細い蛍光ペンで縁取りをした花びらに、
暗赤色のグラデーションを流し込み
幾重にも重ね合わせたそれは、
まるで熟練した和菓子職人の逸品を思わせる出来映え.
思わずチラシのキャッチコピーみたいな
安っぽい表現になってしまったけど
この発色や造形は、見る人の視線をキャッチして
なかなか外させない
強烈なインパクトがありますね
花言葉の一つ「可憐な愛情」は、太陽神アポロンに対する
一人の少女の一途な愛情からきたもの.
アポロンを見つめる真っ直ぐな視線は、
そのまま花となってもまだ太陽を追い続ける
そして別の花言葉「嫉妬」や「絶望」「悲嘆」もまた、
アポロンを愛した一人の女性の
真っ直ぐな視線からきたもの
陽の恵みを与えてくれる太陽は、また その陽によって
影をも作り出す
太陽神アポロンに罪はないんだけどね..
いや、
やっぱり罪なやつか…