旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

教養について

2007年11月13日 20時35分28秒 | Weblog
○大卒だか狂大卒だか、よく勉強ができた人は教養のみで勝負する傾向が強いようです。こういうのを糞野郎と言います。勉強ができるということと人格、頭が良いか悪いか、あるいは仕事ができるかどうか、創造性があるかどうかは全くといってよいほど関係がありません。

日本の大学入試が過去、言語情報の処理・分析能力のみの試験に偏重してきたから、このような百科辞典みたいな糞野郎が、社会に出ても教養を振り回す。教養や出身大学を売りにしている人の最大の欠点は他人を見下していること。社会がそれを許してきたのだから仕方がないといえばしかたがない。

これからのマネージャーに必要な資質は、自分よりも優秀な人間をマネージメントできるかどうかにあります。したがって、自分よりも優秀な人材をマネージメントできない人は自然に淘汰されます。教養や出身大学を鼻にかけるような糞野郎にそんな高度なマネージメントができるはずがありません。

「待てば海路の日和あり。」 そんな自分本位の糞野郎は適当にあしらって、仕事に励むことです。力をつけることです。本当の教養を涵養して他人様のお役にたつ様な人間になることです。

徒然なるままに

2007年11月13日 01時15分20秒 | Weblog
    鈴木清順




鈴木アナウンサーのお兄さん、清順さんですよね。枯れているのに品がいい老人役でよくドラマに出ていましたね。浮世絵師ねえ、作務衣かなんか着て俯き加減で筆を採っている姿が目に浮かびます。白いやぎ鬚でしたねえ、著名な映画監督であることを知ったのはかなり後になってからのことです。木訥で上手くはないけれど、いい味出していました。ドラマの題名ですか?私も「ご存じありません。」

うーん、「火宅の人」ですか、身につまされました。壇一雄でしたね。壇ふみのお父さんです。ふみちゃんらしき娘が小説の中に登場します。あんな書かれ方をされると、縁遠くもなりますわね。 そういえばその昔、壇作「夕日と拳銃」を工藤堅太郎のテレビドラマで見ました。「若しゃま」カッコ良かったですね。ところで、工藤さん最近見かけません。お元気なのでしょうか。

煙草を吸ってスリムだった云10年前、たまに山崎努に似ているといわれました。煙草をやめた10年前には、ごくたまに緒方拳に似ていると言われたものです。それが今じゃ、フランク永井だの日本料理の神田川に似ているだのと言われます。煙草をやめるとろくなことがありませんね。もっとも、2度と吸おうとも思いませんが。

緒方拳の作品といえば「鬼畜」、ドラマでは「なにわ金融道」の社長役で、小林薫ともどもいい味出してました。中年の男はああでないといけませんね。島木の「死の棘」、面白くないから、その昔放り投げちゃいました。年齢も近くなってきたことだし、もう一度読んでみようかな・・・。