日の出とともに咲き
朝露が消えるころ、ひっそりと萎む
この花を見ると思い出すのが、豊臣秀吉の辞世の句
「露と落ち 露と消えにし わが身かな 難波のことも 夢のまた夢」
あれだけ波瀾万丈な人生をおくった天下人でさえ
その人生は一滴の露にすぎなかったと..
世の中に咲く花の99.99%は
誰の目にも触れること無く
ただ、花開き枯れていくのでしょう
人の「生」も、きっと同じようなもの
それでいいと、そう思います
日の出とともに咲き
朝露が消えるころ、ひっそりと萎む
この花を見ると思い出すのが、豊臣秀吉の辞世の句
「露と落ち 露と消えにし わが身かな 難波のことも 夢のまた夢」
あれだけ波瀾万丈な人生をおくった天下人でさえ
その人生は一滴の露にすぎなかったと..
世の中に咲く花の99.99%は
誰の目にも触れること無く
ただ、花開き枯れていくのでしょう
人の「生」も、きっと同じようなもの
それでいいと、そう思います
昨年、一昨年と「鰻が食べたい!」と思いつつなかなか食べだせず
今年ようやくありつけることができました
もちろんスーパーのパック等でよければいつでも食べられるのですが
せっかくの鰻、どうせなら本物をと思ってるうちに月日が経ち..
今年、ついに意を決し少し離れた町にある
初めていくお店で頂いたのですが
めちゃめちゃ美味しかった..
ふっくらとした焼き上がりに甘すぎないタレ
そして自家製らしき山椒の舌にピリッとした味わい
もう、季節なんて関係なくまたすぐにでも行きたい!
と、冒頭から鰻のことを力説してるわけですが
「鰻の蒲焼き」の「蒲」
それがこれ「蒲の穂」
むかし、鰻の蒲焼きは今のように身を捌かず
ぶつ切りにしたものを棒に刺し、そのまま焼いていたそうです
そうして焼き上がった風情が「蒲の穂」に似ていることから
「蒲焼き」となったそうです
こうして見ていると
また食べたくなってきました..
去年見つけた場所で今年も花を咲かせていました
「臭木」
独特の匂いからそう名付けられたそうですが
食べられなくもないそうです
去年の日記に、自家受粉を避けるこの花のシステムを記しましたが
いま振り返ってもやっぱり面白いなぁと思います
日記の日付は9月の半ば、
今年はやっぱり花が早いようです
ミョウガと名がつきますが「茗荷」とは関係なく
こちらはツユクサ科の植物、食べても忘れっぽくなることはなさそうです
白く小さな花が愛らしいですね
茗荷は「忘れっぽくなる」と言われますが
科学的には記憶障害との因果関係はなさそうです
自分の名前を覚えられないお釈迦様のお弟子さんからきているのですね
子どもの頃、夏の間はもっぱら素麺がお昼ご飯でした
そして毎回母が「忘れっぽくなるよー」と言いつつも
山のように刻んだ茗荷を食べさせられてた記憶があります
今でも物覚えが悪いのは、きっとそのときのせいです
そんななんでもない夏の日のことを
いまでもよく覚えています..
なんていうか..
夏があっという間もなく終わってしまったような..
今朝は出勤する間、外気温がついに20度を下回ったままでした
ワイシャツだけでは肌寒いを通り越し「寒い!」に近い感覚
まさか、このまま秋へと突入するのか..
そう考えると生来の天邪鬼な性格がムクムクと湧き上がり
どこかに夏の名残がないかと探し出す始末
夏真っ盛りのとき、あれだけ「早く夏が終わらないかなぁ」と
ワイシャツの襟元をパタパタさせていたのがもう懐かしく感じる..
(たぶん先週のことだょ、それ..)
お盆前にこの向日葵の写真を撮ったときも
ものすごい暑さだったことを
遠い昔のように感じます