旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

楊貴館

2005年07月27日 10時10分40秒 | Weblog
『この日曜は周防長門の油谷湾でくつろいだ。

妙見山の千畳敷や棚田を眺めてから、その夜はちょいと足を伸ばして、仙崎港に面した小奇麗な店で海鮮料理を食べた。サザエの刺身に、うに・いくら飯、刺身の盛り合わせや、鯛の兜煮を肴に冷たい吟醸酒ということで、もうたまらないようなひと時だった。宿泊は油谷湾を一望するホテル「楊貴館」であった。窓から一望できる油谷湾と家族風呂が特に良い。最近の流行なのであろう、浴衣は自分で選ぶのだ。

翌月曜は、伝説の「楊貴妃の墓」(楊貴妃には油谷湾で最期を迎えたという伝説がある。)に行ったり、サーフィンを楽しんでいる若者たち以外に人気がない、二位の浜海水浴場や大浜海水浴場で砂と戯れたり、雄大な「川尻岬」や辺境「俵島節理」を散策したりで、自然の息吹を感じることができる小旅行とあいなった。

あの辺りは、余りひとの手が加わっていないから、自然のままだから…良い。』