控えめ予算の旅の記録

男ひとり旅ならではの少々過酷な旅。いっぱい旅したいので1つ1つの旅は低予算。それでいて充実した旅を目指します。

あれから19年、信越本線 廃線跡をゆく

2017-02-26 15:56:00 | 青春18きっぷの旅・冬の上越&上州編
草津温泉から始まった「青春18きっぷの旅 2016冬 2日目」

“深夜の湯畑” 鑑賞に始まり、草津熱帯園、西の河原公園を慌ただしく観光し、なんとか バスの出発時刻に間に合う。

10:15草津温泉→(JRバス関東)→10:43長野原草津口

11:12長野原草津口→(吾妻線・普通)→11:17川原湯温泉

一時、世間を騒がせた“八ッ場ダム”の底に沈んでしまう「川原湯温泉」を訪問。

かつての温泉街は、ほとんどが取り壊され、ダムの完成に向けて、最終段階に入っている事を 目の当たりにする。

ここでも、最後は 慌ただしく、走って駅に向かい、13:18発の列車に 間に合った。

13:18川原湯温泉→(吾妻線・普通)→14:53高崎

一気に「高崎駅」まで戻って来た。

20分弱の 乗り換え時間を利用して、天ぷらそばを食す。

考えてみれば、宿を出発してから、饅頭以外 何も食べてなかった。

駅構内にある 駅弁屋 上州 という売店では、横川の名物「 峠の釜飯 」が販売されている。

ひさびさに食べたくなってしまったが、これから その峠の方に向かうので、そっちで頂く事にする。

というワケで、今回の旅 最後の観光地である 横川 へと向かう☆

15:12高崎→(信越本線・普通)→15:45横川

草津温泉や川原湯温泉での 努力の甲斐もあって、なんとか 明るいうちに「横川駅」に到着する事ができた。

数日後に 冬至 をひかえ、今は1年で最も 昼の時間が短い
ゆえに、あと1時間もすれば、外は 真っ暗であろう。


それはさておき、高崎駅から延びる 信越本線は、ここ 横川駅で 行き止まり となる。

かつては、ここから 軽井沢駅にかけて、信越本線 最大の難所とも言える “碓氷峠越え” が始まったのだが、
1997年(約19年前)に、現・北陸新幹線が長野駅まで 開業したのと同時に、信越本線の 横川~軽井沢駅間は、廃止 となってしまった。

という事で、信越本線の線路は、ここで おしまい となる。

この先に待ちかまえている 碓氷峠。

在来線の列車で越える事は、もはや不可能。


在来線の列車で、碓氷峠を越えられたのは、過去の話となってしまったが、実は 少し先へ進むと、かつての信越本線の線路が残っていたりする。

しかも、遊歩道として、歩いて散策が可能!

それが「アプトの道



横川駅を出発すると、まず その先にあるのが「 碓氷峠鉄道文化むら

碓氷峠越えで活躍した 様々な車両が展示。

中に入らなくても、外から 多少 見る事ができる。

廃線となった 信越本線の下り線路を利用して、トロッコ列車の運行も行っているらしい。

↓↓が そのトロッコ列車。


今回は(も) 遊歩道となった上り線路を歩いて散策する事にする。



鉄道文化むらを過ぎると・・・

かつての信越本線の、列車が走っていた頃と、ほぼ変わらぬ光景が目の前に現れる!

軽井沢へと続く線路が しっかりと残っている!!

人によっては、感動モノですねっ!

右側が遊歩道になっていて、かつての線路の上を歩く事ができる。

左側の線路は、歩いてはいけません!
トロッコ列車が運行されたりします。

さすがに、軽井沢駅まで トロッコ列車は運行されないが、かつての “碓氷峠越え” を彷彿とさせる光景。


明るいうちに、行けるとこまで 行ってみよう!



つづく

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