この夏は巣ごもりの夏でした
仕事以外の外出は控え、生活に必要な最低限の買い物を済ませ
家で過ごす日々.
軽い運動は推奨されていたので時間を見つけてはお散歩していましたが
道沿いに咲く花々を見ていると、人の流行病なんてどこ吹く風
いろんな花が季節をなぞるようにちゃんと顔を覗かせていました
牡丹灯籠に描かれた牡丹がどんな牡丹なのかはわからないけど
お札を貼って巣ごもりしていた新三郎が、自分の命よりも愛しい人への想いが大事と
自らお札を剥がして外へ出て行く気持ちは、この夏の経験からも
なんとなくわからなくはないです
キャンプにバーベキューに海水浴
モコモコの入道雲を窓の外に眺めながら部屋で悶々と過ごすくらいなら
新三郎ではなくても「腹いっぱい遊んで死んだ方がマシだ!」
そんな心の声が、あちらこちらで聞こえてきそうな
そんな夏の終わりです..