大學の同窓会から母校にエールを送るように依頼された。諸先輩を差し置いて高いところからエールの音頭を取る名誉に浴するのは、今回で3回目になる。多分、諸先輩方のノスタルジアがなせる業なのであろう。懇親会の余興のようなものなのだが、高齢の先輩たちの受けがいいのだそうだ。今年もリクエストをいただいたということらしい。実は小生、母校の応援団に籍を置いたことがある。
時は流れて、学ラン(学生服)に時代錯誤的な帽子の応援団は、残念ながら既に過去の遺物になってしまった。数年前にはバラエティ番組で、母校の応援団が存亡の危機にあることを、面白おかしく取り上げていた。一方で、チアガールや吹奏部は希望者殺到で、入部待機者が続出しているとか…。質実剛健がキャッチフレーズの大學であったから、なお更時代の移ろいを実感する。
幹事から、口上も時間無制限で好きなようにやってもいいとは言われたが、出席者全員の前で好き勝手な口上をやるわけにもいかない。昼の記念式典には著名な政治家や学長も列席するので、そのまま懇親会までとどまる可能性だってある。1回目は、県議や市議、市長の前で済んだが、2回目の昨年は、来賓の元厚生大臣の前で声を張り上げた。同窓会というものは、それなりの序列社会だから、今回のように大物政治家や学長が出席するとなると、単なるエール以外に、相応の謝意をも表せねばならない。権威に弱いわけではないが、同窓会だけは別物だ。諸先輩に配慮した口上を思案中である。
時は流れて、学ラン(学生服)に時代錯誤的な帽子の応援団は、残念ながら既に過去の遺物になってしまった。数年前にはバラエティ番組で、母校の応援団が存亡の危機にあることを、面白おかしく取り上げていた。一方で、チアガールや吹奏部は希望者殺到で、入部待機者が続出しているとか…。質実剛健がキャッチフレーズの大學であったから、なお更時代の移ろいを実感する。
幹事から、口上も時間無制限で好きなようにやってもいいとは言われたが、出席者全員の前で好き勝手な口上をやるわけにもいかない。昼の記念式典には著名な政治家や学長も列席するので、そのまま懇親会までとどまる可能性だってある。1回目は、県議や市議、市長の前で済んだが、2回目の昨年は、来賓の元厚生大臣の前で声を張り上げた。同窓会というものは、それなりの序列社会だから、今回のように大物政治家や学長が出席するとなると、単なるエール以外に、相応の謝意をも表せねばならない。権威に弱いわけではないが、同窓会だけは別物だ。諸先輩に配慮した口上を思案中である。