「まだ梅雨前だというのに、ニイニイゼミがよく鳴くね?」「・・・?」 こういうやりとりから始まって、とうとう耳鼻咽喉科に通うはめになった。
当初は、耳元で5匹ばかりのニイニイゼミが鳴いていた。7回ほどの通院を経て、今では、3匹ばかりが窓の外で鳴いているように聞こえる。
病院に行くと毎度点滴がある。そして、炎症どめや血行をよくする薬を与えられる。
30分も注射針を刺されたまま放置される点滴は、恐怖の初体験だ。血管に注射されるとき、針が抜かれるときには額に脂汗が浮く。それ以上に、注射針が血管に刺さっているという30分余りがとにかく怖い。先天的・後天的に注射がダメなのである。
この病気の場合、ストレスによる血行障害が悪さをすると考えられているので、炎症どめ、ビタミン、血行をよくする薬を飲む。
「体中の血行がよくなりますよ。」と、意味深な笑みを浮かべた主治医の悪戯っぽい目の意味するところが、ようやく理解できかかっているというのに、症状には、未だ、さほどの改善が見られない。
困った・・・。
当初は、耳元で5匹ばかりのニイニイゼミが鳴いていた。7回ほどの通院を経て、今では、3匹ばかりが窓の外で鳴いているように聞こえる。
病院に行くと毎度点滴がある。そして、炎症どめや血行をよくする薬を与えられる。
30分も注射針を刺されたまま放置される点滴は、恐怖の初体験だ。血管に注射されるとき、針が抜かれるときには額に脂汗が浮く。それ以上に、注射針が血管に刺さっているという30分余りがとにかく怖い。先天的・後天的に注射がダメなのである。
この病気の場合、ストレスによる血行障害が悪さをすると考えられているので、炎症どめ、ビタミン、血行をよくする薬を飲む。
「体中の血行がよくなりますよ。」と、意味深な笑みを浮かべた主治医の悪戯っぽい目の意味するところが、ようやく理解できかかっているというのに、症状には、未だ、さほどの改善が見られない。
困った・・・。