旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

血圧が・・

2011年04月03日 08時55分38秒 | Weblog
この1週(20日~26日)は、うち4日間を耕作に励んだ。そして、昨日久しぶりに血圧を測ったら、な、なんと!下が100を下回り上も150前後という快挙。短絡的に高血圧の原因の多くが運動不足にあったのではないかと、主治医の先生にいわせると「自分に都合がよいように解釈する癖」に傾きかかった。

糠喜びに終わらないように気温と血圧の関係に思いを巡らし、最近、甘いものを控えているというカロリー摂取との兼ね合い、ストレスの度合い、皮下脂肪と血圧の数値等の検証を経て摂生に励み、まずはこの辺りの血圧に軟着陸したうえで善後策を練る。こういう方向性を打ち出した。

その矢先、母親と食事にでかけることになった。餃子2人前、中華丼、チャーハン、ラーメン、ふかひれスープ、鳥のから揚げにビールという約5人前のうち約3人前を食べざるを得なくなった。料理をたのんだ母親自ら「せっかく注文したんじゃけえ、もったいない、全部食べんさいや。」というご神託だ。

箸がとまると母親から「まあ、あんた、昔からよお食べよったじゃない。どっか身体でも悪いんじゃないんね?」と心配される。無用の心配をかけないために食べざるを得ない。悪友たちから「はやとさん、今日は飲まんねえ。どこか身体の調子でも悪いんじゃない?」と言われれば、悪友たちに無用の心配をかけないために飲まないわけにはいかない。

最近では、私はどうも本態性の高血圧症(原因が解からないから本態性という)ではない。過剰なカロリー摂取と運動不足という人為的な原因による高カロリー摂取性の高血圧じゃないかと考えるようになった。

難物

2011年04月03日 08時11分45秒 | Weblog
ようやく種イモを植え終えた。畑の約2分1をサトイモとジャガイモのために割くことになってしまった。粘土質の土が乾いて、まるで石のように固いので土を砕く手間がかかる。この難物には当分手を焼きそうだ。

「いやあ、この粘土質の土が『ナンブツ(難物)』ですねえ?」と隣の菜園の奥さんに声をかけたら「あっつ、『ナンモノ』ね。」という返事が返ってきた。あれ、難物って正しくは「ナンモノ」と読むのかと感心してわが身の勉強不足を恥じたものの、何かが引っかかっていた。

1週間も経った昨日になって角川の国語中辞典に当たってみた。「なんもの」に該当する語がない。自慢の日本国語大辞典全20巻に当たってみて、難物(なんぶつ)とは取り扱いにくい事物・人をいい、難物(なんもの)とは難点がある商品をいうことを確認した。私の表現は誤っていなかった。