トロッコ電車」の愛称で知られる黒部峡谷鉄道は、「宇奈月駅」です。
1年中たくさんの人が訪れるこの場所は、宇奈月温泉の中でも最も賑わいのある場所です。
ここでも演奏が行われます。
youtubeのPVでも、この宇奈月駅のホームが出てきます。撮影の時には、コンコースでも演奏したんですよ。
黒部峡谷鉄道では、最近、こういうお猿のマスコットキャラクターを使っています。かわいいですね。

こんなものもありますよ。

駅から黒部川をはさんで、弥太蔵谷が見えます。この谷には、黒部川流域で最初に作られた発電用堰堤があります。
最近では、キャニオニングというネイチャーアクティビティにも使われているようです。ときどき、ウェットスーツとライフベスト、それに、たくさんのロープをもった人が入って行かれるのを見かけます。こういう画像を見つけました。youtubeにリンクします。黒部キャニオニング

黒部にはいろいろな表情がいっぱいです。
音楽祭でまた新しい表情が生まれればいいですね。