♪マグカップ日和

  
桧原運動公園付近の

お散歩日記です。。

ホオノキ

2019-04-26 14:29:38 | 植物

 

平日は仕事を終え、晩ご飯の後に散歩するので

もっぱら暗がりでの散歩となります

 

暗がりだと視界からの情報が少なくなる分、

嗅覚がするどくなるのか

街灯の途切れた公園を歩いていて、

そこだけ強烈な甘い香りをキャッチしました

 

どこだろう? 何の香りだろう?

 

香りを頼りに辺りを見回してみると

見つかりました

 

 

「朴木(ホオノキ)」

この葉を使った朴葉焼きが有名ですね

 

 

「いちご風味のあめ玉のよう」といった感じの

とっても甘い香りを放っていて

夜間に遭遇したせいもあり、それはとても妖しい香りで

まるで、夜 眠れぬ者たちの

「生」を刺激しているかのようにも

感じました

 

季節は夜も、動き続けていますね

 

 

 


ツツジ

2019-04-23 14:24:47 | 植物

 

こうしてあらためて見てみると

たしかに上方の花びらにだけ斑点がある.

 

 

小学生のころ、校庭に咲いていたツツジの花を

花ごとむしってはその根元をちゅうちゅう吸っていました

最初の一瞬だけ感じる甘い蜜の味.

そんな経験から、あの蜜は当然花の真ん中にあるもの

とばかり思っていたら

 

違いました..

しかも「ここにあるんだよ」というサインまで

花に表面にあったなんて..

 

虫媒介のこの花は主にマルハナバチがその役目を担っていますが

そのハチが蜜を吸っているところをよく見てみると

上方の花の根元にばかり口を寄せています

よくよく見てみると、ツツジの花は一番上の花びらだけ

付け根が少しくびれています

そして蜜はその花びらの根元にこそ備わってるんですね

 

マルハナバチは、まずツツジの上方の花びらにある

蜜標を見て接近し、その一番上にある花びら、

くびれた一点にだけ集中して蜜を採取する.

なんて効率的な奴なんだ、と感心していると

なんと、ツツジも採られっぱなしというわけではなく

数本ある雄しべの、一本だけ短い雄しべを

そのくびれの部分にそっと忍ばせ

まんまとマルハナバチの身体に自らの花粉をくっつける

 

すごい!

 

なんて手の込んだ、考え抜かれた仕掛けなんでしょう

マルハナバチはツツジを出し抜いているようで

実はツツジの思惑通りに誘導されていたんですね

 

それを知った上でこの花をもう一度見てみると

ちょっとだけ、空恐ろしいものを感じました..

 

 

 


蓮華草

2019-04-17 14:21:31 | 植物

 

 

この花を「れんげ」と呼んで育った自分にとって

初めて「げんげ」と聞いたときは、「どこの方言だょ」と

訝しく思ったりもしました

子どもの頃に習った「春の小川」にも「れんげ」と出てくるので

当然のように思っていましたが、

正式名称は「げんげ」なのですね

 

この季節、どこの田んぼにも当然のように咲いているので

てっきり天道生えかと思っていたら、

これも農家の方がちゃんと種を蒔いていたとのこと.

 

いつも当然のように目にし、耳にしていた花なのに

知らないことだらけでした..

 

 

今朝、通勤する車内のラジオから

SMAPの「世界に一つだけの花」がかかっていました

「ジャニーズ」に特別な思い入れはありませんが

久しぶりに聴くSMAPの声とこの曲の歌詞に

少し感動しました..

 

 

 

でもね..

 

歌詞の中に「争うこともしないで」とあるけど..

 

 

植物は、けっこうエグいやりかたで

日々、生存競争を生き抜いているんだょ

 

 

 


ダッチアイリス

2019-04-15 14:07:19 | 植物

 

ときどき自然は、思わぬ風景を見せてくれます

 

 

 

撮ってるときは気がつきませんでしたが

日記に載せようと思い、パソコンで画像を開き

大きな画面で見てみると..

 

 

桜が乗ってる・・・

 

 

まるで撮影するためにちょこんと置いたように収まりよく

いかにも「乗せました」っぽく写っていますが

自然にできた光景です

 

 

 


ハルヒメ

2019-04-12 14:00:16 | 植物

 

わからないのです

 

何度見ても、ネットや本で調べてみても

やっぱりわからないのです

 

これは、ハルジオン? ヒメジョオン?

 

 

判断がつかないという人は他にもいっぱいいるようで

ネットを覗いてみると、その判別法がたくさん出てきます

しかしそのどれもが当を得ないというか、

どちらにも通ずるような内容で

最終的には茎を折ってみると一目瞭然のようですが

ただ確認するためだけに茎を折るのもなぁ..

といったかんじで

結局いまだに判断がつきません..

 

 

ただ、

一つ言えることは..

 

この花で「花占い」をしようという気には

とうていなれない、ということです..