♪マグカップ日和

  
桧原運動公園付近の

お散歩日記です。。

宿

2018-11-29 14:01:12 | 植物

この画像を見て何を撮りたかったかわかりますか?

 

 

もう少し寄ってみて

 

 

画像の真ん中付近、枝の先が妙にこんもりと茂った部分

「宿り木」です

 

まわりの葉が落ちてしまえばもっとわかりやすかったのですが、

そうなるまで待ちきれず、先ほどお昼休みに撮ってきました

平尾の一本木公園、正確にはその隣の宇賀神社の敷地内に宿主となる木があります

以前から鳩やカラス、雀が集う賑やかな木で、そのせいか長い間ずっと

鳥の巣だとばかり思ってました

 

粘着質な果実を持つ宿り木の種は、鳥に食べられても消化されず、

そのまま糞として止まり木に付着します

そこから宿主に寄生し、1年に約1cmととてもゆっくりしたペースで成長していきます

 

西洋ではとても縁起の良い木とされていて、クリスマスの飾りに利用されたり

「宿り木の下で口づけをすると永遠に結ばれる」や

「宿り木の下で友が出会えば幸せになり、敵が出会うと戦いをやめる」といった

ロマン溢れる伝説がいくつもあります

ただし、これからクリスマスにかけ、ただロマティックを求めて

女性がこの木の下へ行くのはご注意ください

なぜなら「クリスマスのころ、宿り木の下にいる女性は、

あらゆる男性からのキスを拒んではいけない。もし拒否すると、

その後1年間、恋愛のチャンスを失う」

という男性にとって嬉しい掟があるからです..。

 

どうぞ覚悟してお越しください

 

 

 



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