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昔の薔薇シリーズ。
これはピエールドロンサールです。
見てすぐわかる庶民の味方の優秀なつる薔薇です。
私はあまり賢くないので言われたままを信じるタイプです。
大多数の意見にはそれなりの正当性があるし、結局それでうまく行ったりするので好みは別としても信頼をおいています。
テレビや新聞、本や雑誌、はたまたSNSでの情報も、そういうものなのかと自分の中に取り込んで暮らしておりました。
ですが、その情報と自分の肌感覚がズレていることも結構あります。
最近は「今や3組に1組は離婚する時代」みたいな文言を見かけることもあります。
私は5組に1組は離婚するみたいな内容だったような気がしますが、そもそも離婚率とはその年の離婚数をその年の婚姻数で割って出すものの模様です。
その数字が表すものは意味不明ですよ。
そりゃー、人口も減ってるし、若い人は結婚しなくなってるんだから母数も減るでしょう。
ずっと不思議だったのです。
3組に1組が離婚っていうけれど、私の友達には一人もいません。
職場まで範囲を広げるとポツポツといるらしいという程度で、超少数派です。
国税庁が出している統計では、1年間勤務した給与所得者の日本人の平均年収は461万円(男性567万円、女性280万円)らしいです。
こんなような数字をたまにみかけることがあるけれど、どーなんですかコレ。
ちなみに中央値になるともっと下がって350万円(男性400万円、女性303万円)だそうです。
働き手としては男性の平均年収よりも高かった私でも、消費者としては平均的なステージには全然辿り着いていないし、先行きの見通しも立っておらず経済的に厳しい身の上です。
なーんか色々違うんじゃないかなーともやもやを感じます。
貯蓄額も、厚生労働省の調査によると、60歳代の世帯貯蓄平均は役1461万円とのことです。
一方ある生命保険会社の調査によると60歳代の平均貯蓄額は3454万円。
生命保険会社の数字の方が、私の見ている範囲の実態に合っているような気がします。
それも家を持った上での貯蓄。
多数派なはずの280万円の年収の女性たちとは一体どこに?
私が無知なせいもありましょうが、政府が出す数字やテレビやネットなどで語られる世界と自分の間には随分隔たりがあると思う今日この頃です。