見渡すと世の中、けっこうモーツァルトにあふれています。
富山県オペラ協会の第1回オペラ公演は、10月9日に富山県民会館で行われるのですが、演目は「フィガロの結婚」。管弦楽は、モーツァルト音楽祭でも活躍していただく富山シティフィルハーモニー管弦楽団です。富山県オペラ協会は、富山県でオペラを制作上演しようと安念千重子さんをリーダーに昨年結成されたもので、1月のファーストコンサート「ニューイヤーオペラガラコンサート」に続いて、いよいよオペラの上演となったものです。
それから、12月11日には、松本幸四郎さん演出出演による「アマデウス」が富山市のオーバードホールで上演されます。モーツァルト役は、武田真治さん、コンスタンツェ役は内山理名さんです。松本幸四郎さんは、もちろん、サリエーリ。
モーツァルトは、こんなにも世界中の人々に深く愛されると思っていたのでしょうか。
松本幸四郎さんほどの凄味はありませんが、サリエーリの似顔絵を描いてみました。
どうなんだろう。もっとすごみがあるかな。
サリエーリもその奔放な性格と破天荒な行動を嫌悪しながらも、その音楽には「神の声」を見たというモーツァルト。今もなお、受け継がれるのは、超越したものだったからでしょうか。